米通信大手AT&T(ティッカー:T)から配当金が入金されました。
私自身も180株を保有しており、長期でのインカムゲインを狙って投資しています。
この記事では、実際に受け取った配当金の詳細や、AT&Tの決算情報・直近トピックスをまとめ、初心者でも分かりやすく同社の投資価値を見極められるよう解説していきます。
目次
✅ 今回の配当金の詳細(2025年8月5日)
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受取額(税引き後): 35.71ドル
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保有株数: 180株
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1株あたりの配当: 0.277ドル(四半期配当)
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税引き前配当額: 49.86ドル(=180 × 0.277ドル)
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現地課税(10%): 約4.99ドル
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国内課税(20.315%): 約9.16ドル(※差引調整あり)
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合計課税額: 約14.15ドル
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税引き後受取額: 35.71ドル(実際の入金額)
※外国株の配当金には「二重課税調整制度」があります。最終的な還付は確定申告により調整可能です。
📈 現在の保有状況と配当利回り
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均取得単価 | 32.73ドル |
| 現在株価 | 27.68ドル |
| 評価額 | 733,209円 |
| 評価損益 | -133,768円(-15.43%) |
| 年間配当(予測) | 約1.11ドル/株 × 180株 = 約199.8ドル |
| 年間配当利回り(取得ベース) | 約3.39%(=199.8 ÷ 5891.4ドル) |
ドル円換算レート147円では、年間手取りで20,000円程度でしょうか??
🧾 AT&Tの最新決算情報(2025年Q2)
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売上高: 約298億ドル(前年同期比+1.4%)
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純利益: 約45億ドル(前年同期比+9.2%)
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EPS(1株利益): 0.63ドル(予想をやや上回る)
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フリーキャッシュフロー(FCF): 39億ドル(強固な配当原資)
AT&Tは堅調な通信サービスを軸に、安定したキャッシュフローを維持しています。過去に負債過多やメディア事業の混乱がありましたが、現在はコア通信事業に集中し、経営の健全化が進んでいます。
📌 配当性向って何?AT&Tの場合はどのくらい?
配当性向とは、企業が稼いだ利益(EPS)のうち、どれくらいを配当に回しているかを示す指標です。
AT&Tは現在 約63%前後の配当性向で運用されており、利益の約3分の2を配当に回しているイメージです。
これは 比較的高めですが、AT&Tは十分な現金収支があるため、配当を維持したまま事業投資や債務返済も進められる体力があります。
AT&Tの場合、2025年の調整後通年EPS予想は 約1.97~2.07ドル/株となっており2024年実績では 約2.21ドル/株と報じられています。
上記の0.63ドルと言うのは、今四半期のEPSということですね。
🔍 投資家として注目すべきトピックス
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✅ 5G・光ファイバー投資を継続中:米国内の高速通信網整備に注力
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✅ 債務削減計画が進行中:過去のメディア事業売却益も活用
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✅ 安定配当政策を継続:過去の減配を乗り越え、現在は維持の姿勢
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✅ 競合との価格競争には警戒必要:ベライゾンやTモバイルとの競争は依然として激しい
🤔 初心者投資家としてAT&Tに投資するメリット・デメリット
メリット
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🌱 安定配当が魅力:利回り3%超の高配当株
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💵 フリーキャッシュフローの潤沢さ:減配リスクが比較的低い
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🛰️ コア通信事業は景気に左右されにくい
デメリット
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📉 株価は長期的に軟調傾向:高値掴みには要注意
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📡 5G投資の回収に時間がかかる可能性
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💣 巨額の負債と金利上昇の影響
✍️ まとめ:AT&Tは「配当重視」の投資家に適した銘柄
AT&Tは現在の株価水準であれば、高配当株としての魅力があり、インカムゲイン重視の投資家にとっては検討に値する銘柄です。
私自身も含み損ではありますが、配当金をもらいながら気長にホールドする方針です。
安定したキャッシュフローと配当の継続性を見極めながら、引き続き注目していきたいと思います。
以上です。





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