エクソンモービル(NYSE: XOM)から2025年3月の配当金が入金されました。
今回は、配当金の詳細と最新の決算情報、そしてエクソンモービルの事業概要についても詳しく解説していきます。
目次
エクソンモービルからの配当金(2025年3月)
今回の配当金の概要は以下の通りです。
- 銘柄: Exxon Mobil(XOM / エクソンモービル)
- 保有株数: 100株
- 1株あたり配当: 0.99ドル(税引前)
- 税引前合計: 99.00ドル
- 税金:
- 米国源泉税: 10%(9.90ドル)
- 日本国内課税: 20.315%(18.05ドル) - 税引後の受取額: 71.05ドル
エクソンモービルは42年連続で増配しており、安定した高配当銘柄として魅力があります。今後も増配が続けば、保有するだけで安定した配当収入が期待できそうです。
また、私のXOMの購入価格は78.20ドルで、現在の株価は109.72ドルと大きく上昇。評価益は+3,152.00ドルになっています。
エクソンモービルとは? 世界最大級のエネルギー企業
エクソンモービル(ExxonMobil)は、世界最大級の石油・ガス会社であり、エネルギー業界をリードする企業のひとつです。
🔹 会社概要
- 設立: 1999年(エクソン社とモービル社の合併)
- 本社: アメリカ・テキサス州スプリング
- 従業員数: 約62,000人(2024年時点)
- 売上高: 約3,440億ドル(約52兆円)(2023年実績)
- 時価総額: 約4,200億ドル(約64兆円)(2025年3月時点)
- 配当: 42年連続増配の実績を持つ高配当銘柄
🔹 事業の範囲と割合
エクソンモービルは、石油・天然ガスの探査・採掘から製品販売までを手がける総合エネルギー企業で、主に以下の3つの事業を展開しています。
事業部門 | 売上比率(目安) | 事業内容 |
---|---|---|
上流部門(Upstream) | 約60% | 原油・天然ガスの探査・採掘(生産量: 1日433万バレル) |
下流部門(Downstream) | 約25% | 原油の精製、ガソリン・軽油の販売 |
化学部門(Chemical) | 約15% | プラスチック、合成ゴム、産業用化学品の製造 |
事業の特徴:
✅ 世界6大石油メジャーのひとつ(BP、シェル、シェブロンなどと並ぶ)
✅ 生産・販売のグローバル展開(特にアメリカ・中東・アジアに強み)
✅ 安定した配当実績(42年連続増配)
エクソンモービルは石油・天然ガスの生産量が世界トップクラスであり、その売上規模はエネルギー業界でも最大級。エネルギー市場の動向に大きな影響を与える企業のひとつです。
2024年通期決算まとめ
エクソンモービルの2024年の業績は以下のようになりました。

指標 | 2024年 | 2023年 | 増減 |
---|---|---|---|
純利益(GAAP) | 336.8億ドル | 360.1億ドル | -6.4% |
EPS(1株あたり利益) | 7.84ドル | 8.89ドル | -1.05ドル |
営業キャッシュフロー | 550億ドル | – | – |
配当総額 | 167億ドル | – | – |
自社株買い総額 | 193億ドル | – | – |
ROCE(資本利益率) | 12.7% | – | – |
🔹 決算のポイント
- 純利益は336.8億ドルと堅調(前年より6.4%減)
- 1株あたりの利益(EPS)は7.84ドル
- 営業キャッシュフローは550億ドルで、財務の安定性が高い
- 配当と自社株買いの合計は360億ドルと、積極的な株主還元
また、2024年の生産量は過去10年で最高の1日433万バレルを記録。特にガイアナやパーミアン盆地での増産が好調でした。
配当金や株主還元の安定性が強みで、特に年間200億ドル規模の自社株買いを2026年まで継続予定とのこと。
エクソンモービルは今後も投資対象として魅力的?
✔ 高配当&増配: 42年連続増配で、安定した配当収入を得られる
✔ エネルギー市場のトップ企業: 石油・ガス市場で圧倒的な存在感
✔ 成長余地あり: ガイアナ・パーミアン盆地での増産が今後の収益向上に寄与
エネルギー価格の変動リスクはあるものの、長期的な視点で安定したキャッシュフローを生み出す企業として、引き続き注目していきたいと思います。
エクソンモービル(XOM)は、高配当株・長期投資の候補として非常に優秀な銘柄です。
今後の配当や株価の推移にも期待したいですね!
コメント