【書評】コスパ最強!の生活術【ミニマリスト式超ヒュッゲ術: 少ないお金で毎日を心地よく暮らすアイデア33】

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コラム

こんにちは😃
今日は、AmazonのKindle unlimited無料で読める、なにおれ。 著のミニマリスト式超ヒュッゲ術: 少ないお金で毎日を心地よく暮らすアイデア33を読んで感じたことをまとめてみました!

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ヒュッゲとは、「自分に合った暮らし方を見つけること」

ヒュッゲとは、北欧デンマークなどで生まれた考え方です。

ヒュッゲ とは、ウエルネスかつ満足な感情がもたらされ、居心地がよく快適で陽気な気分であることを表現するデンマーク語およびノルウェー語である。
※Wikipediaより

デンマーク&ノルウェーは、
・世界でも税金が高い
・冬は寒さが厳しい
・雨が多い国

ということから、必然的にお金をかけずに家の中での暮らしを充実させるヒュッゲという概念が生まれたようです。

北欧デンマークは世界でも税金が高い国で、また、冬は寒さが厳しく、雨が多い国でもあります。そのため、必然的にお金をかけずに家の中での暮らしを充実させるヒュッゲという概念が生まれたようです。

著者はこの考え方に共感し、日本でも少ないお金&モノだけで、「自分に合った暮らし方を見つけること」を目指しており、本書はこれをまとめたものです。

毎日を心地よく暮らすために大事なことは、本場ヒュッゲの歴史を理解し、暮らしを真似することではなく、「自分に合った暮らし方を見つけること」だと思います。

物理的に、まずは余計なものを取り除く

ミニマリストがものを減らすのは、不要なものを管理するコストがかかり、探すのにも時間がかかってしまうためです。

また、不要なものに囲まれていると精神的にも不快な気持ちになります。

もし、家の中が不要なもので溢れ、些細なことばかりに時間を奪われていたら、どれだけ素敵なインテリアや価値観を取り入れたところで、まずいスープになってしまいます。  

大切なことは、まずは余計なものを取り除くことです。

そこで筆者は、
・不要なものを取り除くこと
・自分が美しいと思うもので揃えること
を提案しています。

身近に触れるものこそ、自分が良いと思うもので揃えることで満足度が違ってきます。

自分の美的感覚に従って、美しいと思うものを集めること。

決して他人が良いと思うブランド品ではなく、自分が美しいと思うもの・自分が好きなものに囲まれることで、生活の満足度を高めていこうということです。

精神面でも、ヒュッゲな思考回路

ミニマリストというと物理的にものを減らすだけの人と思われるかもしれませんが、著者は精神面でもヒュッゲな思考回路を取り込むことを提案しています。

毎日がつまらないのは受動的だから

お金があるか、ないかに関わらず、毎日が楽しいと感じられるかどうかは、受動的か、能動的かによってくると説いています。

つまり、自分の意思がなく、動画やSNSで時間を潰してしまうことは受動的に消費しているだけで、ただそれだけで終わってしまっていたら、そこで終わりです。

受動で終わってしまうのではなく、
・どこが面白かったか考えてみる。
・自分の感想を発信してみる

などを能動的に実施することでより満足度が高くなることを説明しています。

「贅沢を贅沢と認識できたほうが、より恩恵を受けられる」

当たり前のように、
・ゲームができたり、
・美味しいものが食べれたり、
・面白い動画が見れたり

考えてみると、私たちの生活は贅沢に溢れています。

それを当然のことと捉えてしまうと、贅沢に気付けません。ただただ受動的に消費してしまうのではなく、能動的に贅沢と感じると幸せ度が全く違うということですね。

ヒュッゲな生活習慣

上記の通り、物理的・精神的にヒュッゲな生活を手に入れるためには、何が必要でしょうか?

