「老後に働きたくない」は通じない時代へ。

スポンサーリンク
コラム
スポンサーリンク

― 死ぬまで働くことが“普通”になる社会で、私たちはどう生きるか ―

最近、次のようなYouTube動画を見ました。

【悲報】「今さら投資は手遅れ」と諦めた人が将来直面する衝撃の現実
投稿者:投資うさぎ さん
https://www.youtube.com/watch?v=qFaF08fp7FM

その中で紹介されていたグラフが強く印象に残りました。
75歳以上の人でも11.5%が働いているという現実。これは、もう“特別な人だけ”の話ではなくなってきているんですね。

投資うさぎさんの動画より


「死ぬまで働く」が“当たり前”になりつつある理由

「老後はゆっくりしたい」「働きたくない」という声も多く聞きますが、正直なところ私はあまり共感できません。
むしろ、これからの時代は**“いつかリタイアする”という前提が通じなくなる**のではと感じています。

その背景には、以下のような現実があります。


1. 少子高齢化と労働力不足

働き手が減り続ける日本では、60代・70代、さらには80代でも働く人が求められています。これからの社会は「高齢者=引退済み」ではなく、「高齢者=現役」がスタンダードになるでしょう。

2. 年金制度の限界

支給年齢の引き上げ、支給額の実質的な減少、負担増…年金はもはや“老後の生活を支える柱”ではなく、“足しになればいい程度”の存在になりつつあります。

3. 健康寿命の延び

医療の進歩と生活習慣の改善により、80代でも元気な人は珍しくなくなりました。「体が動くのに何もしない」のは逆に不自然な感覚かもしれません。

4. 働き方の変化(リモート・副業・知識労働の台頭)

AIやリモートワークの発展により、年齢や体力に関係なく仕事ができる時代に。現場で動く必要がなくても、知識や経験を活かして社会に関わり続けることが可能になりました。


働くことは「生きる証」になる

私自身にとって「働く」というのは、ただの生活手段ではありません。

  • 自分の力を社会の中で試すことができる。

  • 今の自分に足りないものに気づき、それを磨いていける。

  • 自分が誰かの役に立っていると実感できる。

だからこそ、「働くことをやめる=自分の価値がなくなる」と感じてしまうことすらあります。

もちろん、人それぞれ幸せの形は違います。
でも、私は「一生働くこと」こそが、人間としての自然な生き方ではないかと感じています。


老後も働ける人生をつくるために、今すべきこと

これからの時代、「働き続けられるかどうか」は、経済力だけでなく体力・知力・環境の整備も含めた“総合力”が問われる時代になります。

以下に、私が考える「今から備えるべきこと」をまとめます。

 

分野 やるべきこと
お金 – NISA・iDeCoなどを活用した資産形成
– 投資による資本収入の確保(生活の土台強化)
– 無駄な支出を見直す「支出改革」
健康 – 筋トレ・有酸素運動などで身体の基盤を強化
– バランスの取れた食事習慣の継続
– 睡眠リズムの最適化
学び – AIやデジタルに強くなる(代替されない人材へ)
– 戦略思考・論理的思考の強化
– 自己理解と強みの明確化
仕事のスタイル – フルタイムでなくても働ける形を模索(副業・在宅など)
– 年齢を重ねても受け入れられるスキル・立ち位置の構築
メンタル – 自分の仕事に意味を見出す(生きがいとしての労働)
– 心がすり減らない働き方の模索
– 感情をコントロールし、自分を整える習慣
人的ネットワーク – 世代を超えた交流・信頼関係づくり
– 孤独を避けるための「居場所」を複数持つ
働く理由を再定義する – 生活のためだけでなく、「社会とつながる」ために働くことの価値を再確認する

結局、「自分の意志で働くこと」がいちばん自由なのかもしれない

FIRE(早期リタイア)を目指す人の多くは、「今の仕事が苦痛」「自由な時間が欲しい」という思いからスタートします。
だけど、もし働くこと自体が“楽しい”と感じられるなら、FIREすら不要かもしれません。

【書評】現代社会に息苦しさを感じる理由と対策【仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える】
こんにちは😃今日は、AmazonのKindle unlimitedで無料で読める、泉谷閑示 著の仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える (幻冬舎新書) を読んで感じたことをまとめてみました!"仕事なんか生きがいにするな 生きる意...

「働かなくていい状態でも、働きたいから働く」
そんなふうに人生を歩んでいけたら、それが一番自由な生き方なのではないでしょうか。

【私見】結局、FIREってメリットがない気がしてます。。/FIREのデメリット4点
みなさん、こんにちは!FIREという言葉が流行り出してはや2年が経ちました。私も少し前までは、お金を貯めて早期退職もいいかなと感じておりました。ただ、直近は仕事を辞めても結局やることなくて働きたいだろうなと感じており、結論FIREは不要とい...

さいごに

30代の今、私ははっきりと未来が見えてきました。
おそらく60代・70代になっても仕事を続けている自分の姿が想像できます。

そのとき、
「よし、まだまだこれから!」と胸を張れるように。
そのために、今をどう生きるかが大切なんだと思います。

投資も、健康も、学びも、どれか一つでは足りません。
すべてをバランスよく、自分らしく。
「一生働ける人生」をポジティブに迎える準備を、今この瞬間から少しずつ始めていきたいですね。


参考動画

【悲報】「今さら投資は手遅れ」と諦めた人が将来直面する衝撃の現実
投稿者:投資うさぎ さん


https://www.youtube.com/watch?v=qFaF08fp7FM

コメント

タイトルとURLをコピーしました