【2025年4月】小松製作所(6301)2025年3月期決算と今後の見通し|高配当株投資目線で解説!

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コマツ

こんにちは!
今回は小松製作所(コマツ)の2025年3月期決算と、2026年3月期の業績予想についてまとめます。

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私はコマツ株を200株保有しているので、自分の経験も踏まえて、初心者の方にも分かりやすい形でお届けします!


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小松製作所ってどんな会社?

まず簡単に!
小松製作所(コマツ)は、建設機械(ショベルカーやブルドーザーなど)を中心に、世界中で事業を展開している日本を代表する重機メーカーです。特に鉱山向けの大型機械では世界トップクラス。

コマツの強み

  • 世界中に販売網あり

  • 鉱山機械に強い

  • 為替(ドル高・円安)の恩恵を受けやすい

  • 近年は環境技術や自動運転技術にも注力


2025年3月期(昨年度)決算まとめ

まず、最新の実績から見てみましょう!

小松の決算短信より

項目 2024年3月期実績 2025年3月期実績 増減率
売上高 3兆8,651億円 4兆1,044億円 +6.2%
営業利益 6,072億円 6,571億円 +8.2%
純利益 3,934億円 4,396億円 +11.7%
営業利益率 15.7% 16.0% +0.3pt
  • 増収増益! 売上も利益も前年よりしっかり伸びました。

  • 特に円安効果(1ドル=152.8円)が追い風になりました。

  • 配当も167円 → 190円へ大幅増配!

ただ売り上げ利益の構成として北米が大きな割合を占めている事は、トランプの相互、関税としては不利ですね。

 

小松の決算資料より


配当金もしっかり増えました!

配当金の推移はこうなっています。

小松の配当金

年度 年間配当金 配当性向(利益に対する割合)
2024年3月期 167円 40.1%
2025年3月期 190円 40.1%

配当性向は40%以上キープしつつ、しっかり増配

現在の配当利回りは約4.6%(2025/4/28終値:4,127円基準)と、高配当株として魅力的です!


2026年3月期(今期)の見通し

ただし、次の1年は少し注意が必要です。

小松の今期業績予測

項目 2025年3月期実績 2026年3月期予想 増減率
売上高 4兆1,044億円 3兆7,450億円 -8.8%
営業利益 6,571億円 4,780億円 -27.3%
純利益 4,396億円 3,090億円 -29.7%
営業利益率 16.0% 12.8% -3.2pt
  • 売上・利益とも減少予想

  • 為替(円高進行、1ドル=135円想定)が逆風

  • アメリカの追加関税の影響も見込まれています

それでも配当金は190円維持予定(=減益予想でも配当を据え置く方針)としており、安心ですね。


私のコマツ株保有状況

ちなみに、私自身もコマツ株を200株保有中で大きな含み益が出ております。

私の小松株保有状況

保有株数 現在値 評価額 含み益 含み益率
200株 4,127円 825,400円 +131,000円 +18.87%

配当金だけでも年38,000円(税引前)もらえるので、安心感が大きいです。


まとめ:コマツはどう考えるべきか?

小松の今回の決算は良かったのではないでしょうか。

また自社株替えも発表されており、株価には+要因になりそうです。ただし今期業績予測はアメリカの関税など警戒すべき要因が多いため、マイナスになっている点は注意が必要ですね。

プラス材料

  • 業績はしっかり伸びた

  • 増配を実施、配当利回りも高い

  • 財務体質も健全(自己資本比率55%)

注意点

  • 今期は減益予想(米国関税、為替円高)

  • 建設需要や世界景気に左右されやすい

私の考え:基本ホールド継続!
減益予想でも配当が維持されるので、短期の値動きに振り回されず、高配当投資として持ち続けたいと思っています!

以上です。

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