メインで使っている住信SBIネット銀行より、3ヶ月・年利0.3%で1,000,000円預けていた定期預金が満期を迎えました。
株式などリスクの大きい資産に全額投入するわけには行かないため、持て余している現金は出来るだけ定期預金に預けています。
目次
3ヶ月・年利0.3%・100万円で604円
今回いただけた満期利息は、税引後で604円でした。
詳細は下記の通りです。
住信SBIネット銀行の通常金利は、0.02%
住信SBIネット銀行の通常の定期預金金利は、0.02%です。
ただ、7月・12月のボーナスが入るシーズンはキャンペーンを行なっており、特別な金利が適用されます。
▼通常の定期預金金利
株式投資しない現金はどうしておくのが良い?
私は今年に入って株式の売買を行っておらず、手元に余らせている現金の運用先について悩んでいました。
お金にうまく働いて欲しいけど、株式などリスクの高い商品ばかり持ちたくない時、皆さんはどうされていますか。
普通預金に腐らせておくのはもったいないですよね。金融商品ごとに検討してみました。
普通預金だと0.001%程度
普通預金だとメガバンクで0.001%程度です。
ネット銀行でも同じ程度となっています。
当座の生活費など以外はあまり置いておきたくない金利ですね。
※住信SBIネット銀行の円普通預金
日本国債 3年ものからで0.05%
次に思いつく日本国債ですが、国が利払い・元本保証しているため安心感はありますが、こちらもあまり金利は高くなく3年ものからで0.05%です。
※SBI証券より
3年間も拘束されてこの金額は微妙ですね。
個人で持つというよりは、ペイオフ枠を超えて資金を余らせている人の運用先といった感じです、
債券 ソフトバンクが年利0.901%で販売中
一方で企業が発行する社債はどうでしょうか。
現状SBI証券だとソフトバンクグループの既発債券が購入でき年利0.901%で悪くありません。
ただしこちらも残存期間が4.9年程度残っており、割と拘束されます。
※SBI証券より
また株価連動債券や外貨建ての債券は、株式と同様にリスクがあるためお勧めできません。
外貨建ての場合は為替リスクが出てきますし、株価連動債券の場合、ノックダウン事由に該当した場合に株式での償還となる場合もあり注意が必要です。
以下、ほかのネット系銀行も含めて定期預金の金利を比較してみました。
定期預金の金利を比較
1年ものの定期預金でネット系銀行の金利を比較してみました。
預金金額が10~100万円以下
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
SBJ銀行(0.20%) | GMOあおぞらネット銀行(0.03%) | 住信SBIネット銀行(0.02%) | イオン銀行(0.02%) | ジャパンネット銀行(0.02%) |
預金金額が100万円以上~
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
オリックス銀行(0.20%) | SBJ銀行(0.15%) | GMOあおぞらネット銀行(0.03%) | 住信SBIネット銀行(0.02%) | イオン銀行(0.02%) |
SBJ銀行
SBJ銀行の定期預金金利は通常0.15%となっています。ただ100万円までを上限として<ミリオくん>が利用でき1年もので0.20%の金利です。
SBJ銀行は、Shinhan Bank Japanの略で、韓国の大手銀行である新韓銀行を中核とする「新韓金融グループ」の日本現地法人です。
もちろん日本国内の銀行のため、全国銀行協会にも加盟しておりペイオフ制度の対象となり1000万円までの預金と金利が保証されます。
また月7回まで他行宛の振込手数料が無料で、セブン銀行ATMでの出金手数料も一切かかりません。入金と出金と残高照会が無料(0円)で行えます。
100万円以下の定期預金であれば、SBJ銀行がお得です。
GMOあおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行の金利は、1年ものの円定期預金で年0.030% (税引後 年0.023%)です。
GMOあおぞらネット銀行は、名前の通りGMOとあおぞら銀行の共同出資によるネット銀行で、昨年立ち上げられたばかりの新しい銀行です。
他者とのデータ連携などに力を入れており、直近ではクラウド会計ソフトのfreeeとの銀行API連携を開始するなど今後のサービス強化が期待できます。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行の金利は、年0.020%となっています。
定期的に金利キャンペーンを実施しており、3ヶ月もので0.3%など高金利で短期資産運用が可能な場合があり、要チェックです。
同社ではスマートプログラムとして、サービスの利用状況に応じてランク判定を行い、ATM・振込の手数料無料回数が決まります。
最大のランク4の場合、ATM引き出し・他行宛の振込手数料がそれぞれ月15回まで無料になります。
同社のサービスを多く利用されている方はぜひおすすめです。
イオン銀行
イオン銀行の金利は、年0.020%となっており住信SBIネット銀行と同様です。
一方でイオン銀行は、「トクする三姉妹」のテレビCMでも有名なイオンカードの利用などでイオン銀行myステージにより最大年0.15%の金利が普通預金で適用できます。
お金の出し入れが自由な普通預金口座でこの金利はかなりお得で使い勝手も良さそうです。
またサービスを利用せずともイオン銀行の口座開設の翌々月までは最低でも年0.10%の金利が普通預金に適用されます。
イオンをよくご利用される方にはかなりおすすめの銀行です。
ジャパンネット銀行
ジャパンネット銀行の金利も年0.020%となっており住信SBIネット銀行と同様です。
同社の最大の特徴はヤフー・Tポイントとの連携に優れている点です。
特にヤフオク!で最大2%のTポイント還元、 Tポイントの現金交換ができるのはジャパンネット銀行だけです。
またPayPayやLINE PAYといったキャッシュレス決済との口座振替先としても連携しておりこれらのサービスをよく使われる方におすすめです。
オリックス銀行
オリックス銀行の特徴は、預け入れ金額は100万円以上からとなりますが、定期預金の金利が0.20%ととても高金利です。
また2週間定期預金として、2週間 年0.10% (税引後年0.079%)というサービスを行なっており、超短期間での運用におすすめです。
※ 預入金額:50万円以上(1円単位)
預入金額が200万円の場合、2週間で得られる利息(税引後)の金利は62円となります。
76円×15.315%(国税)=11円
76円×5%(地方税)=3円
76円-11円-3円=62円(税引後利息)
オリックス銀行は短期間の資産運用、またはある程度まとまった金額の運用先としておすすめです。
まとめ
今回は株式投資をしていない資金の運用先としてどこが良いかを見てきました。
リスクが低い運用先として定期預金の選択肢はありだと思っており、定期的に金利キャンペーンを行なっているため今回紹介した各ネット系の銀行口座はあらかじめ作っておいて損はないかと思います。
私はメインの証券口座がSBI証券のため、住信SBIネット銀行をメインで使っています。
SBI証券の口座と連動したSBIハイブリッド預金に預けたままにしておいても年利0.010%の金利がつくため、わざわざ定期預金に預ける手間もなく高金利なため便利です。
以上です。
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