高配当株で税引後4%は達成できたのか?今の現在地を正直に振り返ります

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配当金

高配当株投資を始めたころ、ひとつの目標として意識していたのが「税引後で配当利回り4%」でした。

配当金が生活を少しずつ支えてくれる状態。
自分が働いていない時間にも、お金が代わりに働いてくれる状態。
そういう仕組みを作りたいと思って、高配当株への投資を続けてきました。

では、2026年4月時点で、その目標は達成できているのか。

結論から書くと、現時点では税引後4%には届いていません。
ただし、これは「高配当投資がうまくいっていない」という話でもありません。
むしろ今は、無理に4%へ寄せるよりも、堅実に積み上げた結果として4%に近づいていく過程にいる、というのが正しい認識だと思っています。

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現在の配当金額はどれくらいか

現在の年間配当金額は、税引後でおよそ44.8万円です。

年間配当金予測

月換算すると、だいたい3万7,000円前後
これを「まだその程度」と見るか、「もうそこまで来た」と見るかで印象は変わりますが、私はかなり大きい金額だと思っています。

というのも、時給1,500円で考えると、月3万円台後半の不労所得は毎月20時間以上働いたのと同じだからです。
1日7時間前後で見れば、だいたい3日分くらい働いてくれている計算になります。

しかもこれは、税引き後の手取りで入ってくるお金です。
自分が動かなくても、毎月それだけの金額を資産が生み出してくれている。これはやはり大きいです。

決して生活費のすべてを賄えるわけではありませんが、「自分の時間を切り売りしなくても入ってくるお金」として見ると、十分に存在感があります。

一方で、これを「税引後4%」という目標に照らすと話は少し変わってきます。

保有株の現在評価額ベースで見ると、税引後利回りは4%どころかそこまで高くありません。
取得原価ベースで見ても、感覚的には「3%台前半から中盤くらい」というのが現在地です。

つまり、税引後4%をすでに達成している、とはまだ言えない。
ここは正直に認めるべきだと思っています。

現在の保有銘柄一覧

2026年4月時点の保有銘柄を一覧にすると、以下のようになります。高配当株を中心にしつつも、実際には買い付け時期や保有理由が異なる銘柄も混ざっており、ポートフォリオの現在地がよく見える内容になっています。

コード 銘柄名 保有数 平均取得単価 現在値 評価額 評価損益
XOM エクソン・モービル 100 78.20 155.04 2,469,477円 +1,223,908円
6301 コマツ 200 3,472 6,809 1,361,800円 +667,400円
HSBC HSBCホールディングスADR 100 50.57 90.27 1,437,820円 +632,342円
2914 JT 200 2,942 5,973 1,194,600円 +606,200円
5333 NGK 200 2,011 4,441 888,200円 +486,000円
5214 日本電気硝子 100 2,607 7,388 738,800円 +478,100円
8053 住友商事 100 1,705 6,084 608,400円 +437,900円
8591 オリックス 200 3,130 4,879 975,800円 +349,800円
9104 商船三井 100 3,277 6,473 647,300円 +319,600円
5108 ブリヂストン 400 2,695 3,440 1,376,000円 +298,000円
NGG ナショナルグリッドADR 50 55.83 90.32 719,308円 +274,678円
2914 JT 100 3,471 5,973 597,300円 +250,200円
9433 KDDI 200 1,464 2,582 516,400円 +223,600円
1928 積水ハウス 100 1,775 3,649 364,900円 +187,400円
6301 コマツ 100 5,100 6,809 680,900円 +170,900円
7751 キヤノン 100 2,886 4,370 437,000円 +148,400円
4503 アステラス製薬 100 1,606 2,607 260,700円 +100,100円
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 100 1,934 2,842 284,200円 +90,800円
6718 アイホン 100 2,007 2,819 281,900円 +81,200円
BTI ブリティッシュ・アメリカン・タバコADR 50 50.11 58.85 468,681円 +69,605円
WBD ワーナー・ブラザース・ディスカバリー 43 17.48 27.53 188,554円 +68,833円
7751 キヤノン 100 3,760 4,370 437,000円 +61,000円
8267 イオン 33 466 1,763 58,179円 +42,801円
8972 KDX不動産投資法人 1 151,429 166,200 166,200円 +14,771円
3472 日本ホテル&レジデンシャル投資法人 1 62,300 72,000 72,000円 +9,700円
8593 三菱HCキャピタル 100 1,399 1,470 146,950円 +7,050円
9432 NTT 100 158 153 15,310円 -490円
8304 あおぞら銀行 100 3,868 2,687 268,700円 -118,100円
3397 トリドールホールディングス 200 4,980 4,293 858,600円 -137,400円
T AT&T 180 32.73 26.84 769,513円 -168,869円
3287 星野リゾート・リート投資法人 2 354,500 257,700 515,400円 -193,600円
7201 日産自動車 600 833 356 213,480円 -286,320円

保有銘柄一覧の画面キャプチャ

こうして一覧にしてみると、含み益が大きく乗っている銘柄がある一方で、含み損を抱えている銘柄も一部残っています。高配当株投資は利回りだけを見れば簡単に見えますが、実際には買ったタイミングやその後の事業環境によって、ポートフォリオの姿はかなり変わってきます。

それでも、内容はそこまで悪くないと思っている理由

数字だけを見て「じゃあ失敗なのか」というと、そうでもありません。

なぜなら、今の保有銘柄の中には、配当だけでなく株価上昇もかなり乗っているものがあるからです。
たとえばエクソン・モービルのように、1株80ドル前後で買えた銘柄が、いまでは大きく育っています。しかも当時は1ドル110円近辺でドル転していたので、円ベースではかなり有利な位置で仕込めています。

このように、今のポートフォリオは単に「高利回り株をかき集めている」状態ではなく、安いタイミングで買った銘柄が育ち、その結果として配当も増え、含み益も乗っている状態です。

これは見方によっては、利回りが少し低く見える原因でもあります。
株価が上がれば、現在評価額ベースの利回りは下がるからです。

つまり今の自分は、

  • 高配当株でしっかり配当を受け取れている
  • ただし、税引後4%を数字として明確に超えているわけではない
  • 一方で、保有銘柄そのものは無理な内容ではなく、むしろ育っているものも多い

という、少し中間的な位置にいます。

無理して4%に近づけるのは違うとも思っている

ここが今回いちばん大事なポイントかもしれません。

高配当株ブログをやっていると、「4%」「5%」といった数字はどうしても魅力的に見えます。
読者にも伝わりやすいですし、自分自身も目標として掲げやすい。

でも、4%という数字に合わせるためだけに、無理して危ない銘柄を買うのは本末転倒です。

実際、高配当株の世界では、見かけ上の利回りが高い銘柄ほど

  • 業績が不安定
  • 減配リスクが高い
  • 株価下落で利回りが高く見えているだけ
  • 事業の成長性が鈍い

というケースも珍しくありません。

もちろん利回りは大事です。
ただ、利回りだけを追いかけてポートフォリオの質を落とせば、長期では逆効果になりやすい。

今の自分は、そこまでして無理に4%を作りにいくフェーズではないと考えています。

今は「積極的に個別株を買い進める時期」でもない

もうひとつ大きいのは、今の自分が個別株をどんどん買い増すモードではないことです。

現時点では、投資全体の軸としてはインデックス、特にオルカンのような全世界株式をしっかり積み立てていく方針を重視しています。
高配当株は好きですし、配当金の積み上がりも魅力ですが、いまの自分にとっては「主役」ではありません。

だからこそ、高配当株の利回りを無理に4%へ合わせるために、ポートフォリオをいじりすぎる必要もないと思っています。

それよりも、

  • いま持っている銘柄が増配していく
  • インフレや価格転嫁で企業の利益水準が上がる
  • 時間の経過とともに配当金が積み上がる
  • 暴落や大きな下落局面でだけ、納得できる銘柄を追加する

こうした流れの中で、気づいたら税引後4%に近づいていた、あるいは超えていたという形のほうが自然です。

目指すべきは「高すぎる利回り」ではなく「続く配当」かもしれない

高配当投資を始めた頃は、とにかく数字がわかりやすいので「4%」という目標を強く意識していました。

でも続けていくうちに、少し考え方が変わってきました。

本当に大事なのは、

  • その配当が来年も出るのか
  • できれば少しずつ増えていくのか
  • 事業自体がちゃんと稼げているのか
  • 暴落時にも持ち続けられるのか

ということです。

いくら表面利回りが高くても、減配してしまえば意味がありません。
逆に、今の利回りがそこまで高くなくても、企業が着実に利益を積み上げて増配してくれれば、取得原価ベースの利回りはあとから上がっていきます。

高配当投資は、買った瞬間の利回りだけで決まるものではなく、時間とともに育っていくものでもある
最近はそう思うようになりました。

今の現在地

では、いまの現在地を一言でまとめるとどうなるか。

税引後4%はまだ未達。
ただし、無理して危ない高配当株に寄せる必要はない。
今ある保有銘柄の成長や増配、そして暴落時の仕込みによって、自然に4%へ近づいていく道を選びたい。

これが今の自分の考えです。

高配当株投資というと、どうしても「何%取れているか」が注目されがちです。
でも実際には、その数字の裏にある

  • どんな銘柄を持っているか
  • どんなタイミングで買ったか
  • 無理をしていないか
  • 長く続けられるか

のほうがずっと大事だと思っています。

まとめ

ブログを始めた当初に掲げた「高配当株で税引後4%」という目標は、現時点ではまだ達成できていません。
ただ、それを悲観する必要もないと思っています。

いまの自分は、配当金をしっかり受け取りつつ、含み益の乗った銘柄もあり、全体としては無茶のないポートフォリオを組めています。
そのうえで、相場が大きく崩れたときや、明らかに割安なタイミングが来たときにだけ追加で仕込む。そんなスタンスで十分です。

月3万円を超える不労所得が、すでに税引き後の手取りで入ってきている。
これは小さくないです。アルバイト換算なら毎月3日分ほど働いてくれているようなものですし、資産が着実に自分の時間を生み出し始めている証拠でもあります。

4%という数字は魅力的です。
でも、数字に無理やり自分を合わせるのではなく、自分の投資方針を守ったまま、結果として4%へ近づいていくことのほうが、長く続けるうえではずっと重要だと感じています。

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これからも、背伸びせず、でもあきらめずに。
高配当株投資の現在地を、正直に積み上げていきたいと思います。

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