【2025/10/14(火)】日経平均大暴落?押し目買いすべき高配当株は?

スポンサーリンク
コラム

10月11日時点で、日経平均先物は45,200円(前日比▲2,420円・▲5.08%)まで急落しました。

日経平均先物


高値47,900円から一気に45,000円台前半まで落ち込み、2,000円を超える下げ幅は年初来でも最大級。

市場は「外的要因+内的リスク」が同時に噴出した形です。

今回はその要因とどのようなセクターが下落するか、下落時に買うべき銘柄をまとめてみました。


スポンサーリンク

🏛️ 下落の二重構造:「米中関税ショック」+「日本の政局不安」

⚡ 要因 内容 株式市場への影響
🇺🇸 米中関税ショック 米国が対中関税を最大100%に再引き上げ。
中国が報復を示唆。世界的リスクオフへ。
外需株中心に売り。ナスダック連動で半導体急落。
🏛️ 自民党政権の不安定化 公明党との関係悪化や党内対立、
総裁交代観測など。政策停滞リスクが意識。
政策関連・建設・防衛株に売り。為替も円高方向へ。
💴 金利上昇・国債懸念 財政拡大圧力→国債利回り上昇。
企業の割引率上昇。
景気敏感株に逆風、金融株は限定的なプラス。
💹 為替の乱高下 政局リスク→円安・円高圧力。 輸出株調整、ディフェンシブ優位。
💥 期待の逆回転 「高市政権での成長期待」トレードが剥落。 政策関連テーマ株に失望売り。

📊 セクター別下落予想レンジ(10/14寄り付き想定)

🔍 セクター 想定下落幅 主な要因 相対的に強い点
⚙️ 半導体・電子部品 ▲4〜▲6% 米ハイテク株急落・規制リスク ほぼ無し
🚗 自動車・機械 ▲3〜▲7% 円高+関税懸念 内需型建機は底堅い
🏦 銀行・金融 ▲1〜▲3% 景況感悪化 長期金利上昇が追い風
🌍 商社・資源 ▲2〜▲4% コモディティ市況下落 高配当で一定の下支え
📶 通信(KDDI・NTT) 0〜▲2% 政策関連の発言リスク 安定収益+高配当
🍱 食品・タバコ(JTなど) 0〜▲2% 原材料コスト高 不況耐性強、逃避資金入りやすい
⚡ 電力・インフラ 0〜▲2% 政策不透明感 景気連動度が低く防衛的

🟩 守り強:通信・食品・電力
🟥 要注意:半導体・自動車・商社


💴 押し目買いの狙いどころ(高配当株)

銘柄 想定買い場株価 年間配当(会社計画) 想定利回り コメント
JT(2914) 4,000円 208円 5.2% 内需+為替耐性。
KDDI(9433) 2,160円 80円 3.7% ディフェンシブ代表格。
オリックス(8591) 3,000円 120円 4.0% 総合金融+安定配当。
キヤノン(7751) 3,750円 150円 4.0% 為替リスク許容なら妙味。
ブリヂストン(5108) 5,750円 230円 4.0% 景気後退耐性あり。
コマツ(6301) 4,750円 190円 4.0% 建機需要底堅く、押し目有望。

🧩 ポイント:JTが5%台、KDDIが3.7%台に乗れば“配当利回りバリュー買い”として妥当水準。


🧭 戦略:焦らず「VWAP確認」+段階指値

ステップ 対応策
① 初動は見送り 寄り付きは感情的な投げが出やすい。
VWAPやTOPIXの戻りを確認。
② 指値を3段階で設定 例:JTなら 4,200円/4,100円/4,000円 で分散購入。
③ ディフェンシブ優先 通信・食品・電力でリスクを抑える。
④ 二段安リスクを想定 政局リスクや米中ヘッドライン次第で再下落もあり。

🔎 今週の注目ポイント

  1. 米国決算(半導体・金融) — 市場心理のリバウンド材料になり得る。

  2. 為替・金利動向 — 円高トレンドが続くか。

  3. 政局報道の行方 — 高市政権の支持率と政策一貫性がカギ。


🐧 まとめ:恐怖の裏にこそ“静かな買い場”がある

暴落は「崩壊」ではなく、「割安」を照らすスポットライト。

  • 日経先物は**▲2,420円(▲5.08%)**の急落。市場はリスクオフ一色。

  • ただし、ディフェンシブ高配当株は静かに強い

  • JT・KDDI・オリックスを中心に「利回り基準」で淡々と拾うことが、10月の正解に近い。

  • 感情ではなく、数字で判断する週に。

以上です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました