皆さんこんにちは。
本日はあおぞら銀行から配当金がありましたので、まとめてみました。
目次
あおぞら銀行から配当金1,900円(税引前)
今回のあおぞら銀行からの配当金は税引前1,900円、税引後1,515円でした。
1株あたりの配当金は19円で、100株を保有しています。
現在のところ、2025年3月期の年間配当予想は76円(四半期ごとに19円)となっており、
昨年と同水準を維持する見込みです。
あおぞら銀行の株価
あおぞら銀行の株価は依然として厳しい状況が続いています。
- 本日の株価:2,147円(前日比 -11円 / -0.51%)
- 現在の評価額:214,700円
- 評価損益:-172,100円(-44.49%)
要因としては、2024年3月期の決算で大赤字を計上したことが挙げられます。
また、前期は下期の配当が無配となったことで、投資家の信頼が揺らぎ、株価の低迷が続いている状況です。
あおぞら銀行の2025年3月期 第3四半期決算のポイント
2025年3月期 第3四半期(2024年4月~12月)の業績は、前年と比較すると回復傾向が見られます。

IR情報 | あおぞら銀行
あおぞら銀行のIR情報のページです。IR関連の最新情報や資料類、経営情報、株式関連情報、個人投資家の皆さまへの情報などを掲載しています。
- 経常収益:1,719億円(前年同期比 -11.0%)
- 経常利益:132億円(前年同期 -248億円 → 黒字転換)
- 純利益:162億円(前年同期 -147億円 → 黒字転換)
- 1株当たり純利益(EPS):123.67円
前年は、米国オフィス向け融資の引当金計上や有価証券の売却損が影響し、大赤字に転落しましたが、今期は業績が改善しています。特に、純利益は前年の大幅赤字から一転して黒字を確保しました。
また、自己資本比率は5.6%(前年5.0%)とわずかに改善していますが、他の銀行と比べると低水準のままです。財務面のリスクは依然として高いため、慎重な対応が求められます。
今後の展望と投資戦略
ポジティブ要因
- 業績改善:前年の赤字から黒字へ回復
- 配当維持:現時点では76円の配当予想を継続
- 株価の割安感:PBR(株価純資産倍率)は約0.67倍と、他の銀行と比べても割安な水準
リスク要因
- 配当維持の不透明感:昨年の下期は無配となっており、今後の業績次第では減配の可能性も否定できない
- 財務の脆弱性:自己資本比率が5.6%と低いため、金融市場の変動に対する耐性が弱い
- 金利環境の影響:今後の金利動向次第で、収益が大きく変動する可能性がある
保有戦略
- 短期的にはホールド:業績改善を確認しつつ、配当を受け取りながら様子を見る
- 株価が戻れば売却も視野に:評価損が大きいため、一定の回復が見込めれば損切りも検討
- 配当再投資を考慮:受け取った配当金を他の優良銘柄に再投資する選択肢もあり
まとめ
あおぞら銀行は、配当性向50%・四半期配当という点に惹かれて購入した銘柄ですが、現在はポートフォリオの中で大きく足を引っ張っている銘柄の一つとなっています。
業績が改善しているとはいえ、財務の不安定さや昨年の配当停止の影響を考えると、慎重な判断が必要です。
ひたすら塩漬けして株価の回復を待つしかない状況ですが、銀行株はもうコリゴリですね。。
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