本日、2018年11月28日に日産自動車 (7201)より中間期配当金として、税引後2,272円をいただきました。
目次
配当金は1株あたり28.5円/100株保有のため税引後2,272円
今回の2019年3月度中間配当金は、1株あたり28.5円でした。現在同社の株を100株保持しているため税引後の手取り配当金は2,272円となります。
先日のカルロス・ゴーン元会長の役員報酬の虚偽記載問題があがった際に追加で200株購入し、現在は300株を保有していますが、中間決算の基準日となる2018年9月末時点では100株のみ保有でした。
◼︎保有株式の状況
保有株数:300株(配当金の対象は100株)
取得単価:964円
現在株価:971.5円(18/11/28 15:00)
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評価損益:@7.5×300株=+2,250(+0.78)
当初100株購入時点では、取得単価1,027円でした。
その後、先日のカルロス・ゴーン元会長の問題が発生した際にSBI証券のPTS市場で追加200株を年初来安値を下回る930円で購入することができ、評価損益をプラスにすることができました。
▼当初100株購入

▼SBI証券PTS市場での200株の追加購入

◼︎今回の配当金
1株あたりの配当金:28.5円
税引き前配当金:2,850円(28.5円×100株)
税金などの控除:−578円
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税引き後配当金:2,272円
◼︎年間配当利回り
年間配当予測:@57円
現在単価:971.5円(18/11/28 15:00)
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税引き前年間配当利回り:5.86%
日産自動車の業績は?
直近の日産自動車の業績はあまり好調とは言えない状況で、今期2019年3月期決算では、
◼︎売上高:12,000,000百万円(前年度比0.4%)
◼︎営業利益:540,000百万円(前年度比-6.0%)
◼︎当期利益:500,000百万円(前年度比-33.1%)
を見込んでおり、大幅な減益の想定となっています。
ただ配当金については前年の年間53円から、上記の通り57円となり4円の増配予測となっています。
EPSは126.6円となっており、配当性向は45%でやや高めですが株価が低迷しているため配当利回りは5.86%と高配当な銘柄です。
中間決算時点では、国内・中国での販売台数は前年増となっており好調ですが、米国・欧州・ロシアでの販売台数が振るわず、
■売上高:5,532,700百万円(前年度比-2.1%)
■営業利益:210,300百万円(前年度比-25.4%)
■当期純利益:246,300百万円(前年度比-10.9%)
となっています。
株価の推移は?
もともと株価は低調に推移していましたが、上記の通りカルロス・ゴーン元会長の役員報酬の虚偽記載問題により一時940円(18/11/20)の今年度最安値を記録しました。
ただ株価に対して配当金が充実しており一時6%を超える配当利回りとなったこともあり、個人株主の押し目買いが入り現在は971.5(18/11/28 15:00時点)となっています。
まとめ
日産自動車は2022年度に向けた中期経営計画を出しておりますが、現状発表した時点の実績で足踏みをしています。
また、今回のカルロス・ゴーン元会長の問題で日産・ルノー・三菱自動車の連合の行方など経営方針が見えずらい状況です。
そのため現状評価益が出ており、配当利回りも厚い銘柄ですが、状況を注視していきたいと思います。
以上です。
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