こんにちは!
今日は私がブログを書く時間を捻出するなどのために実践している会社の近くに住む「職住接近」についてご紹介します。
私は数年前から、もちろん具体的な場所はお伝えしづらいですが、会社がある東京都港区で一人暮らしをはじめました。
それまでは、埼玉から
■片道1時間15分×2=2時間30分/1日
かけて通勤していましたが、職住接近を実践することで、
■片道徒歩10分×2=20分/1日
とすることができ、2時間以上の自由な時間の捻出ができました。
目標はあるが、時間がなくて困っている人の参考になればと思い、私が実践して感じたことをまとめます。
目次
会社の近くに住む9のメリット
それでは職住接近を実践したことで私が実際に感じたメリットを10個ご紹介します。
1.通勤時間がわずか徒歩10分
上記のとおり、通勤時間を劇的に減らすことができます。
これにより自分が自由に使える時間が、月43.4時間、年間で520時間増やすことができました。
■従来の通勤時間
・会社営業日:月20日
・通勤時間:2時間30分/日
======
50時間/月
→年間で50時間×12=600時間
■職住接近開始後の通勤時間
・会社営業日:月20日
・通勤時間:20分/日
======
400分=6.6時間/月
→年間で6.6時間×12=79.2時間
電車の中でも本を読んだり、自由な時間を使えるという方もいるかもしれませんが、私の場合は人混みが苦手で集中できなかったため大きな効果を感じています。
2.自由な時間が増える
私の場合、上記のとおり、およそ1日 2時間の自由な時間が手に入りました。
なんでもできる2時間の追加の時間が有れば、
・ブログを1記事書く
・映画を1本みる
・睡眠時間を増やす
・読書をする
など充実させることができます。
3.満員電車に乗ることがなくなる
東京で電車通勤の方で有れば、ほとんどの方が朝早めに出勤しても、座れない、電車が混んでいて身動きが取れないという体験があるのではないでしょうか。
特に雨の日などは傘を片手に電車に乗らないといけないので、私自身もかなりストレスを感じていました。
台風が接近している日などは大混乱ですよね。
職住接近を実践すれば、電車に乗ること自体が必要なくなるのでストレスの芽をなくすことができます。
4.昼休みに自宅に帰れる
私が会社の近くに住んだもう一つの意図として、昼休みに自宅に帰れることです。
特にランチに行かず、自宅に帰って昼食を食べることで食費の節約ができます。
※変なプライドを持たなければお弁当を作るなどすれば良いのですが、これだけはできませんでした。
他にも
・朝洗濯した洗濯物を取り込む
・昼寝をする
・掃除をする
・忘れ物を取りに帰る
など家事をすることができるため、生活が安定します。
5.都心だから移動が楽
また、都心に住むことで
・自宅周辺でカフェなどお店が充実している
・帰省の際に移動が楽
・イベントなどにも楽に行ける
などメリットがあります。
仕事だけでなくプライベートも充実させることができます。
6.終電を気にしなくてもいい
どうしても仕事が立て込んでしまった時やあまり行くことがないですが、飲み会の際など、終電を気にしなくても良くなったことで心に余裕が持てます。
ただ、後でも紹介しますが、時間の感覚がルーズになるというデメリットもあるので、便利な一方で注意も必要です。
7.トラブルが発生した時も対応しやすい
何かトラブルが発生した時でも自宅に帰って体勢を立て直すことができるのは大きなメリットです。
また、悪天候で誰も出社できない際などに何かあった時に対応できるなど、メリットがあります。
8.心にゆとりができる
通勤時間を減らすことで自由に使える時間を増やすことができると、時間に余裕が生まれて自分の好きなことを実践できるため、心に余裕が生まれます。
私は体が弱く通勤途中で体調不良になってしまったりすることがあったのですが、電車で拘束される時間がなくなるため余計なことを気にする必要がなくなります。
また、今日は定時に帰ってこれをしようというワクワク感が強くなるので、仕事に対してもメリハリをつけることができます。
9.マンションの設備がよく生活しやすい
都心のマンションは、家賃は高い一方で、たいてい設備が良い物件が多いです。
例えば以前のマンションではなかった
・宅配ボックスを完備
・充実したキッチン設備
・浴室乾燥機
などがあり、生活がとてもしやすくなりました。
生活がしやすくなることで、自分のやりたいことに集中できるようになりました。
会社の近くに住むデメリットはあるの?
では会社近くに住むデメリットはないかというと、いくつかあります。
家賃が高い
もっとも大きなデメリットはやはり、家賃が高いことでしょう。
ただ、実際の会社近くの物件の家賃、調べたことありますか?
私の場合、家賃が高くなるといっても3万円程度でした。
3万円/月のコストで電車通勤をなくせて、月50時間の自由な時間が手に入るため、私は職住接近を選びました。
時給換算で30,000円÷50時間=600円で、自由な時間で30,000円以上を稼ごうという原動力にもなっています。
一方で、食費などの生活費は高くなるんじゃないのか、と不安の方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に生活すると家賃以外はほぼ変わりませんでした。
以下、私の1ヶ月の生活費を別の記事で書いておりますので、ご参考にください。

会社の同僚に住んでるところがバレやすい
会社の近くに住むと平日に会社の人に会ってしまうのではないかという意見もありますが、これは場所次第です。
自分の場合は会社の最寄り駅とは逆方向で家を見つけることができたため、お昼・通勤時間とはず今まで会社の人と自宅付近で会ってしまったということはありません。
一方で、休日出勤する社員が少ない会社で有れば、土日の都心は静かなのでとても生活しやすいです。
通勤手当が出ない
私の会社では通勤手当は定期代として支払われるのですが、住居手当は出ません。
そのため今までもらっていた通勤手当はゼロになり、家賃の増額分の負担がまるまる増えました。
税制の問題もあると思いますが、会社の仕組みが変われば良いなと思ったところです。
サラリーマンの方で職住接近を実施される際は、ぜひ貴社の手当などの規約を確認してみましょう。
生活の範囲が狭くなる
職住接近を実践すると、もちろん平日も休日も会社の近くに住むこととなります。
人によっては、服役しているなども意見もあるようですが、私はデメリットを感じませんでした。
住む場所を選ぶ上で、会社付近とは別に徒歩で行ける繁華街などがあるかなどを確認しておきましょう。
平日は会社方面で、休日は別の繁華街でと切り替えることで飽きずに生活できます。
今時点で、職場と自宅の往復をしている生活をしている人からするとそんなにデメリットを感じません。
ただ、通勤手当圏内で買っていた定期券がなくなるため、通勤途中の駅で降りて散策などができなかったことは少しデメリットだったなと感じています。
時間の感覚がルーズになる
自由な時間が増えると、増えた時間でこれを頑張りたいと思っていたのですが、出社時間ギリギリまで寝てしまうなど、時間にルーズになってしまいました。
そのため、自分を律することができない人、意志の弱い人は自堕落になってしまう危険性があります。
こんな人は、会社の近くに住むことをおすすめ
ここまで見てきたように会社の近く住むことはメリット・デメリットがあります。
最後に私が実践してみて、どんな人に職住接近がおすすめできるかご紹介します。
新卒社会人・若い人
職住接近は若い人ほど実践をしてほしいです。
20代の時間はとても短いです。
ただ、20代の時間が人生を大きく変えることが30代になった今だからこそ、身にしみて感じます。
もし、20代の方でこの記事を読んでいただいていたら、
自分の時間の使い方・人生の目的を振り返ってもらえると嬉しいです。
バリバリ働いている人
仕事を頑張っている人にも職住接近はおすすめです。通勤時間は時間の無駄ですし、電車で座れたとしてそこで本当に体を休めることはできません。
1時間でも良いので、早く帰って早く寝る、を実践することで、
全く疲れの取れかたは変わります。
また、満員電車のストレスからも解放されます。
明確な人生の目標がある人
職住接近を実践すると時間は手に入りますが、増えた余暇の時間を無駄にしてしまっては意味がありません。
そのため、仕事でもプライベートでも明確な目的がある方におすすめです。
プラスになる住居費と目的を比較してお金を出す意味があるか考えましょう。
そこにメリットがあると判断したら、目標に対してお金を払って時間を買っていることを意識して、時間を無意味に過ごすことをやめましょう。
おすすめできないのは、こんな人
逆におすすめできない人は、
・余暇の時間があったら怠けてしまう人
・自己管理、時間にルーズな人
・明確な人生の目的がない人
です。
手に入った時間をうまく使う、メリハリをつけた性格、自分を律することができないような人はお金を払って時間を買っても、活かすことができないでしょう。
一方で目的はあったが、
・それを見失ってしまった人
・追いかけることに疲れてしまった人
・目的の意味が分からなくなってしまった人
は再起動をかける意味で、モーニングメソッドを実践してみましょう。

私も職住接近をはじめた当初は時間増えたのをいいことに無駄な時間の使い方をしてしまいましたが、モーニングメソッドを実践することで、人生の目的・目標を明確にすることができました。
まとめ
以上のように私が会社の近くに住む「職住接近」を実践して感じたことをまとめてきました。
本当に何よりも感じることは、
時間は有限で取り戻すことができないものです。
私は30代になってはじめてその大切さに気づき、
ブログを書くことなどをはじめました。
もっと、若い段階で気づきはじめたかったという気持ちはあり今回記事にしてみました。
誰かの参考になれば嬉しいです。
以上です。
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