【バッファロー(6676)】株主還元強化:「年2回」優待新設。総合利回りは“約5%”

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コラム

皆さんこんばんは。

あの株式会社バッファローが株主優待&配当を強化していますね。
株価もうなぎのりで、今激アツな銘柄止まってますよ。

詳細にまとめてみました。

バッファローの株価

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要点サマリー

  • 自社株買い:上限100万株/35億円、取得期間2025/8/9〜2026/4/30。自己株式除く発行済株式数比7.86%

  • 株主優待(新設):**年2回(3月末・9月末)**のデジタルギフト。100株以上

    • 継続3年未満:各3,000円(年6,000円)

    • 継続3年以上:各5,000円(年1万円)

  • 配当:会社計画年間80円(中間40円・期末40円)。

  • 足元業績(2026/3期 1Q):売上313.5億円(前年比▲12.6%)、営業益29.7億円(+127.5%)、最終益23.06億円(+186.6%)


1. 何が変わった?──株主還元の“2本柱”

(1)大型の自社株買い
上限100万株/35億円/7.86%資本効率の向上に加え、外国投資家比率の引下げ→外為法上の非該当化を目指すという戦略目的も明記。需給の引き締めを通じて1株価値の押し上げが期待されます。

(2)株主優待を新設(年2回)
100株以上を対象に3月末・9月末の各基準日でデジタルギフトを進呈。

  • 継続3年未満各3,000円(年6,000円)

  • 継続3年以上各5,000円(年1万円)
    長期判定は“同一株主番号で7回連続記載”が条件。初回2025/9からの導入。


2. 配当+優待の“総合利回り”を再計算(8/15 終値 3,595円

  • 配当利回り:80円 ÷ 3,595円 = 約2.23%

  • 優待利回り(3年未満):6,000円 ÷(3,595円×100株) = 約1.67%

  • 優待利回り(3年以上):10,000円 ÷(3,595円×100株) = 約2.78%

総合利回り

  • 継続3年未満約3.89%

  • 継続3年以上約5.01%(≈5.0%)

※株価により利回りは変動します。目安としてご利用ください。


3. 足元業績の見立て

1Qは減収・大幅増益。価格政策・原価改善・為替影響の鈍化などで利益率が改善。通期計画は売上1,060億円(▲26.0%)/営業益45億円(▲49.4%)/最終益32億円(▲46.7%)/EPS229.13円と保守的な前提を置き、利益体質の再強化を狙う期。配当計画は年間80円を掲げます。


4. 投資家目線の評価軸

プラス材料

  • 総合利回りの底上げ(配当+優待+買い戻し)

  • 長期保有インセンティブ個人株主の安定化を期待

  • 買い戻し規模(最大7.86%)が1株価値に寄与

  • 1Qで利益率改善が確認できる

留意点

  • PC周辺機器市況のボラティリティ(在庫・価格競争)

  • 為替・部材価格のブレ

  • 優待導入は費用負担を伴い、**“利回りの慣らし”**を株価がどう織り込むか


5. 権利取りの実務

基準日は3月末・9月末権利付最終売買日までの保有が必要。長期判定(7回連続)は同一株主番号が前提なので、名義・証券会社の変更には注意。


6. まとめ

配当80円+大型自社株買い+年2回優待の“3点セット”で総合利回りは約5%水準(長期保有時)。需給改善と株主層の安定化を同時に狙う設計です。
一方、通期は減収減益計画で、市況・為替の影響が大きい事業。利回りの魅力に加え、業績モメンタムを追いながら、**狙う利回り水準(例:長期5%超)**でのエントリー基準を各自で明確化しておくと運用判断がブレません。


表:株主還元の全体像(整理)

施策 中身 規模・条件 期日・期間
配当 年間80円(中間40/期末40) 会社計画 当期(2026年3月期)
自社株買い 普通株の取得 上限100万株/35億円(7.86%) 2025/8/9〜2026/4/30
株主優待(新設) デジタルギフト(年2回 100株以上:「3年未満 3,000円×年2回/3年以上 5,000円×年2回 3月末・9月末

※長期判定は同一株主番号で7回連続(2025/9を初回とする場合、2022/9からカウント)。
※ギフトは主要ポイント/電子マネー等に交換可能。

ちょっと100株だけ欲しい銘柄ですね。様子見てどこかで買いたいなと思います。

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