みなさん、こんにちは😃
AT&T株がスピンオフが実行され、権利落ち日で株価が大きく変動しましたね!
株価が大きく変動しており、何事かと思われた方も多いのではないでしょうか。
ただ、スピンオフにより日本の税制上対応が明確でないことから、国内の主要証券会社では一般口座に移管されるため、売却する方も多いですね。。
私も180株保有しておりましたが、ホールドを決意しましたので、記事にしてみました。
それでは早速見ていきましょう!
AT&Tがスピンオフ
SBI証券では、下記のような注意文が出ておりました。
▼情報をまとめると下記になります
・権利付最終売買日:米国現地2022年4月8日(金)
・権利落ち日:米国現地2022年4月11日(月)
・割当比率:AT&T 1株につき、Warner Bros. Discovery株 約0.24株を付与予定
※Warner Bros. Discovery(NASDAQ:WBD)株は、一般口座へ入庫。
※株式が1株に満たない場合は現金付与。
実際どうなるのか、わからなかったので、色々調べてみました。
AT&Tは、スピンオフでどうなる?
AT&Tがスピンオフすることで、どのような会社関係になるかわからなかったので調べてみました。
するとTwitterで下記のイメージを作っている方がいました!
わかりやすいですね!
AT&T(T)によるメディア事業スピンオフ。
要は、こういうことです😇 pic.twitter.com/Jntn3107bo
— おかT🏄♂️@米国株Youtuber🇺🇸 (@OkaT1173) May 17, 2021
▼現状
AT&T1社で、通信事業・メディア事業を実施
▼今後
・メディア事業を分社化してディスカバリーと新会社
・AT&Tは通信事業に専念
※AT&T株主は、新会社の株式がもらえる(1株あたり0.24株のWBD株)。
と言うことです。
これだけ聞くと悪いことではなく、良いイメージがありましたが、どうなんでしょうか?
AT&Tのスピンオフによるデメリットとは?
調べてみると下記があるようです。
AT&T株、WBD株共に一般口座になる
日本の主要な証券会社では、スピンオフが国内の税務上明確でないことから、特定口座で保有していても一般口座に移管されるようです。
SBI証券も下記のページでスピンオフが発生した場合は、特定口座での保管ができないことを掲載しています。
ただし、お客さまが特定口座で保有されている外国株式で、コーポレートアクションの結果、発生する単元未満株の売却代金は特定口座の対象となります。
特定口座で対応可能となるコーポレートアクション(株式分割、株式併合、無償割当)については取得単価の調整がなされますが(銘柄コード変更、株式配当、ライツイシューは元の取得単価を引き継ぐ)、それ以外のコーポレートアクションは対応いたしませんので、親株の取得単価を「参考単価」として表示いたします。
▼現状
・AT&T株→特定口座
▼今後
・AT&T株→一般口座
・WBD株→一般口座
そのため、自分で売買など取引を行った場合は確定申告をする手間が発生するため、売却する方が多いようです。
AT&Tの配当金が、減配になる
スピンオフで分社化されるため、AT&Tの事業規模が縮小します。
そのため、配当金も減配となります。
具体的には、予想配当利回り7%→3〜4%に減配になるそうです。
2022-04-13権利日の配当金も0.2775$になるとのことで、およそ半減していることがわかります。
AT&T株の資本規模が小さくなるため、買収リスク
また、一部のブログの考察で、AT&T株の資本規模が小さくなるため、買収リスクが大きくなることを挙げられてました。
マイクロソフトとの協業が多いようで、同社に買収されることがあり得るのではと言うものです。

私がスピンオフでも、AT&Tをホールドする理由
上記のように、スピンオフされた場合の税務上の取り扱いが明確でないことから、国内の主要な証券会社では、特定口座で保有していても一般口座に変更になります。
そのため、AT&T株を持っている方のブログでは、売却されている方が多いようです。
一方で、私はAT&T180株をこのままホールドを決意しました。
以下理由を述べていきます。
AT&T株を元々一般口座で保有
そもそも私は、AT&T180株を一般口座で保有しています!
だからある意味ノーダメージですね😱
正直に言うとAT&Tは、投資を始めた直後に買った銘柄で、特定口座・一般口座の違いがわからず購入してしまって、今までホールドしてました。
一般口座でも、配当金は源泉徴収されている
私は上記の通り180株をSBI証券の一般口座で保有しております。
ただ、配当金を年4回もらっていますが、
・海外10%の課税
・国内20.315%の課税
が源泉徴収されて、振込されております。
例えば前回の配当金は、下記です。
・1株あたり:0.52ドル
・180株保有のため180×0.52=93.6ドル
・現地課税=93.6×10%=9.36ドル
・国内課税=93.6-9.36×20.315=17.11ドル
=====
93.6ドル-9.36ドル(現地課税)-17.11ドル(国内課税)=手取り67.13ドル
と上記の入金履歴とnearly equalです!
要は、SBI証券では、一般口座の配当金には源泉徴収されているのです。
おそらく下記の記述を一般口座でも配当金は源泉徴収することを意味しているようです。
まとめ
上記の通り、今回AT&Tはスピンオフとなりデメリットも多くあります。
ただ、私の場合は
・すでに一般口座で保有
・今後の配当金も源泉徴収される
・AT&Tはまだまだ高配当
なためそのままホールドします。
もしAT&Tを売却するときは、一般口座のため売却益など自分で計算して確定申告が必要です。
ただ、そんなに頻繁に取引するわけではなく、売却時に1回計算して申告するくらいでしたら手間はありません。
配当金をもらうだけでしたら確定申告不要ですので、このままホールドしていきます!
(SBI証券の場合、一般口座でも源泉徴収されているため)。
以上です!
2022年4月15日追記
WBD株、43株が入庫されました!SBI証券利用です。

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