2025年3月にキヤノン(証券コード:7751)から配当金を受領しました。
今回はその内容に加えて、直近の決算内容と株価の動向、保有株の損益状況についても整理し、今後の見通しを考えていきます。
目次
1. 配当金の詳細
2025年3月31日、キヤノンから株式配当金が振り込まれました。
2つの口座で合計200株を保有しており、税引後で12,750円の受取となりました。
保有株数 | 1株あたり配当金(推定) | 税引前配当金 | 税引後配当金 |
---|---|---|---|
200株 | 約80円 | 16,000円 | 12,750円 |
※実際の1株あたり配当金は、年間配当(160円)をもとに推定しています。
キヤノンは年2回(中間・期末)の配当を実施しており、今回の配当は2024年12月期の期末配当にあたります。
2. 直近の決算(2024年12月期通期)
キヤノンは2025年1月30日に、2024年12月期の決算を発表しました。
以下に、主要な業績データをまとめます。
2024年12月期の業績(実績)
項目 | 数値 | 前年比 |
---|---|---|
売上高 | 4兆5,098億円 | +7.9% |
営業利益 | 2,797億円 | -25.5% |
純利益 | 2,135億円 | -27.5% |
1株当たり利益(EPS) | 約204円 | 減益 |
年間配当(実績) | 160円 | ±0円 |
2025年12月期の業績(会社予想)
項目 | 数値(予想) | 前年比 |
---|---|---|
売上高 | 4兆7,360億円 | +5.0% |
営業利益 | 5,190億円 | +85.5% |
純利益 | 3,645億円 | +70.8% |
1株当たり利益(EPS) | 約350円(予想) | 大幅増益 |
年間配当(予想) | 170円(予定) | +10円増配 |
決算のポイント
✅ 売上は過去最高を更新
✅ 2024年は減益だったが、2025年は営業利益・純利益ともに大幅回復予想
✅ 年間配当も10円増配予定で、株主還元に積極姿勢
3. 保有株式の評価額と損益状況
現在の保有株式の状況は以下の通りです(2025年3月29日時点)。
銘柄 | 保有株数 | 平均取得単価 | 現在値 | 評価額 | 損益 | 損益率 |
---|---|---|---|---|---|---|
キヤノン(7751) | 100株 | 約3,795円 | 4,645円 | 464,500円 | +88,500円 | +23.54% |
キヤノン(7751) | 100株 | 約2,887円 | 4,645円 | 464,500円 | +175,900円 | +60.95% |
合計 | 200株 | – | – | 929,000円 | +264,400円 | +42.6% |
本日(3月29日)は-3.57%の下落となり、株価はやや調整しましたが、依然として大きな含み益が出ています。
4. 今後の配当予想と株価の見通し
2025年の配当予想
キヤノンは2025年12月期の年間配当を170円/株と予想しています。
これは前年から10円の増配となります。
年度 | 年間配当金(円) | 増減 |
---|---|---|
2023年 | 160円 | ±0円 |
2024年 | 160円(実績) | ±0円 |
2025年予想 | 170円(予定) | +10円 |
✅ 業績回復による増配
✅ フリーキャッシュフローも潤沢で、株主還元強化中
株価の見通し
📌 短期的な調整あり
3月末には配当落ちに伴う株価の調整が見られました。今後も地合いや為替動向の影響を受ける可能性があります。
📌 中長期では上昇余地あり
カメラ・プリンター事業の回復や、産業機器・医療機器の成長分野が牽引要因に。円安基調も業績にプラス材料です。
5. まとめ:今後もホールド継続
今回の配当金受領と決算を踏まえ、キヤノン株は引き続きホールド予定です。
✅ 配当金:年間170円の予想で、増配基調が続く
✅ 業績:2025年は売上・利益ともに大幅増益予想
✅ 株価:評価益+264,400円(+42.6%)と順調
✅ 展望:医療・産業分野での成長、円安追い風、株主還元姿勢も評価
これからもキヤノンの業績や株価の動向を注視しつつ、長期的な資産形成を目指していきます!
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