トランプ政権による相互関税がまさかの実行に移されてしまい、
株価が連日下落していて苦しいですね。。
私も本日だけで200,000円超の評価損が出ました。。
SNSでは「全面安」「大暴落」といった言葉が飛び交い、
投資初心者であればあるほど、恐怖と焦燥感に心が揺さぶられてしまいます。
「このまま全部なくなるのでは?」
「早く売らなきゃ…」
そう思ってしまうのは、当たり前の感情です。
でも、そんなときこそ、ひと呼吸おいて過去を振り返ってみることが大切です。
目次
リーマンショック──想像を超える混乱のなかでも、人は立ち上がった
2008年、アメリカの大手投資銀行リーマン・ブラザーズが経営破綻し、世界の金融システムが音を立てて崩れました。
日本でも株価は大幅に下落し、日経平均は2007年の18,000円台から、一時7,000円台にまで下落。実に60%以上という記録的な下落でした。
このとき、多くの投資家が投げ売りを選び、市場から退場していきました。
でも、一部の人々はじっと耐え、ホールドし、買い増しさえ行いました。
そして5年後。
株価は大きく回復し、7,000円だった日経平均は20,000円を超える水準まで上昇したのです。
あの時「恐怖の中で売らなかった人たち」こそ、報われたのです。
実際の数値データ(リーマンショック〜コロナショック以降の推移)
年 | 日経平均株価(円) |
---|---|
2007 | 18,000 |
2008 | 13,000 |
2009 | 9,000 |
2010 | 7,000 |
2011 | 8,500 |
2012 | 10,000 |
2013 | 12,000 |
2014 | 14,000 |
2015 | 16,000 |
2016 | 18,000 |
リーマンショックで大暴落したあとも、6年でほぼV字回復。
投資家としての「握力」が問われた時代でした。
コロナショック──先の見えない恐怖と、それを乗り越えた回復劇
2020年、新型コロナウイルスの感染が世界に広がり、再び株式市場はパニックに陥りました。
人々は外に出ることすら許されず、経済活動が急停止。日経平均は24,000円台から16,000円台へと急落しました。たった数週間で30%以上も落ちたのです。
このときも、「もうおしまいだ」と言われました。
ですが、各国の金融政策や支援策がスピーディに動き、半年も経たないうちに株価は回復。
むしろコロナ前よりも高い水準にまで跳ね上がる結果となりました。
年 | 日経平均株価(円) |
---|---|
2019 | 24,000 |
2020 | 16,000 |
2021 | 28,000 |
わずか1年で1.75倍。恐怖を乗り越えた人にだけ見える景色がある。
今回の下落は、何が原因なのか?
2025年春、私たちはまた新たな試練に直面しています。
その大きな要因の一つが、トランプ大統領による相互関税の実施です。
銀行株や貿易によって利益を上げる会社の株価が大きく下落しております。
「期待で買われた相場」は、失望によって急落する――まさにその典型です。
売るという選択は、本当に正解なのか?
含み損を目にしたとき、人はどうしても「これ以上減らしたくない」と感じてしまいます。
でも、今売ればそれは「確定損」となり、後で悔やむことになるかもしれません。
一方、過去のデータが示すのは、どんな暴落も時間が経てば回復してきたという事実。
時間を味方につけた投資家だけが、最終的な勝者になるのです。
あなたも「面構えが違う投資家」になれる
コロナ禍の暴落を生き延びてきた者たちだ。面構えが違う。
もしあなたが、2020年のコロナショックを経験しているなら、それはすでに一度「恐怖の底」を見た投資家ということです。
私は2020年以前のコロナ前から高配当株に投資をしており、
コロナにより− 2,000,000円を超える含み損を経験しました。

それに比べれば、今回は全く怖いと言う気持ちがない状態です。
むしろそこが見えれば追加で投資をしたくてうずうずする気持ちでいっぱいです笑
皆さんも、今回の下落相場をどう立ち回るかで今後が変わってきます。
面構えの違う投資家になるよう精進していきましょう。
以上です。
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