こんにちは。
本日は、私も100株保有している【積水ハウス(1928)】の2025年度第1四半期(2月〜4月)決算が発表されましたので、
内容を詳しく見ていきたいと思います。

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なお、私の保有状況は以下の通りです。
保有株数 | 平均取得単価 | 現在値 | 損益 | 損益率 | 評価額 | 前日比 | 前日比% |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100株 | 1,775円 | 3,035円 | +126,000円 | +70.99% | 303,500円 | -210円 | -6.47% |
決算発表を受けて本日は株価が急落し、1日で6%超の下げとなりました😱
投資家としてはちょっと心が痛いところですが、落ち着いて中身を見ていきましょう。
目次
1. 全体業績のポイント
項目 | 2024年1Q | 2025年1Q | 増減率 |
---|---|---|---|
売上高 | 7,770億円 | 8,940億円 | +15.1% |
営業利益 | 717億円 | 602億円 | -15.9% |
経常利益 | 709億円 | 468億円 | -34.1% |
四半期純利益 | 504億円 | 333億円 | -33.8% |
EPS | 77.83円 | 51.49円 | -26.7% |
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売上高は好調で過去最高水準。
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一方で営業利益・純利益は大きく減少。
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特に米国の為替差損(▲46億円)や社債利息増(+43億円)といった営業外コストが響きましたs20250605。
2. セグメント別の概要
請負型ビジネス(国内住宅事業)
事業 | 売上高(前年比) | 営業利益(前年比) |
---|---|---|
戸建住宅 | +4.1% | +31.5% |
賃貸・事業用建物 | -4.0% | -17.6% |
建築・土木 | +3.4% | +107.4% |
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戸建は高単価商品の推進により利益率改善(ZEH比率96%と高水準)。
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一方で、賃貸・事業用建物は固定費増で減益。
ストック型ビジネス(管理・リフォーム)
事業 | 売上高(前年比) | 営業利益(前年比) |
---|---|---|
賃貸住宅管理 | +4.4% | +25.8% |
リフォーム | -1.9% | -5.5% |
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空室期間短縮やバリューアップで管理事業は好調。
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リフォームは需要は堅調だが利益がやや伸び悩み。
開発型ビジネス
事業 | 売上高(前年比) | 営業利益(前年比) |
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仲介・不動産 | +19.0% | +24.6% |
マンション | -17.9% | -9.5% |
都市再開発 | -65.3% | -75.0% |
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大型物件の売却反動で減益。ただし進捗は計画通りとのこと。
国際ビジネス
事業 | 売上高(前年比) | 営業利益(前年比) |
---|---|---|
米国含む海外事業 | +118.6% | -53.8% |
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米国のMDC社が通期寄与して売上増。ただし住宅金利高止まり・のれん償却負担で利益は減少。
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インセンティブ費用増も響く。
3. 財務状況と配当見通し
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自己資本比率は40.8% → 39.9%とやや低下。
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通期予想は据え置き。EPS357.97円、配当144円(前期+9円増)を予定t20250605。
4. 投資家としての所感
決算発表を受けた株価の急落は、減益決算に対する失望売りが大きかったと考えられます。特に海外事業の収益悪化が目立ちました。
ただし、国内事業は堅調で、請負・ストック型ビジネスは引き続き高い利益率を維持しています。私はこの長期的な企業価値に期待して保有を継続しています。
高配当銘柄としての魅力も依然として健在です。短期的な値動きに惑わされず、じっくりと構えていきたいと思います。
以上です。
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