みなさん、こんばんは!
今日は、人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20を読み終わったので、
特に読んで感じたことをまとめてみました!
「そもそも生きている意味がわからない」「仕事で失敗するのが怖い」「40代を過ぎて、部下の若手の成長に焦る」「仕事ばかりしていて家族との時間がない」「最近全然成長できていない気がする」…人生でぶつかる様々な問題を、「経営戦略」のコンセプトで解決する、まったく新しい生き方の本。超人気著者の集大成!
目次
時間資本を適切に配分して、ウェルビーイングな状態を目指す
本書は、人生というプロジェクトを経営戦略から読み解き、
・時間資本を適切に配分して、ウェルビーイングな状態を目指す
ことを説いています。
コントロールできるのは時間資本だけ!
個人の人生を経営学で読み解くと聞いて、
・お金などの資産をバランスシートのように棚卸することをイメージしてましたが、
全く異なるアプローチでした。
本書は、
・コントロールできるのは時間資本
だけだとする点が面白かったです。
下記何冊かお金関係の本を読んでおりますが、
・最も価値ある資産=時間
ということを改めて感じました。


時間資本→人的資本→社会的資本→金融資本
まず手持ちの資本は、時間資本です。
人生の時間には限りがありますが、それを
・人的資本
・社会的資本
・金融資本
に適切なバランスで置き換えていくことで、ウェルビーイングを目指そうということです。
お金を稼ぐことばかりに注力しても幸せにはなれないですよね?
また、急にお金を追いかけても正しくない方向や薄っぺらい人物になってしまうと思います。
そのため、正しい流れとしては、
・人的資本として、自分のスキルを高める=自己効力感
・人的資本をもとに、社会的資本=社会的なつながり
・それらをもとに、金融資本に繋げていく
という流れです。
この流れ・バランスが大切という発想は、頭の中が整理できてよかったです。
経営戦略を人生戦略に応用する
上記を前提として、本書では、経営戦略を人生での戦略に応用する例を学べます。
具体的には本書を読んでいただくと良いと思いますが、下記例を挙げます。
ブルーオーシャン戦略
他の人が身につけているスキルを学ぶことは、レッドオーシャンに飛び込むものであり時間資本を投下するのは無駄になる可能性があります。
人とは違うスキルを伸ばす、または、掛け合わせてブルーオーシャン=競合のない市場を目指すべき。
ポジショニング
大量消費・高度経済成長の時代はすでに終わっており、どの業界に身を置くかが自分のウェルビーイングを伸ばす上でとても重要。
伸びている市場に身を置くべき。
伸びている市場がどこかを見極めることは、世の中の動きを知って置く必要があり、日々の生活でどれだけアンテナを張れるかが重要感じました。
オプションバリュー
1つのことに専念して頑張ることは良いことですが、常にうまくいかなった際の次善の策を構えておくことが大切です。これは経営だけではなく人生など全てにおいてその通りですね。
不確実な世界だからこそ、機動的に動ける身軽さ・心構えが必要だと感じました。
まとめ
今回この本を読んでみて、
・コントロールできるのは、時間資本だけ
・時間を人的、社会的、金融資本にバランスよく投下することが大切
・経営戦略を具体的に人生戦略に落とし込む考え方
を学ぶことができました。
上記でも書きましたが、時間が最強の資本ですので、何に時間を使うかを精査していきたいですね!
以上です。
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