今回は、5年以上継続しているロボアドバイザー「THEO」の実績について、2025年3月時点の最新状況をお伝えします。
それでは早速見ていきましょう!
目次
1. 2025年3月の資産状況
現在のTHEOの資産状況は以下の通りです。
日本円建て:
1,595,933円 (+457,450円 / +40.13%)
ドル建て:
$10,726.80 (+1,509.44ドル / +16.36%)
※先月と比べるとやや減少していますが、それでも引き続き好調な水準を維持しています。
2. THEOの運用方針
THEOでは株式中心のリスクを取った運用を行っており、以下の3つのセクションで構成されています。
・資産運用方針:値上がり益重視・THEOにおまかせで設定しています。
・毎月10,000円の積立を行なっています。
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グロース: 株式中心(値上がり益狙い)
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インカム: 債券中心(安定収益狙い)
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インフレヘッジ: 金や不動産などの実物資産(インフレ対策)
現在の比率は以下の通り。
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グロース: 約63%(米国株中心)
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インカム: 約28%(社債や国債中心)
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インフレヘッジ: 約9%(金や不動産など)
3. THEOのポートフォリオ(2025年3月)
グロースセクション(株式)
略称 | 連動指標 | 評価額 | 損益 |
---|---|---|---|
VTV | 米国の大型割安株 | 335,419円 | +55,828円 |
VUG | 米国の大型成長株 | 281,298円 | -36,530円 |
VGK | ユーロ圏の大型株 | 173,085円 | +26,639円 |
VWO | 新興国全体の株式 | 103,194円 | +6,735円 |
EPI | インドの株式 | 44,710円 | -4,687円 |
EPP | 日本を除くアジア太平洋株 | 26,423円 | -994円 |
EWJ | 日本株 | 21,222円 | +2,550円 |
成長株(VUG)が足を引っ張っているものの、VTV(大型割安株)やVGK(ユーロ圏株) などは好調です。
インカムセクション(債券)
略称 | 連動指標 | 評価額 | 損益 |
---|---|---|---|
LQD | 米ドル建ての投資適格社債 | 113,425円 | -868円 |
SJNK | 米ドル建ての短期ハイイールド社債 | 86,541円 | +7,765円 |
VMBS | 米国政府機関の住宅ローン債 | 82,573円 | +5,941円 |
TLT | 20年超の米国債 | 81,448円 | -1,300円 |
VGSH | 1-3年の米国債 | 52,284円 | -186円 |
IGSB | 1-3年の投資適格債 | 23,326円 | -416円 |
債券セクションでは、短期ハイイールド社債(SJNK)が堅調。
インフレヘッジセクション(実物資産)
略称 | 連動指標 | 評価額 | 損益 |
---|---|---|---|
XLRE | 米国リート(不動産株) | 62,369円 | +10,281円 |
VTIP | 米国の物価連動国債 | 44,250円 | +4,404円 |
IAU | 金(現物) | 17,092円 | +7,348円 |
IXC | 世界のエネルギー株 | 12,384円 | +2,619円 |
SHY | 1-3年の米国債 | 12,279円 | -542円 |
SLV | 銀(現物) | 4,538円 | +1,423円 |
金(IAU)がしっかり上昇しており、インフレヘッジとしての効果が発揮されています。

4. 2025年3月のTHEO手数料
3月の手数料は 1,474円(税込) でした。
5. THEOの市場動向と今後の見通し
3月の市場概況
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米国株式市場は高値圏で推移、しかしAI関連株には調整が見られる
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ユーロ圏株は引き続き堅調
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債券市場はやや不安定だが、一部の高利回り債は好調
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金(IAU)や不動産(XLRE)は上昇し、インフレヘッジとして機能
今後の見通し
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短期的なボラティリティは継続する可能性あり
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長期的には、インフレと政策金利の動向 に注目
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THEOのポートフォリオは引き続き分散投資でリスク管理
6. まとめ
今年の5月でTHEOは運用7年目!
1万円の積立を続けながら、市場の動向を見守っています。
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手数料は高いものの、パフォーマンスは悪くない
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今後も長期投資のスタンスを維持
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つみたてNISAをメインにしつつ、THEOはサブで継続
THEOのブログでも解説している株価の「平均回帰性」を信じて、
コロナでも継続して積み上げてきた甲斐があったと感じています。
「平均回帰性」とは、市場価格は変動するが、概ね平均値に戻る傾向があるというものです。つまり、上がればその後下がり、下がればその後上がるという特性です。
引用;第2のリーマンショックが起きた時の対応法
今後はつみたてNISAをメインに据えますが、
長期的な視点で、これからも毎月1万円を積み立てて、資産形成を続けていきます!
以上です!
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