コメダ珈琲店を運営するコメダホールディングス(3543)は10月10日に2018年3~8月期の連結決算を発表しました。
売上収益は14.3%増の14,850百万円、純利益が前年同期比6%増の2,499百万円で、売上収益、純利益ともに同期間では過去最高でした。

目次
株価も堅調に上昇し2,297円(2018/10/12終値)に
今週、利益確定売りや米中貿易摩擦の再燃で下落が続いた日経平均を横目に、コメダホールディングスの株価は堅調です。
2018年10月9日に一時2,400円の上場来高値を更新し、2018年10月12日終値で2,297円となっています。
2018年9月3日時点の株価指標
予想PER:20.31倍
予想EPS:113.1
実績PBR:3.81倍
実績BPS:603.4
予想配当利:2.18%
予想1株配当:50
私はコメダホールディングスの株を1単元100株購入しており、13,810円(+6.40)の評価益が出ている数少ない銘柄で、今後も保持していきたいと思います。
今後も成長が期待できるコメダ珈琲
株価が堅調に推移している要因は、もちろん今回の中間決算の内容をプラスに見た点が大きいとは思いますが、
一部、決算説明資料にもあった以下の点も期待でき、今後の成長が楽しみです。
台湾に海外初の合弁会社を設立。現地出店を強化
台湾には2018年2月に直営店を出店していますが、カフェなどを運営する現地法人と手を組むことで今後さらに出店を加速します。
国内の出店も積極的ですが、国外に目を向けることで売上はさらに大きく伸ばすことができます。
台湾では今後3店舗程度の直営店の出店を予定しており、国内と同様フランチャイズ化の仕組みを構築していくとのことです。

新業態の開発・出店の強化
コメダスタンドの出店
コメダスタンドは、東京・池袋のサンシャインシティ専門店街「アルパ」に今年3月にオープンしました。
気軽にコーヒー&コッペパン楽しめるセルフサービス型の店舗です。
コメダ謹製やわらかシロコッペ
やわらかシロコッペはさらに出店を加速させています。
上期で、池袋東武百貨店、グランデュオ蒲田店、 八重洲地下街店、エキュート大宮店、新百合ヶ丘エルミロード店、西武新宿ペペ店、エキュート上野店の7店舗が追加で出店しました。
下期も5店舗の新規出店を予定しており、新メニューの適時投入により売上維持と効率的なオペレーションの確立を進めていくとのことです。
また、今期株式会社セガエンタテインメントとのコラボ店を秋葉原で稼働するとの発表もあります。
コメダブランドのコラボ商品開発
コメダ珈琲では、主力のコメダ珈琲店のブランドを活かし、
・「パイの実 小倉ノワール」
・「コメダ珈琲店 カフェモカ」
・「コメダ特製小倉あん」
・コメダ珈琲店監修のアイスバー「シロノワール味アイスバー」
といったコラボ商品の開発を各社と行い、販売を続々と行っています。
今期の配当金は従来予測通り、25円を維持
今期の配当金は前期と同様、中間・期末ともに25円の方針です(1株当たり年間50円)。
ただ、同社では株主優待として電子マネーKOMECAのチャージを行っており11月にカードが郵送され、12月に1000円がチャージされます。
年2回の1000円のチャージと、株主総会の議決権行使で例年500円がチャージされています。
株主優待を含めた総還元金額は実質5,000円/年となり、総利回りは3.26%です。
(内訳)
・配当金:50円×100株=5,000円(2.18%)
・株主優待:2,500円(2.08%)
(内訳)
・総還元:7,500円(3.26%) ※税引き前
まとめ
コメダ珈琲は利回り4%を超えておらず、応援したい気持ちで株を購入しました。
新商品も続々販売しており、また来月には株主優待のKOMECAがいただけるため、コメダ珈琲を利用する回数が増えそうです。
またコメダ式サスティナブルというコンセプト、とても素敵です。
実績も紹介したように、前年に引き続き継続した成長が続いており今後も期待できる銘柄だと思っています。
今後も陰ながら応援していきたいと思います。
以上です。
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