あなたの投資家レベルは?本当の経済的自由とは何か/金持ち父さんのキャッシュフロー・クアドラント

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コラム

このブログを見ている方は投資に興味がある方がほとんどだと思います。ただ、投資自体が目的ではなく手段であり、本当の目的は別にあるはずです。

今回は、「金持ち父さんのキャッシュフロー・クアドラント」で紹介されている「投資家レベル」という考えをもとに、投資家における本当の経済的自由とは何かを考えてみました。

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投資家レベル1:ファイナンシャル教育ゼロの人

レベル1の投資家は、全く投資を行っていない人です。サラリーマンとして働き、資産にならない建売・マンション、自動車を購入しているようなパターンです。

一見サラリーマンとしてしっかりと稼ぎがあり、持ち家、自動車があれば裕福だと思えるかもしれませんが、決して経済的に自由とは言えないと思います。
家を買うためにローンを組み、払わなくてもよい金利を払っているとお金は目減りしていきます。

今後1つの会社が勤め上げることが正しいというわけでなく、また、年金・医療保険もどうなるかが怪しい状況です。
そのような環境で従来通りの考え方では太刀打ちできなくなってしまうリスクがあります。

自分でお金の知識を身に着けていかなけば、本当にやりたいことができずに終わってしまうのではないでしょうか。

投資家レベル2:お金をためても損する人

日本では、貯金しかしていない人が大半だと思います。直近はもちろん元本が保証されており金融商品の1つとして悪いものではありません。
ただし、貯金に何も考えず投資を行うことはリスクと言わざるを得ません。

直近でその懸念はないと思いますが、インフレが起これば通貨の価値は下がります。
その際に貯金しかなければ、目減りしてしまい紙くず同然になる可能性もないわけではありません。

また、政府債務残高が1000兆円をこえており、もし万が一日本がデフォルトとなった場合、過去戦後に行われた預金封鎖がされる危険もゼロではないのではないでしょうか。
債務1000兆円は普通ではありません。

日々、漫然と暮らしていると気づきにくいことですが、危ない状況に気づけて行動を起こせているかが問われます。

投資家レベル3:その暇がないという人

投資レベル3の人は投資を行っていますが、高い手数料が発生する投資信託などでお金の専門家に管理を任せることを考えます。
もちろんその専門家がうまく資金を回せば利益を出すことができ、悪くはありません。

ただし、手数料が発生してしまいキャッシュが流出してしまう点と、何よりだれかに任せる資産運用はそこから何の学びも生まれません
自分の置かれている状況を考え、失敗を反省し、次の行動に生かすというPDCAを行う機会を自ら捨てているリスクがあります。

投資家レベル4:「私はプロだ」という人

レベル4の投資家は自分はプロだと信じ、自分個人で考えた投資手法で日々試行錯誤を行います。
私を含め、大半のサラリーマン投資家はこのレベルではないでしょうか。

ただリスクとしては、自分個人で銘柄を調べ投資を行うことは、サラリーマン家業を続けながらだとかなりの時間がとられます。
時間は資本です。それを切り売りしてお金を積み上げるにはどうしても限界があります。またお金もサラリーマンが得られるものは限られていると思います。

本来の目的は、投資によってできたお金・時間資本で経済的な自由を手に入れることが目的なはずです。

投資家レベル5:ビジネスオーナーとしての投資家

レベル5の投資家は、自分のお金だけを使って投資を行うわけではありません。例えば自分のビジネスを株式公開しそこで株式を流動させ、個人投資家のお金を集め、さらなる投資を行います。
たとえば、今回のソフトバンクの公開もソフトバンクホールディングが、事業会社ソフトバンクの株式を公開することで資金を集め、投資資金を得ることができました。

このレベルは自分が投資のプロというわけではなく、自分のビジネス・キャッシュフローを最大化しお金・時間に制限されない経済的な自由のためにビジネスを行っています。

投資で儲けようとしている方は、これだけ見ると無理だと感じるかもしれませんが、投資だけやっていると先は見えています。

自分個人の資金・時間を切り売りして小さな利益を得るレベル4止まりの投資家となってしまうでしょう。

私も投資で小銭を稼ごうとしていましたが、この考え方を学び、本当に経済的自由を手に入れてやりたいことは何か、本当にそれで幸せなのか、を再度考えるきっかけになりました。

まとめ

投資家レベルは見てきたように、レベル1の全く投資を行っていないものからレベル5の資本家レベルのビジネスオーナーとして行う投資をおこなうものまであります。
あなたはどのレベルだったでしょうか。

私は経済的自由をめざし、サラリーマンで得たキャッシュフローを投資に回していましたが、それでは資本的に限りがあり、自分の時間を切り売りすることは変わっていません。
そのため、投資だけで生計を立てていくというわけではなく、別の事業を自分で考えてみるということが投資家として求められてくるのではないでしょうか。

例えば、投資で培った知識を活かし、コンサルティングを行う、本を書く、ブログをもとにコミュニティをつくる、セミナーを開くなどが考えられます。

投資も1つのキャッシュフローをつくる手段と考え、最終的に自分が行いたい目的のために他にどのような事業ができるかという視点をもち、レベル5のビジネスオーナーかつ投資家というレベルを目指していけるとよいかなと思いました。

以上です。

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