9月末の権利落ちを合図に、株主優待や配当をねらって4銘柄を買いました。
この記事では、10月3日(金)終値での「初動の成績」をまず確認し、そのあとに私が各銘柄を選んだ理由を言葉にしてまとめます。初心者の方にも読みやすいよう、なるべくシンプルに整理します。
目次
1. 今週末(10/3)時点の株価と初動の成績
※手数料・税金は考慮しない概算です。
※購入データは自分の約定明細ベース。
| 銘柄 | コード | 株数 | 約定単価 | 投資元本 | 10/3 終値 | 評価額 | 含み損益 | 騰落率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| トリドールHD | 3397 | 200 | 4,980円 | 996,000円 | 4,738円 | 947,600円 | −48,400円 | −4.86% |
| アステラス製薬 | 4503 | 100 | 1,605.8円 | 160,580円 | 1,624.5円 | 162,450円 | +1,870円 | +1.16% |
| 小松製作所 | 6301 | 100 | 5,099.7円 | 509,970円 | 5,189円 | 518,900円 | +8,930円 | +1.75% |
| オリックス | 8591 | 100 | 3,865円 | 386,500円 | 3,755円 | 375,500円 | −11,000円 | −2.85% |
合計:投資元本 2,053,050円 / 評価額 2,004,450円
含み損益:−48,600円(−2.37%)
📝 ひとこと
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トリドールは権利取り(優待)目的で権利落ち前に購入。その反動で下げが大きく、全体の足を引っ張っているのが現状。
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いっぽうでアステラスとコマツは小幅プラス、オリックスは小幅マイナス。分散の意味は出ていると感じます。
2. 銘柄ごとの「なぜ買った?」と今の見方
🍜 トリドールホールディングス(3397)
私の狙い:株主優待を楽しみつつ、中長期の店舗拡大・ブランド力に乗る。
チェックポイント
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権利落ち前後は需給の振れが大きい(優待取りの反動)。
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外食は景気・コストの影響を受けやすい。
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長期優待の“積み上げ効果”をどう評価するか。
今の所感:短期は想定どおりの下押し。優待価値を“配当相当”として割り切り、4,500円台接近は再検討という温度感。
💊 アステラス製薬(4503)
私の狙い:ディフェンシブ枠。配当を受け取りながら、パイプラインの進捗に賭ける。
チェックポイント
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研究開発・承認のニュースでボラ(上下)が出やすい。
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配当方針の継続性。
今の所感:+1%台で堅調スタート。押し目があれば淡々と積み増し候補。
🏗️ コマツ(6301)
私の狙い:建機サイクルとインフラ投資に乗る“循環株”枠。
チェックポイント
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資源・為替・景気の影響が大きい。
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配当は業績連動気味なので見通しの更新に注意。
今の所感:+1%台。利回りが4%近づく水準が来れば、ルールに沿って機械的に拾いたい。
💼 オリックス(8591)
私の狙い:総合金融のキャッシュ創出力+柔軟な株主還元。
チェックポイント
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金利動向・信用リスク・保有資産の評価。
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自社株買い・配当方針の継続性。
今の所感:−2%台だが想定内。利回りが高まるゾーンではコツコツ拾うイメージ。
3. 今後の「買いの型」(私のルール)
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利回りから逆算して指値を置く(例:目標利回り3.5〜5%)。
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決算アップデート優先:配当見通しが変わったらルールも更新。
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分散は“性格の違う4〜6銘柄”で:ディフェンシブ+景気敏感+金融など。
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優待銘柄は位置づけを明確に:楽しむ枠か、還元実質利回りでの投資か。
まとめ
権利落ちの揺れでトリドール由来の評価損が目立つ一方、他の3銘柄は概ね許容範囲。短期の値動きで結論を出さず、**「なぜ持つのか」**を言語化しておくとブレにくくなります。私はこの4銘柄を、
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優待で楽しむ(トリドール)
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配当で守る(アステラス)
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サイクルで攻める(コマツ)
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キャッシュ創出で支える(オリックス)
という役割で見て、利回り基準での買い増し/見直しを続けます。




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