筆者は、
一人で考え事をする時間を持つ
ことを説いています。

心地よく暮らすには、自分が何が好きで嫌いかを理解することが必要です。自分の感情に向き合うためにも自分で内省する時間をとることが大切ですね。

また、決してお金をかけなくても幸せを感じる方法はいくらでもあります。

例えば、1日500円ほどの予算があれば、
・カフェでコーヒーが飲める
・レンタルで映画が1本観れる
・ケーキ屋さんでケーキが1つ買える
・ちょっとした贅沢な料理が作れる
・花や切り枝を数本買える

など幸せを感じれることが実施できます。

これらを週に2つ何かやってみるなどを実施するととても有意義ではないでしょうか?

まとめ

この書籍を読んで、

・単純にものを減らすのではなく、美しいもので揃える
・恵まれていることを理解すること
・そのために、内省すること
・500円でできる幸せを実践すること

ということが大切だなと思いました。

ほんとに今の時代は、恵まれておりなんでもできます。
ただ、誘惑が多いといいますか、受動的に消費だけしてしまって当然のことと考えてしまいがちです。

毎日に感謝して、工夫をすること・自分の心の声に耳を傾けることを実施していきたいですね!

以上です!

▼書籍情報

本書は、「少ないお金でも毎日を心地よく暮らせるようになること」を目的にした本です。

***

こんにちは、なにおれと申します。

2018年から、「少ないものとお金で楽しく暮らす」をコンセプトにブログ『なにおれ』を運営しています。

当ブログでは、私自身が月8万円の生活費で一人暮らをする中で、考えたことや実験したこと、実践してよかったことなどを発信しています。

目次
はじめに
第1章 ミニマリスト式ヒュッゲとは
01. まずいスープにはなにを入れてもまずくなる
02. 持ち物をすべて把握できるまで捨てる
03. 美しいものに少しづつ入れ替えていく
04. 不安をなくすために支出を抑える

第2章 ヒュッゲな暮らしの道具の揃え方
05. 落ち着く場所と食環境から整える
06. 必要不可欠な3つのインテリア
07. これだけは揃えてほしい5つの食器
08. 使うほどに風合いが増す素材を選ぶ
09. 部屋着こそとびっきりのお気に入りを
10. おうち時間を豊かにする3つのアイテム

【コラム①】自己表現の手段を持つ

第3章 ヒュッゲな思考回路を取り込む
11. 毎日がつまらないのは受動的だから
12. 贅沢を贅沢と自覚する
13. 自分の芝生も青いことを知る
14. 不合理、不便、非効率をあえて選ぶ
15. 喜びは言葉にして放出する
16. 足りないくらいでちょうどいい

第4章 ヒュッゲな生活習慣を身につける
17. 習慣は意図して作り上げるもの
18. 選択肢は少ないほうが快適
19. いつだって5分早く行動する
20. 会社に行く前に本を読む
21. 歩いて会社に通う
22. スマホは手の届かない場所で充電
23. 食事は味覚だけでなく五感で愉しむ
24. 一人で考え事をする時間を持つ

【コラム②】市民農園で野菜を育てる

第5章 質素だけどヒュッゲな休日の過ごし方
25. 非日常より日常を追求する
26. 朝一で家事を終わらせる
27. なにもしたくない日はなにもしない
28. なんでもない日をお祝いする
29. スマホを持たずに散歩する
30. 気持ちがいい天気の日は公園でピクニック
31. ベランダでお手軽アウトドア飯
32. 友人らと食べ物の持ち寄りパーティー
33. 部屋のレイアウトを変える

【コラム③】暮らすように旅をする

あとがき

著者等紹介
なにおれ。
1991年生まれの30歳。月8万円で暮らす倹約家ミニマリスト。2018年から、「少ないものとお金で楽しく暮らす」をコンセプトにブログ『なにおれ』を運営。ミニマリズムをベースとしたライフスタイルを提案。ブログの累計PVは700万PV超え、Twitterフォロワー 6,000人、YouTube登録者2,500人、Instagramフォロワー3,000人。

ブログ:https://life-lemon.com/

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