ライフコーポレーション(8194)21期連続増収&配当利回り3%超!ネットスーパー強化で配当維持も安心?

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コラム

こんにちは、今日はスーパー大手の「ライフコーポレーション」の決算について、
投資家目線でじっくり見ていきたいと思います。

ライフコーポレーションの2025年2月期ネットスーパー売上は24%増の248億円 | ネットショップ担当者フォーラム
新規拠点の開設、店舗ごとの出荷量拡大により売上増につなげた。自社ネットスーパーについては、同社の出店エリアの大部分は配送エリアとしてカバー完了したという
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スーパーマーケット ライフは、「安全と安心」「鮮度と品質」「信頼とサービス」にこだわっています。

特に注目したいのは以下の3点です。

  • 21期連続で増収・最高益更新という安定感

  • ネットスーパーの急成長とそれによる今後の期待

  • 配当利回り3.19%、配当性向28.2%という魅力的な数字


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ライフコーポレーションってどんな会社?

ライフといえば、関東・関西に強い食品スーパー。
都市部に住んでいる方なら、一度は店舗を見たことがあるのではないでしょうか。

実はこのライフ、ただのスーパーではありません。
アマゾンと連携したネットスーパー事業や、オリジナルブランド(PB)を使った高粗利商品など、「攻め」の戦略が光る企業なんです。


2025年2月期決算サマリー:安定の増収増益

まずは最新決算(2025年2月期)から見ていきましょう。

 

項目 数値(前年比)
営業収益 8,505億円(+5.0%)
営業利益 253億円(+4.8%)
当期純利益 179億円(+6.0%)
EC売上高 248億円(+24%)
配当金 年65円(株式分割後換算)

売上・利益ともにしっかり伸びています。
特にEC(ネットスーパー)の売上が前年比24%増と絶好調!

営業収益の推移

ライフの決算資料より


ネットスーパーは「成長の柱」

私自身、ライフのネットスーパーは使ったことがないのですが、イオンの「グリーンビーンズ」や「楽天マート」はよく使っています。正直、一度使うと便利すぎて手放せません。

ネットスーパーのメリットは、時間の節約・重い荷物を持たなくて済むという点。

特に働く世代や子育て中の家庭には大きな利点があります。

一方で企業側にとっては、

  • 客単価が高くなりやすい

  • 配送の効率化によって利益率改善が見込める

  • アプリ会員やクーポン施策との相乗効果がある

といった「未来の成長エンジン」としての位置付けになっています。

ライフも今やネットスーパー売上が250億円を突破。

出店エリアの8割以上で対応し、商品数も15,000点超えと、攻めのEC戦略が実っています。


配当金の状況は?

高配当株ブログとして、ここは外せません。

  • 1株あたり配当金:65円(会社予想)

  • 株価:2,040円(2025年4月18日終値)

  • 配当利回り:3.19%

  • 配当性向:28.2%

分割後でも実質増配となっており、個人投資家にも優しい資本政策がとられています。
配当性向が30%を下回っているため、無理のない範囲で出している印象です。

ライフの配当金推移


今後の注目ポイント

2026年2月期の業績計画はやや控えめな伸びですが、それでも増収増益はキープ

 

プラス要素 マイナス要素
新店6店舗計画 労務費 70〜80億円増
PB比率向上 電気料金の高止まり
惣菜・即食需要増加 食材価格の上昇

2026年2月期決算予測

特に注目したいのが、Amazonとの連携強化と「ダークストア」導入の動き
ダークストアとは、一般客が来店しないネット注文専用の倉庫型店舗のこと。都市部のEC配送をさらに効率化する狙いがあります。


まとめ:堅実な高配当+成長性も見える優良株

ライフコーポレーションは、食品スーパーという安定業種にいながら、ネットスーパーやPB商品といった成長ドライバーをうまく取り込んでいます

個人的には、

  • 配当利回り3%以上

  • 実質増配

  • EC成長余地あり

という点で、長期保有に向いた優良銘柄と考えています。
これからの物価上昇時代に、日々の買い物を通して応援したくなる企業の株を持つのも、
ひとつの投資スタイルかもしれません。

※投資は自己判断でお願いします。業績や配当は将来変動する可能性があります。

以上です。

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