皆さん、こんにちは😃
高配当株の投資を考えている方でしたら、商船関連の企業は気になっているのではないでしょうか?
かくいう私も商船会社の直近の配当金が魅力で、気になっております笑
本日は、商船3社である
・商船三井
・日本郵船
・川崎汽船
を配当金目当てで買っても良いのかをみていきます!
まずは各社の基本情報を見ていきましょう!
商船三井について
商船三井は、海運大手の企業で三井グループの一角です。鉄鉱石船、タンカー、LNG船中心に不定期船に強みを持っております。
コンテナ船は他2社と合同で出資したONEに統合して運営をしています。
配当金については、
【配当】 配当金(円)
21. 3 135
21. 9 300
22. 3 900
22. 9 300
23. 3予 250
23. 9予 150
24. 3予 120
=========
予想配当利回 16.95%
となっており、超高配当ですね!
日本郵船について
日本郵船は、海運で国内首位の時価総額を有する企業です。陸空運強化しており傘下に郵船ロジ、日本貨物航空など総合力に強みがあります。
【配当】 配当金(円)
21. 3 180
21. 9 200
22. 3 1250
22. 9 1050
23. 3予 160
23. 9予 180
24. 3予 90
=========
予想配当利回 17.38%
配当金も商船三井と同様に高配当ですね。
川崎汽船について
川崎汽船も上記2社に比肩する海運大手3社の一角です。電力炭船、自動車船等に強みを持っています。
【配当】 配当金(円)
20. 3 0
21. 3 0
22. 3 600
22. 9 300
23. 3予 100~300
23. 9予 100
24. 3予 150~200
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予想配当利回 7.75%
配当金については、先の2社よりか見劣りしますが、それでも7%の還元です。
なぜ、直近の商船会社の株価は爆上げしたのか?
それでは上記海運3社はなぜ株価・配当金が爆上げたのでしょうか?
ご存知の方も多いと思いますが、3社が合同で運営するONEの業績=バラ積みコンテナの輸送単価が跳ね上がったことにあります。
・コロナで空路が利用しづらい
・コロナで家具、インテリアなど物の需要が増えた
ことから海運のニーズが高まり、輸送コストに転嫁され業績を上げたようです。
ただし、これは一時的なものであり、今期後半からは軟調になってきているようです。
上記の通り、かなり下落していることがわかると思います。
海運3社の課題
上記の通り、3社とも大きく儲けを出してはおりますが、
利益が出せる仕組みが構築できているわけではなく、一時的な事象であることがわかると思います。
そのため、配当金目当ての長期の投資はしづらいかなという状況です。
ただ、今回の事象は一時的なものであることは3社とも承知しており、
継続的な利益を出す仕組みを検討しているのは共通のようです。
事業ポートフォリオを多角化して、安定した利益が出せる体制になっておれば、とても魅力的な企業だと思いますので、
今の過熱感のある状況が落ち着いた後でゆっくりと判断すれば良いように感じます。
まとめ
海運3社の配当金は魅力的ですが、今後も継続しては難しいことがわかりました。
企業として海運事業が直近でなくなることはないとおもますので、継続的な利益が出せる体制が見え、株価が十分に割安になったタイミングで購入したいですね。
以上です。
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