昨日2018年12月10日(月)に、ソフトバンク株式会社(9434)は上場時の売り出し価格(公開価格)が仮条件と同じ1500円に決まったと発表しました。市場区分は東証1部となります。
私は、SBI証券で100株購入の意思表示をしていましたが、みごと【当選】しました。
購入は見送り
上記の通り、ソフトバンク株式会社(9434)のIPOに当選しましたが、購入は見送りしたいと思っています。
ご存知の通り直前になって、さまざまな不安材料が出ており、公開後に株価の下落を懸念しているためです。
不安点①:ファーウェイ・ショック
中国の通信機器最大手である華為技術(ファーウェイ)の幹部がアメリカ政府の要請でカナダにて逮捕されました。
ファーウェイは通信基地局の世界シェア1位で、すでに66カ国の通信会社向けに約1万件の基地局を出荷しており、日本国内でも楽天を含めた携帯電話4社は通信設備から同社を除外する方針を発表しました。
ただし、ソフトバンクのみがファーウェイ製の基地局を採用してきたため、その影響が懸念されます。
不安点②:通信障害
12月6日に発生した通信障害は午後1時39分から同6時4分の4時間程度におよび、ソフトバンク回線を使う契約者に大きな影響を与えました。
ソフトバンクは、今回の原因として、全国をカバーし利用しているスウェーデンのエリクソン製の交換設備にてソフトウエアに異常が発生した旨を発表しています。
ソフトバンクの携帯契約数は9月末で4043万件を超えており、電気通信事業法では「影響人数3万以上で継続時間2時間以上のもの」などを「重大な事故」と定義しており、ソフトバンクには総務省に報告する義務が生じています。
今回の問題に対して、追加の設備投資などが必要になった場合、営業利益の目減りは避けられず、配当利回りの低下が懸念されます。
不安点③:配当性向85%のリスク
ソフトバンクのIPOにおける1つの特徴として、配当利回り5%の高配当であることがメリットとされています。
ただ、発表されている配当性向85%をめどとする場合、純利益から生じたキャッシュを成長投資に充てるなどの施策が取りづらく、事業の拡大に懸念があります。
携帯電話の通信料は4割削減する余地があるとの政府見解に対応した場合もさらに利益が減ってしまいます。
まとめ
ソフトバンクの株式は前向きに購入を検討していたのですが、上記をはじめとする様々な懸念事項が出ています。
また、貿易摩擦、ブレグジットなど世界的な経済の停滞がある状況で株安が進んでおり、公開価格1,500円としていますが最悪、公開時に1500円を割れてしまうのではないかと思っています。
そのため、今回IPOに当選はしましたが購入を見送りたいと思っています。
以上です。
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