【2018大納会】日経平均20,014.77円で終了。保有日本株式-495,307.1円(-11.05%)の含み損で学んだこと。

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コラム

2018年12月28日国内証券市場の取り引きが最終日となりました。終値は前日比で-62.85 (-0.31%)円安い20,014.77円となり、何とか2万円台をキープして終わりました。

私が保有する日本株式の評価損益は、-495,307.1円(-11.05%)の含み損をかかえています。

今日は、今年の株取引で失敗したこと・学んだことをまとめたいと思います。

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高配当であることだけを重視して投資をしない

私はキャピタルゲインではなく、配当金によるキャッシュフローの充実(インカムゲイン)の最大化を投資目標としており、年間税引き後4%以上の利回りを目指しています。
ただ、このような投資目標であっても単純に高配当銘柄を買っていけばよいわけではないことを学びました。

たとえば、私はカルロス・ゴーン元会長の逮捕の報道受け、西川社長が記者会見を行った際にPTS市場で日産株200株追加購入しましたが、現在は-25,110円(-8.68%)の含み損となっています。

日産は年間の配当が1株当たり57円で、割安と判断したため購入しましたが、現状では成長に資金を充てる可能性も出ており本当に配当が維持されるか疑問がついている状況です。
日産はもともと配当性向が高めに設定されていた点を理解していたものの今後の展開が想像できておらず、うまい投資ではありませんでした。
今回の取り引きの場合、安値で手に入れることができたのであれば、一時的に反発して評価益になった際に売却しておくという判断がベストだったと思います(実際に評価益になり売却するタイミングはありました。)。

▼日産直近2か月のチャート

11月の記者会見の際に窓を開けて下落した後、反発した時点で売却をしておけば、利益が出ていました。

IPOだからと言って購入してよいわけではない

次にIPOで話題となったソフトバンクの株式の売り出しですが、公開価格1,500円で上場を果たしたのち、現在は1,358円まで下落しています。
上場時にネガティブな要素が多く噴出したため、購入を予定していた人も購入せず、すぐに売却するなどの自体が発生したため下落しているものと思います。

個人投資家でIPOだからと言って飛びついた方もいるようですが、市場の状況、ソフトバンクの今後の戦略が見たうえで判断ができていたかが問題だと思います。
私は日産で得た教訓を生かし、購入を踏みとどまることができ、事なきを得ました。

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長期投資でも評価益が出ていれば売却を検討する

私は上記のとおりインカムゲインを目標としており、短期の取り引きを行わないことを決めていました。
ただ、一時的に株価が購入価格の10%超える評価益が出ることがありました。

例えばコメダホールディングスです。

コメダ株は、
■購入価格:2,158.9円
■年初来高値:2,400円
■現在地:2,164円
となっており、かろうじて評価益が現在でも出ていますが、高値時点で売却しておれば24,200円程度の利益になりました。

コメダは予想配当利:2.31%(予想1株配当:50円)のため、5年間保持して得られる利益が売却によって得られるはずでした。

このように長期投資であっても売却を行うこと、安値で手に入れることが株式投資の基本であることを学びました。

まとめ

長期投資を目指すといって上記の通り、企業の経営戦略、配当政策、株価の状況を理解して、購入・売却の判断が必要です。
今年から株式の取り引きをはじめましたが、まだまだ勉強が必要だと感じさせられる1年となりました。

ただ、自分の身銭を切って投資を行っているからこそ、本気で経済・社会を理解しよう思える環境を手に入れることができたかなと思っています。
高い勉強代にはなっていますが、評価損益は売却するまで確定するものではないため、引き続き勉強していきたいと思います。

以上です。

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