THEO(テオ)は、申し込み時に指定するリスクの許容量などに応じて、最大30種類以上のETF(上場投資信託)を組み合わせて分散投資をしています。
個別株、債券、不動産、金、などの様々な金融資産にリスクを分散した投資ができますが、実際どんな銘柄に投資されているのでしょうか。
実際に私が運用しているTHEOアカウントで投資対象となっている13銘柄を調べてみました。
目次
私のTHEOポートフォリオ
まず、私はTHEOの設定上、リスクを最大限に取った運用をしています。
上記の通り株式などリスクの高い資産に投資するグロースセクションの割合が68%となっています。
長期投資のため、あまり気にしないようにしてますが、今回のコロナショックの影響で3月17日時点で11.75%の評価損となっています。。
THEO(テオ)のグロースの投資対象銘柄
グロースセクションは上記の通り、株式を中心にリスク試算に投資しています。
▼私の2020年3月時点のグロース保有状況
5銘柄を保有しています。
SPYV 米国の割安株
SPYVは、S&P500バリュー指数(同指数)のトータルリターン(経費控除前)のパフォーマンスに概ね連動する投資成果を上げることを目標としています。
米国株式市場の大型株式におけるバリュー・セグメントのパフォーマンスに連動しています。
投資先は、
Berkshire Hathaway Inc. Class 3.95%
AT&T Inc.2.64%
UnitedHealth Group Incorporated2.42%
Verizon Communications Inc.2.39%
など個別株投資をされている方にもお馴染みの大型メジャー銘柄が組み入れられています。
分配利回り:2.49%
設定日:2000/09/25
経費率:0.04%
銘柄数:396
EWJ 日本株
EWJは、日本市場の上場証券の価格および利回りの実績に対応する投資成果(手数料および経費控除前)を提供することを目標としているETFです。
主に東京証券取引所の上場の大型銘柄で構成されています。
投資先は
Toyota Motor Corp.4.72%
Sony Corporation2.51%
SoftBank Group Corp.2.00%
Keyence Corporation1.95%
Mitsubishi UFJ Financial Group, Inc.1.66%
など日本国内大手の企業が連なっています。
分配利回り:2.69%
設定日:1996/03/12
経費率:0.49%
銘柄数:325
FEZ ユーロ圏の大型株
FEZはユーロ・ストックス50指数(同指数)のトータルリターン(経費控除前)のパフォーマンスに概ね連動する投資成果を上げることを目標とするETFです。
19種あるユーロ・ストックス・スーパーセクター指数の構成銘柄中、大手企業複数社のパフォーマンスを計測することを目標としています。
現在株価が下がっていることもあり、分配金利回りは3%超と高くなっています。
分配利回り:3.65%
設定日:2002/10/15
経費率:0.29%
銘柄数:52
VWO 新興国全体の株式
VWOは、全世界の新興国市場の大型株・中型株・小型株のパフォーマンスと連動することを目標としており、対象国にブラジル、ロシア、インド、台湾、中国、南アフリカを含んでいます。
新興国市場に投資していますが、投資先は4193銘柄と多いため、そこまでボラティリティは高くないように感じます。
配当金利回りは、4.42%とものすごく高いですね。
分配利回り:4.42%
設定日:2005/03/04
経費率:0.10%
銘柄数:4,193
EPP 日本を除くアジア太平洋地域の先進国の大型・中型株
EPPは日本を除くオーストラリア、香港、ニュージーランド及びシンガポール市場で取引される証券の価格・利回り実績に連動する投資成果を目指すETFです。
投資先の銘柄は
Australia58.22%
Hong Kong27.32%
Singapore12.11%
New Zealand2.34%
となっており金融系が50%超となっており、市況の影響を受けやすいように感じます。
分配利回り:5.39%
設定日:2001/10/25
経費率:0.48%
銘柄数:149
THEO(テオ)のインカムの投資対象銘柄
インカムセクションは国債や社債など、価格変動がある程度少なく利子がある銘柄に投資するセクションです。
▼私の2020年3月時点のグロース保有状況
3銘柄を保有しています。
SPAB 米ドル建ての投資適格債
SPABは、米国で一般向けに販売されている投資適格国債、投資適格社債、モーゲージ・パススルー証券、商業用モーゲージ担保証券ならびに資産担保証券を含む銘柄に投資するETFです。
年間の分配金は2.82%とまずまずの高配当な、銘柄です。
現在28.48ドルまで下落しました。
投資先の銘柄は5,399におよび、ほぼ95%程度が米国内の債権・国債を投資しています。
分配利回り:2.82%
設定日:2007/05/23
経費率:0.04%
銘柄数:5,399
SJNK 米ドル建ての残存期間0-5年のハイイールド社債
SJNKは、公募発行の米ドル建て短期ハイ・イールド社債のパフォーマンスと連動することを指標とするETFです。
