日本ガイシ（5333）で学ぶ高配当株投資｜7年保有から見えた配当利回りと好決算

みなさん、こんにちは。

今回は、私が株式投資を始めた初期から保有している「日本ガイシ（5333）」について、2025年の第1四半期決算をもとに、高配当株としての現在地を振り返ります。

私自身、2018年に同社株を200株購入して以来、長期で保有してきました。

当時は事業内容に興味を持って購入し「高配当株」という印象は薄かったのですが、

2025年現在では配当利回り3％超の安定配当株へと成長しています。

日本ガイシってどんな会社？初心者向けに簡単解説

日本ガイシは、セラミック技術を強みとするメーカーです。主な事業は以下の4つ：

• 🔌 エネルギー＆インダストリー：電力会社向けの送配電用セラミック製品（絶縁体など）

• 💡 デジタルソサエティ：半導体製造装置用セラミックや電子部品向け材料

• 🔋 エネルギー貯蔵：NAS電池という大型蓄電池を提供

• 🌎 環境事業：自動車排ガス用部品やフィルター関連

地味ながらも、電力・エネルギー・電子部品といった社会インフラの根幹を支える企業です。

【7年保有のリアル】2018年と2025年の違い

私がこの銘柄を購入したのは2018年頃でした。

正直、当初は「長期で安定して伸びていく企業かな？」という軽い気持ちで買っていましたが、ここ数年で安定成長＋増配傾向が明確になってきました。

私の日本ガイシ株保有状況

2025年7月末現在の保有状況はこちらです：

• 📊 保有株数：200株

• 💹 現在値：2,063.5円

• 💰 評価額：412,700円

• 📈 含み益：+10,500円（+2.61%）

• 📤 配当利回り：約3.2%

※株価は2025年8月5日火曜日、終わり値時点

2025年 第1四半期決算が好調！

7月31日に発表された2025年1Q決算は、非常に好調でした。

特に大きな伸びを見せたのが、以下の2部門：

• 🔋 NAS電池：産業向けプロジェクト売上が急増

• 💻 半導体製造用セラミック：AI投資増加による需要拡大

さらに、**自社株買いの発表（最大150億円）**も市場に好感され、株価も上昇しました。

配当方針は？継続的な増配と安定性に注目

日本ガイシは、明確な配当方針として「配当性向30％目安」および「DOE（株主資本配当率）3％以上」を掲げています。

つまり、「業績が好調なら増配」「利益が減っても配当はある程度維持」が期待できます。

事実、ここ5年ほどで配当は44円 → 60円と段階的に増加。長期保有者にとってはありがたい流れです。

高配当株初心者に伝えたい、日本ガイシを保有する価値

私が思う、日本ガイシを保有するメリットは以下の通り：

• ✅ 景気に左右されにくい社会インフラ系

• ✅ 半導体・蓄電池という成長セクターにも展開

• ✅ 配当利回り3％超で配当方針も堅実

• ✅ 自社株買いなど株主還元姿勢が明確

• ✅ 事業分散と技術優位で将来性あり

もちろん、短期的には原材料コストや為替リスク、半導体景気の波などもありますが、**中長期で「安定配当＋じわじわ成長」**を狙える銘柄としてはかなり優秀だと感じています。

まとめ｜長期投資で得られる安心感と気づき

7年前に買ったときは「高配当」ではなかった日本ガイシが、いまや安定配当株になりつつあるという実感があります。

初心者投資家の方に伝えたいのは、「今すぐに配当利回りだけで選ばなくても、長く保有することでその銘柄の進化が見える」ということ。

配当の成長、事業の変化、企業の姿勢――7年持ってきたからこそ分かるものがありました。

これからも引き続きウォッチしていきたいと思います。