【2025年3月】アッパーマス層が20%減少──資産3500万円から富裕層を目指すため、いま動くべき理由

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コラム

2025年2月、野村総合研究所が発表した最新版の「富裕層ピラミッド」によると、資産3000万〜5000万円の“アッパーマス層”は、わずか2年で20%も減少。金融資産の世界では、確実に「投資をする層」と「投資をしない層」で二極化が進行しています。

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私は現在、純金融資産が約3500万円。統計上はアッパーマス層に位置するものの、この数字に安心感はありません。むしろ、ここから「富裕層(1億円以上)」を目指すには、投資戦略を再構築し、今この瞬間から行動する必要があると強く感じています。

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この記事では、アッパーマス層が急減した背景と、自身の資産状況、そして今後の投資戦略についてまとめます。


富裕層ピラミッドの変化──数字が語る現実

まずは、2023年から2025年にかけての変化を見てみましょう。

階層 資産額 2023年世帯数(万) 2025年世帯数(万) 変化率
超富裕層 5億円以上 13.5 17.7 +31.1%
富裕層 1億円以上〜5億円未満 148.5 147.6 -0.6%
準富裕層 5000万〜1億円 325.4 403.9 +24.1%
アッパーマス層 3000万〜5000万円 726.3 576.5 -20.6%
マス層 3000万円未満 4218.3 4424.7 +4.9%

ご覧の通り、アッパーマス層の減少が顕著です。一方で、準富裕層や超富裕層は大きく増加しています。

この事実が示すのは、“投資によって上がった人”と“投資をしなかったことで下がった人”の差です。

野村総研のサイトより引用


なぜアッパーマス層が減少したのか?

報道によれば、この20%の減少は「上と下に分かれた」ことによるものです。

・堅実にリスク性資産(株・投信など)を保有し、資産を増やして準富裕層へ昇格
・現預金中心で運用を怠り、インフレや市場の伸びから取り残されてマス層へ転落

このような流れの中で、私自身もこの中間にいます。3000万円台の資産を持ちつつ、投資をしているものの、完全に自信があるわけではありません。

しかしだからこそ、今、しっかりと戦略を立てて富裕層に向かいたいと思っています。


今後の投資戦略──1億円の資産形成に向けて

私は、以下の2つの軸で資産形成を進めます。

【1】積立NISAで世界株を最優先に埋める

制度改正後の新NISAでは、積立枠(年間120万円)+成長投資枠(年間240万円)を活用できるようになりました。私はまずこの積立枠を最優先に使い、「全世界株インデックス(例:eMAXIS Slim全世界株式)」をベースに投資します。

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理由はシンプルで、「世界経済の成長を信じるなら、広く分散された世界株で資産を増やせる」からです。これまでの実績でも、インデックス投資は堅実にリターンを生み出してきました。

長期投資を基本とし、年利5〜7%で運用できれば、20年で資産は倍以上に。コツコツと積立NISAを満額利用し続けることが、1億円への地道な近道だと信じています。

【2】個別株は「応援したい企業」を狙い撃ち

もう一つの軸は、個別株投資。私は高配当株や成長株の中でも、特に「応援したい企業」「社会的に価値ある企業」を中心に投資しています。

KDDI、JT、オリックス、キヤノン、ブリヂストンなど、いずれも事業内容が生活とつながり、安定感と配当利回りの両面で魅力的な銘柄です。ただし、これらは「下がったときに買う」が原則。焦って高値掴みをせず、日々ウォッチしてチャンスを待つ姿勢を大切にしています。


投資は「いつの間にか富裕層」への道

野村総研によると、準富裕層や富裕層になった多くの人は「普通の会社員」「年齢は40代後半〜50代」「地道にNISAや持株会で資産形成を続けてきた人たち」だそうです。

これは、私たちにも十分に届く可能性がある未来です。

いま富裕層でなくても、いまNISAで一歩を踏み出せば、「いつの間にか富裕層」になれるかもしれない。そのためには、資産額よりも、姿勢と習慣がすべてです。


まとめ──富裕層になる覚悟はあるか?

アッパーマス層は減少し、「上に行くか、下に落ちるか」の二択になりつつあります。

・3000万円を守るだけでは不十分
・「攻め」と「守り」を併せ持つ投資戦略が重要
・世界株×個別株で資産を積み上げ、1億円超えの富裕層へ

このピラミッドの中で、静かに上を目指す人がいる一方、変わらない生活で資産を目減りさせている人もいます。私は前者でありたい。数十年後、「気づけば富裕層になっていた」と言えるように、いまから日々の積み重ねを続けていきます。

以上です。

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