さすがハイイールド(高利回り)だけあって、株価が下落しているとはいえ、6%超えの配当利回りです。
投資対象は689銘柄のため、デフォルトが相次ぐような緊急事態でなければ、美味しい銘柄に感じます。
分配利回り:6.30%
設定日:2012/03/14
経費率:0.40%
銘柄数:689
BWX 米国を除く先進国の国債
BWXは、米国を除く投資適格国の固定利付、現地通貨建てソブリン債に連動することを目標とするETFです。
投資適格国の国債のため、配当利回りは1%程度と低めです。
投資先銘柄の上位5位は以下の通りですが、かなり分散されているため、1銘柄あたりほぼ1%以下です。
TREASURY ISSUES (LONG-TERM)1.66%
Government of China 3.29% 18-OCT-20231.43%
Government of China 4.08% 22-OCT-20480.63%
China Ministry of Finance 3.25% 22-NOV-20280.55%
Denmark 4.5% 15-NOV-20390.49%
分配利回り:1.18%
設定日:2007/10/02
経費率:0.38%
銘柄数:910
THEO(テオ)のインフレヘッジの投資対象銘柄
インフレヘッジは、物価の上昇に耐性のある現物資産などに投資するセクションです。
▼私の2020年3月時点のインフレヘッジ保有状況
5銘柄を保有しています。
XLRE 米国のリート・不動産株
XLREはS&P不動産セレクト・セクター指数の値動きと利回り(手数料および経費控除前)に概ね連動する投資成果を上げることを目標としているETFです。
2015年に設立された比較的新しいETFですが、米国REIT銘柄が主な投資先のため、今回のコロナショックの影響を大きくうけ、下落しました。
分配利回り:3.32%
設定日:2015/10/07
経費率:0.13%
銘柄数:32
IXC エネルギー関連株式
IXCは、S&Pにより選定されるエネルギー業界の企業のパフォーマンスを反映しています。
石油装置・サービス業者、石油探査・生産業者、石油精製業者、石油貯蔵・輸送業者及び石炭・ウラン採掘業者により構成されています。
コロナショックに付随して大きく原油安となりましたが、
その影響を正に受けた石油メジャー銘柄が投資先が軒を連ねており、大きく下落しました。
分配金利回りはなんと14%超えです。どうなるか心配ですね。
▼組み入れ上位銘柄
Exxon Mobil Corporation13.30%
Chevron Corporation13.00%
Total SA6.00%
BP p.l.c.5.71%
Enbridge Inc.5.17%
分配利回り:14.59%
設定日:2001/11/12
経費率:0.46%
銘柄数:63
VTIP 米国の1-5年の物価連動国債
VTIPは、主として残存期間5年未満の米国債インフレ連動債を投資対象としています。
物価上昇からの保護、および短期米国債インフレ連動債に見合ったインカム・ゲインを目指しており、物価変動に応じて元本と利子が調整されるETFです。
投資先は全て米国国債です。
銘柄の性質上、あまり値動きは大きくないようです。
分配利回り:1.98%
設定日:2012/10/12
経費率:0.05%
銘柄数:18
IAU 金(現物)
IAUは発行した株式と引き換えに、譲渡された金を保有するETFです。
投資した株式が金になっているため、投資対象は1銘柄(金)のみです。
着々と評価益を積み増しており、唯一のプラスですね。
分配金はありません。
分配利回り:0.00%
設定日:2005/01/21
経費率:0.25%
銘柄数:1
DBC コモディティの先物
DBCは、軽質スイート原油(WTI)、暖房油(ヒーティングオイル)、天然ガス、ブレント原油、金、銀、アルミニウム、亜鉛、グレードAの銅、トウモロコシ、小麦、大豆及び砂糖等のセクターに投資するETFです。
分散投資のため、必要なのかもしれませんが設定以来、下落しており心配な銘柄ですね。
分配利回り:2.24%
設定日:2006/02/03
経費率:0.88%
銘柄数:5
私のTHEO(テオ)投資対象は12,232銘柄!
今回は、私のTHEO(テオ)アカウントで保有している銘柄を確認してみました。
全て集計すると
ETF数:13銘柄
最終的な投資銘柄:12,232銘柄
となっており、非常に分散投資されていることがわかりました。
また、ETF13銘柄の内、経費率が高いものでは0.4%などもあります。
これらの信託報酬に加えて、為替コスト・売買手数料がTHEOでは発生しないことを考えるとTHEOの手数料1%は安く感じますね。
今回のコロナショックなど短期的には評価損に落ちることがありますが、世界全体では70億人の人々が経済活動をしているため、今後も世界経済は成長していくことが予測されます。
THEOは広く分散投資しつつ、時間的にも積み立てして価格変動リスクを抑えた投資ができるため、長期投資にTHEOは便利なのではないでしょうか。
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