【書評】毎日同じことの繰り返し、、楽しくないという方に! 【ブッダが教える愉快な生き方】

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コラム

こんにちは、最近はやる気が出ずにブログも読書もサボり気味でした。
ただ、本日ご紹介する書籍を読んで少し元気を取り戻しました。
同じような境遇の方の役に立てばと思いまとめてみました😆

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なぜ楽しくないのか??

まずは本を読む前の私が感じていた普段の生活が“なぜ楽しくないのか”の理由を考えてみました。すると下記が挙げられるかなと思いました。

毎日同じことの繰り返し。

特にコロナ禍になって強く感じることですが、働き方がリモートワークになったこともあり、平日は毎日同じことの繰り返しになっていると感じます。
朝起きて、始業ギリギリまでネットを触って9時から在宅で仕事を始める。
かろうじて仕事は忙しいので業務時間中は楽しく取り組めてますが、変わらない毎日です。
この生活を1年も続けていると流石に嫌気が差してきますよね。

何もやる気が起きない。楽しくない。

平日の仕事は割とハードなため、仕事以外は何も手がつかないです。
ただ、お金は割と増えてきたので使い道を考えて何かやってみようと思うのですが、”やる価値があるのか”と考えてしまいます。
また、新しい本やゲーム、アニメを見てみようとしても”どうせこのパターンだろう”と今まで見聞きしてきたものから大体展開が予測できてしまい、行動に移さないということが増えてきました。

30代からは老い、病気などの苦しみも。

また、30代を超えてくると体力の低下も感じます。脂っこいものを食べるのが好きでしたが、今はお腹を壊してしまうので食べれません。入浴も抜け毛が気になりままならないという悩みもプラスオンされてきました。

何のために生きているのかわからない。

上記のようなことが積み重なり普段の生活から何に対して生きがいを感じて良いのかわからないというネガティブな思考に陥ってしまうことがあります。

“ブッダが教える愉快な生き方”から得られたもの

上記のようなネガティブな生活に陥ってしまう私ですが、”ブッダが教える愉快な生き方”というタイトルに控えれて、半信半疑で読んでみようと思ったのが、本書を手にとったきっかけです。

結論として、得られたものは、”なぜ楽しくないのか??”で挙げたものは全て自分の自我=感情にすぎないという捉え方ができるようになりました。

この世の中に今存在できていることは、自分ではコントロールできない縁起によるもので、感情というバイアスを通さずに受け入れれば、愉快な生き方を実践できるということを理解できました。

自我=感情を通すから楽しくない・つらい

本書では、自我=感情を挟んでしまいバイアスが入るから緊張が生まれる、辛くなってしまうことを説いています。

つらいという感情=苦痛+抵抗する自我

例えばつらいという感情は、分割して考えると、
・苦痛という事実
・それに抵抗する自我

の2つに分かれます。

抵抗する自我がなく受け入れる考え方をとれば、つらいとは感じません。

嬉しいという感情=快楽÷依存する自我

また、嬉しいという感情も
・快楽という事実
に加えて
・依存する自我
が大きすぎると、目減りしてしまいます。

つまり、嬉しい・苦しいという感情はその元となる出来事を受け入れる姿勢がまず大切ということです。

自我が作り出した問題や苦しみは、自我の努力では解決できない

何事も受け入れてとりあえずやってみる

またつらいという感情を抱いてしまうことでもつべこべ言わずにやってみることを愉快に生きるためのヒントとして紹介しています。

どんな体験でも「受けたもう」の精神で愉快に受け止めていくためには、生きている本来の「自己」と頭が作った思考や感情で悩む「自我」の大小関係や本末関係をしっかりと認識しておく必要があります。

愉快な生き方とは?

だから愉快な生き方を実践するためには、まず自分の思考や感情に捉われず、受け入れることがまず第一歩です。

学ぶことは、自分自身が変わること。

先入観に捉われずやってみて少しでも得ることがあれば、自分自身が変わります。
既知の自分の手放し、未知なことに対して初心の心で取り組むこと=オーガニックラーニングを実践することで、愉快な生き方を取り戻すことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今日は“ブッダが教える愉快な生き方”を読んで感じたことをまとめてみました。
仏教の難しい本・禅についてのハウツー本というわけではなく、学びを得るための態度がまず大切という点が本書のテーマになっており、私のように何をやっても面白くないなどマンネリしてしまっている人はぜひ読んでみてください。

大人になると、子供の頃に無垢な気持ちを忘れてしまっていますが、
先入観に捉われず、それを取り戻すことが大切ですね。

ハウツー以前の学びの態度が大切だということをお伝えするのが本書のねらい

縁起によって今この時代に生きていることのありがたみ、どれだけ自分が感情のバイアスに支配されてしまっているかに気づくことができ、愉快な生き方に方向転換できるきっかけになると思います。

以上です。

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