前日深夜から・・・(笑)、備蓄米をなぜ並んでまで買うのか??【時間とお金の使い方を考える】安さのために並ぶことの是非

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コラム

みなさん、こんばんは!

本日、ヤフーニュースで興味深い記事を目にしました。

“アイリス備蓄米”に人殺到 仙台で店頭販売開始前に100人以上 整理券は配布即終了(仙台放送) - Yahoo!ニュース
生活用品大手のアイリスオーヤマが政府と随意契約した備蓄米の販売が、31日、全国でいち早く仙台市内のホームセンターで始まった。早朝の販売開始前から店の前には100人以上が列を作り、整理券を受け取れなか

“アイリス備蓄米”に人殺到 仙台で店頭販売開始前に100人以上 整理券は配布即終了

内容は「新米を求めて長蛇の列ができた」というもの。
2000円で安く買えるということで、前日深夜から並んでいる人もいたようです。

一見すると、庶民の節約意識が見えるほっこりした話。
…なのですが、私はこれに少し違和感を覚えました。

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◯ 2000円のために、なぜ並ぶ?

仮に、通常価格が4000〜5000円の米が2000〜3000円で買えるとしましょう。
差額は最大で3000円程度。

では、もしそのために3時間並んだとしたらどうでしょう?

時給1500円と仮定すれば、3時間で4500円を稼ぐことができます。
そう考えると「並ぶより、働いた方が得では?」という疑問が湧いてきます。

私自身、お金を「目的」ではなく「手段」だと考えています。
お金をどう使うか。
それは、時間や精神的な満足、将来の健康や成長への投資といった“リターン”を生むためのものです。

◯ 本当にお得な買い物とは?

お米を安く買ったこと自体に満足感を覚えるのは自然なことです。
しかし、そのために深夜から時間を費やしていては、「得したつもりで損している」かもしれません。

例えば、私は30分でも貴重な時間だと感じています。
その30分があれば、新たなスキルを学ぶ、ブログを書く、仕事の成果を上げる――
つまり「将来への投資」ができると考えるからです。

逆に、その30分を「節約」だけに使ってしまえば、それは単なる消費時間。
リターンは一時的な金額の得だけです。

◯ 経済を回す本質は「消費」ではなく「価値の創造」

時間をかけて安いものを得る行動は、確かに財布にはやさしいかもしれません。
けれど、本当の意味で経済を回すのは「生産と価値の創出」です。

自分のスキルや時間を社会のために活かし、その対価として得たお金で「質の高い消費」をする。
この循環こそが、健全な経済活動であり、自分自身の人生の充実にもつながります。

◯ 消費か?投資か? その違いが未来を変える

私が普段から意識しているのは、「お金や時間を使うことが、投資になっているかどうか」という視点です。
投資とは、将来にわたって価値を生む行動。消費は、その場で価値が終わってしまう行動です。

例えば——
30分で数百円の節約のために並ぶことは、消費的な行動です。
30分でブログを書く、読書をする、仕事のアウトプットを高めることは、
将来にわたるリターンが期待できる投資です。

私たちはつい目先の「安さ」や「お得感」に惹かれがちです。
しかし、その裏で失っている「未来を変えるチャンス」に目を向けるべきではないでしょうか。

投資家としても、生活者としても、自分の時間とお金が“何を生むのか”を考えることが、豊かさの本質につながると私は考えています。

◯ まとめ:時間こそ、最大の資産

お金を節約することも大事です。
ですが、それ以上に大切なのは「時間の使い方」。

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「お金を使って得られるリターン」と同じように、
「時間を使って何を得られるか」を考えることが、これからの時代にはますます重要だと思います。

節約よりも、創造を。
安さよりも、価値を。
「今」だけでなく、「未来」も見据えた時間とお金の使い方をしていきたいですね。

以上です。

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