皆さんこんにちは。
本日は先日決算発表があったKDDIについて見ていきます。
私も200株保有しており、とても注目している銘柄です!
通信インフラの安定収益を基盤に、5G・AI・DXといった成長分野への積極投資を続けるKDDI。2025年3月期決算では、増収増益を達成し、同時に株主還元も大幅に強化する内容となりました。なぜKDDIはこの局面で強気の戦略を取れるのか?本記事では、個人投資家として注目したいKDDIの成長力、安定性、そして配当政策の全体像をやさしく解説していきます。未来志向の戦略が数字にどう表れているのか、一緒にチェックしていきましょう。
目次
2025年3月期 決算ハイライト
KDDIの2025年3月期は、売上高・営業利益・純利益すべてが前年を上回る好決算となりました。
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売上高:5兆9,180億円(前年比+2.8%)
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営業利益:1兆1,187億円(前年比+7.5%)
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純利益:6,857億円(前年比+16.3%)
通信ARPU(1契約あたりの平均収入)やDX(デジタルトランスフォーメーション)事業が堅調に推移し、グループ全体の収益を支えました。また、ローソンとのシナジーも利益を後押ししています。
セグメント別の利益動向(2025年3月期)
パーソナルセグメント(個人向け)
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通信ARPU収入が前年比+60億円と安定成長
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解約率も**1.05%→0.99%**と改善
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「au 5G Fast Lane」や「Starlink Direct」で“つながる体感”を強化
ビジネスセグメント(法人向け)
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DX・IoT・データセンターなど、高成長分野にリソースシフト
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グロース領域売上は前年比+16.8%(7,363億円)
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特にIoT・データセンターで約500億円の増収効果あり
配当と株主還元
KDDIは株主還元にも積極的です。
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年間配当金:80円(前年比+7.5円、株式分割後換算)
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24期連続の増配を継続予定
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自己株式取得:総額4,000億円(うち3,500億円は公開買付け)
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自己株式の消却も発表(発行済株式の5%超)
配当性向・還元姿勢ともに高水準で、安定志向の投資家にはうれしい内容です。
2026年3月期 業績予想
来期(2026年3月期)も堅調な成長が予想されています。
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売上高:6兆3,300億円(前年比+7.0%)
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営業利益:1兆1,780億円(前年比+5.3%)
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純利益:7,480億円(前年比+9.1%)
新しい料金プランやローソンとの連携強化、Pontaパスの浸透など、収益基盤の多様化が進んでいます。
今後の注目ポイント
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5G+AI+衛星通信の融合:他社にない通信品質を武器に差別化
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IoTとデータセンターの拡張:高収益セグメントでの成長持続
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スタートアップ投資・スマートシティ構想:将来の収益源として注目
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自己株式買付けの規模・タイミング:株価へのインパクトも大
私のKDDI保有状況(2025年5月現在)
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評価額:519,000円
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損益:+226,200円(+77.25%)
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保有株数:200株
インカムゲイン(配当)とキャピタルゲイン(株価上昇)の両方が狙える、安定した高配当銘柄として長期保有しています。
まとめ
KDDIは、通信事業の安定性を土台に、5GやAI、デジタル基盤事業でしっかりと成長しています。株主還元にも前向きで、個人投資家にとっては頼れる銘柄のひとつです。
今後も「通信×AI×リアル店舗」という独自路線をどう磨いていくのか、引き続きウォッチしていきたいと思います!
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