ゴーン・ショックで暴落した日産自動車の株価ですが、昨日暴落前程度の株価水準まで回復しており、現在株価は、994.6円(12月4日終値)となっています。11月20日のゴーン・ショックで記録した年初来安値940円から+54.6円の株価回復となっています。
購入している日産株の評価損益は?
私は日産の株式を現時点で300株保有しています。
内100株は1,027円で購入していましたが、追加200株は今回のゴーンショックの際にSBI証券のPTS市場にて、年初来安値をさらに下回る@930円で購入することができました。
これにより全体の取得単価も小さくすることができ(現在取得平均単価:964円)、評価益9,180円(+3.17%)を得ることができています。
また、配当利回りも5.73%となっており、今期年間配当金は57円のため、
300株×57円=17,100円(税引前)
を毎年受け取ることができる予測です。
日産自動車の経営の先行きは?
株価は回復してきたとはいえ、
・後任の会長の人事が検討中
・ルノー、三菱自動車との関係
など不明瞭な事柄が多く、まだまだ予断が許されない状況です。
また、国内の11月販売台数は、主要メーカー同梱で、前年8%増加となりました。
前年の無資格者検査の問題が解消したことに対しての成長にすぎません。
米国内での11月販売については、前年比18.7%マイナスの110,513台となりました。他の国産自動車メーカーもSUBARU以外はマイナスととなりましたが、減少したわりが多い点は気になります。
まとめ
個別株投資を行なっていると、どうしても今回のようなリスクを回避する必要があるかと思います。
ただ、高配当銘柄であれば、株価が下落した局面で高配当であることに魅力を感じた投資家が買い戻すため、今回のように評価益を出すことができると思います。
今回使ったSBI証券のPTS市場での購入といった手法は積極的に利用して、キャピタルゲインを最大化していきたいと思います。
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