日本郵政は11月14日に2019年3月期中間決算を発表しました。あわせて今期の連結純利益を+500億円上方修正する旨の発表がありました。
ただし、配当金については従来予測通り年間50円で据え置きとなりました。
目次
2019年3月期2Q決算は?
決算の概要は以下の通りです。
経常収益は、前年比で1,064億円(1.7%)減少しており、かんぽ生命の減少幅が気になります。
経常利益は、前年比で48億円(1.1%)減少だが、日本郵便が黒字で収益が改善しています。
純利益は、日本郵便・かんぽ生命が奏功し、435億円(25.2%)の増加となりました。
▼2019年3月期2Q決算(参考)
▼2018年3月期2Q決算(参考)
特に日本郵便は、荷物の取扱数量が、ゆうパック・ゆうパケット累計で18.1%増となり前中間期比575億円(6.3%)の増収となりました。
日本郵便の4~9月期決算として、13年の発足以来で初めての営業黒字とのことです。
2019年3月期通期見通しの上方修正
日本郵政は、2Q決算で日本郵便のゆうパック・ゆうパケットの収益拡大とかんぽ生命の資産運用収益が堅調に推移したため、通期の経常利益を+700億円の7300億円、純利益を+500億円の750億円へと情報修正しました。ただ、配当性向はすでに50%を超えていることもあり通期の配当予測は修正せず50円で据え置かれました。
日本郵政の株価は?
決算発表と通期業績の上方修正が好感され、発表翌日の11月15日に年初来高値となる1,396円を記録しました。
私は日本郵政の株を100株保有しており、含み益は+17,000円(+13.96)となっています。
日本郵政は年間50円の配当金をめどとしており、予測配当利回りは3.6%です(税引き前)。
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取得単価:1,218円
株数:100株
現在株価:1,388円(18/11/16 15:00)
評価額:138,800円
評価損益:+17,000円(+13.96)
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まとめ
世界的株安にも関わらず、日本郵政の株価は、その収益の改善を受けて上昇基調にあります。
日本郵政の株は、RSIが20%を大きく割り込んだ時点で仕込めたため、大きく評価益を出すことができています。
一方で上記の通り配当性向はすでに50%を超えており、金融2社の収益も株安などの影響から不安定となることが見込まれるため、
今後株価が1,400円を超えるようでしたら利益確定売りを検討していきたいと思います。
以上です。
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