2018年11月現在で安値で買えそうな高配当銘柄をご紹介します。直近で世界的な株安が続いており手を出しにくい状況に加え指標としているRSI20%以下にあたる大型銘柄はなく、今回ご紹介する銘柄もしっかりと株価が下がった時を狙って購入するのがよさそうです。
目次
11月末で配当権利落ち&今後高配当が予測できる銘柄をご紹介
毎月、SBI証券のスクリーニング機能で、
・配当利回り4%以上
・RSI20%以下
で検索を行なった銘柄をご紹介していますが、今回は対象の銘柄が存在しないため趣向を変えて
・11月末で配当権利落ち銘柄(タカラレーベン・インフラ投資法人投資証券、大江戸温泉リート投資法人投資証券)
・今後高配当が予測できる銘柄(三菱商事)
をご紹介します。
前月の予想結果は?
前月は、おすすめ銘柄として住友商事をご紹介しました。

住友商事 (8053)取得目標株価は@1,700円
ご紹介後に株価が1,703円程度まで下がったため購入しましたが、現在株価は1,719.5円(前日+26(+1.54%))で本日時点で株価が回復してプラスになっていますが、原油安などの影響で軟調な傾向です。
配当金は年7,500円税引き前であることに加え、業績自体も好調なため様子を見ていきたいと思います。

先月1,812.5円(18/09/14 15:00終値)から、現在値は1,713.5円(18/10/31 15:00終値)と100円程度下げています。
▼直近の株価の推移
昨日あたりでゴールデンクロスしており、テクニカル的にも期待が持てます。
以下は、今月の安値で買えそうな銘柄です。
タカラレーベン・インフラ投資法人投資証券(9281)取得目標株価は@108,000円。年間配当利回りは6.56%。 税引き前年間7,342円分配予測。
タカラレーベン・インフラ投資法人投資証券は、タカラレーベンに太陽光発電設備を賃貸し、収益を上げている投資法人です。J-REIT銘柄で年間分配金利回りは6.56%ととても高配当です。
※直近2期の配当予測3,711円(2018年11月期予想)、3,631円(2019年5月期予想)を合算して計算。
この投資法人の特徴として、太陽光発電設備を25物件扱うものの発電量によって収益を得る変動部分はわずかで、ほぼ設備を賃貸する固定費が収益となっており、今後も安定した分配金が予測されます。
直近の分配金の権利落ち日が【今月11月28日(水)】となっており、今期分配金程度は下落が見込まれます。
直近の安値である@108,000円まで落ち込めば購入してもよいかなと思います。
大江戸温泉リート投資法人投資証券(3472)取得目標株価は@84,000円。年間配当利回りは5.56%。 税引き前年間4,845円分配予測。
大江戸温泉リート投資法人投資証券も上記同様、J-REIT銘柄です。こちらも年間分配金利回りは5.56%と高額なリターンとなっています。
※直近2期の配当予測2,435円(2018年11月期)、2,410円(2019年5月期)を合算して計算。
こちらも直近の分配金の権利落ち日が【今月11月28日(水)】となっており、今期分配金程度は下落が見込まれます。
年初来安値である@84,000円まで落ち込めば購入してもよいかと思います。
三菱商事 (8058)取得目標株価は@2,935円。年間配当利回りは4.13%。 税引き前年間12,500円分配予測。
三菱商事は11月に発表した第2四半期決算で、売上・各利益ともに前年2桁増の力強い決算を発表しました。
さらに業績見通しを鑑み配当予測についても前年よりも15円増となる年間125円の配当となっており、配当利回り4%を突破しました。
ただ、株価について原油安などの影響などを不安視しており、下落が続きます。再度直近安値である2,935円が購入してもよいかなと思います。
まとめ
タカラレーベン・インフラ投資法人投資証券、大江戸温泉リート投資法人投資証券はすでに1株ずつ購入しているため、今回権利落ちで安値になったとしても購入はしないと思います。
一方で、三菱商事は今後の中期経営計画で配当性向を35%に引き上げることを発表しており、さらなる増配が期待できるため、安値を狙って購入していきたいです。


以上です。
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