【利回り6%超】インフラ関連REIT5銘柄を比較してみました。/タカラレーベン、いちごグリーン、日本再生可能、カナディアン、東京インフラ

国内REIT銘柄の中でインフラ関連に特化したREIT銘柄として、以下の5銘柄が上場しています。

今回は、
・インフラ関連REIT5銘柄の比較
・インフラ関連REITへの投資メリット
・インフラ関連REITへの投資デメリット
をご紹介したいと思います。

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インフラ関連REIT5銘柄の比較

国内REIT銘柄の中でインフラ関連の銘柄は下記の5銘柄です。
さっそくそれぞれ見ていきましょう。

■タカラレーベン・インフラ投資法人 投資証券 (9281)
■いちごグリーンインフラ投資法人 投資証券 (9282)
■日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 投資証券 (9283)
■カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人 投資証券 (9284)
■東京インフラ・エネルギー投資法人(9285)

ポートフォリオの比較

まずは、各投資法人のポートフォリオを比較します。カナディアン・ソーラーが突出して大きく429億円の取得価格となっており、ソーラーパネル出力数も105MWと抜き出ています。

カナディアンは今期2018年8月に公募増資を行い、3物件を115.3億円で手に入れパネル出力が30.3MW加算されました。

取得物件数ではタカラレーベン、日本再生可能エネルギーが25物件で同立首位となっています。

決算情報の比較

次に各投資法人の決算ハイライトを比較します。各投資法人の直近の決算発表を比較すると、タカラレーベンが発表した2018年5月期決算の純利益が4.14億円と最高益です。

※いちごグリーンだけ、2017年7月〜2018年6月の通期決算の情報になっています。

一方でカナディアンソーラーは、2018年6月期の決算のため上記3物件の数字は加算されておらず、今期2018年12月期では当期純利益4.15億円を見込んでいます。

タカラレーベンも今期6月1日に4物件を公募増資で取得しており2018年12月決算では、当期純利益4.37億円を見込んでいます。

資産に対しての利益率(ROA)ではタカラレーベンが優れていると言えそうです。

分配金の比較

分配金は各社6%を超えており、大変高利回りな銘柄と言えます。
まだ決算発表がされていないためポテンシャルがわかりませんが、東京インフラエネルギーが株価に対しての利回りは最も高いです。2018年12月期決算で軌道に乗った結果が出せるかがキーとなります。

次にカナディアン・ソーラーが続きます。タカラレーベンは株価が1株あたりの純資産額よりも高く現在株価は少し割高ですが、カナディアンは割安であることが要因と思われます。

財務状況の比較

各社の財務状況の比較です。カナディアンが有利子負債が資産に対して50%と少なく優秀です。

いちごグリーンは負債の割合が多いものの全て固定金利で調整を行なっているため、その点は好感が持てます。

2018年9月末時点で、J-REIT市場全体の有利子負債の調達コスト(金利)は0.71%程度です。

現在では日銀の金融緩和制作のため金利が安く、調達コストと言う意味ではREIT市場全体には追い風となっています。

インフラ関連REITへの投資メリット

通常のREITとインフラ関連REIT銘柄の異なるポイントとしては、扱う施設の違いです。

インフラ関連REIT銘柄は、太陽光発電設備がその資産の大半です。これを減価償却する点がコストになりますが、実際に帳簿上の資産価値の調整のため実際にキャッシュが減少するわけではありません

そのため、各社ともに利益超過分配金として、金銭で投資家に分配を行なっています。

また、売電収入が当初計画よりも上振れした場合は賃料の変動させて収入を増やす仕組みを取り入れており、さらなるキャッシュを得る可能性もあります。

このように投資法人として利益の90%以上を配当金に回すことによって法人課税を回避し、利子や配当課税などとの二重課税を回避する仕組みである「税務上の導管性」が適用されることと相まって、とても高配当になっている点が大きなメリットです。

インフラ関連REITへの投資デメリット

一方で、インフラ関連REITは政府である固定価格買い取り制度によって買取価格が固定化されている点がリスクです。

もし将来インフレになった場合でも収入が大きく変わることがないためです。

ただ、日銀がターゲットとしている年利2%の成長とくらべて、上記の通りインフラ関連REITの分配金利回りは6%を超えておりインフレが起こったところで価値は目減りするわけではありません。

一方で大きなリスクとしては、借入金利の上昇があります。

一般的なREIT銘柄の場合、物価が上昇することで資産価値も上昇する可能性がありますが、インフラ関連REITの場合、発電設備だけであり資産価値が上がることは考えずらく、金利の上昇による調達コストの上昇が利益率を下げてしまいます

まとめ

本日は個別銘柄の分析は省略し、インフラ関連REITの各銘柄を横断して比較してみました。

普段個別の銘柄だけ見ていると各社の規模感がわからないと思いますが、どのような関係にあるかが理解しやすかったと思います。

ただ、特性上インフレ・金利の上昇局面、政府方針の転換によるリスクがありますので、これらの銘柄に資産を集中しすぎず、どちらか1、2銘柄をご自身のポートフォリオに加えてみると良いかと思います。

私は、現在タカラレーベンを1口購入しておりますが、カナディアンを1口購入を検討しています。

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以上です。

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