2025年9月の権利落ちで4銘柄を購入。1週間後の初動と「なぜ買ったか」を整理(トリドール/アステラス/コマツ/オリックス)

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コラム

9月末の権利落ちを合図に、株主優待や配当をねらって4銘柄を買いました。
この記事では、10月3日(金)終値での「初動の成績」をまず確認し、そのあとに私が各銘柄を選んだ理由を言葉にしてまとめます。初心者の方にも読みやすいよう、なるべくシンプルに整理します。


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1. 今週末(10/3)時点の株価と初動の成績

直近購入した銘柄

※手数料・税金は考慮しない概算です。
※購入データは自分の約定明細ベース。

銘柄 コード 株数 約定単価 投資元本 10/3 終値 評価額 含み損益 騰落率
トリドールHD 3397 200 4,980円 996,000円 4,738円 947,600円 −48,400円 −4.86%
アステラス製薬 4503 100 1,605.8円 160,580円 1,624.5円 162,450円 +1,870円 +1.16%
小松製作所 6301 100 5,099.7円 509,970円 5,189円 518,900円 +8,930円 +1.75%
オリックス 8591 100 3,865円 386,500円 3,755円 375,500円 −11,000円 −2.85%

合計:投資元本 2,053,050円 / 評価額 2,004,450円
含み損益−48,600円(−2.37%)

📝 ひとこと

  • トリドールは権利取り(優待)目的で権利落ち前に購入。その反動で下げが大きく、全体の足を引っ張っているのが現状。

  • いっぽうでアステラスとコマツは小幅プラスオリックスは小幅マイナス。分散の意味は出ていると感じます。


2. 銘柄ごとの「なぜ買った?」と今の見方

🍜 トリドールホールディングス(3397)

私の狙い:株主優待を楽しみつつ、中長期の店舗拡大・ブランド力に乗る。
チェックポイント

  • 権利落ち前後は需給の振れが大きい(優待取りの反動)。

  • 外食は景気・コストの影響を受けやすい。

  • 長期優待の“積み上げ効果”をどう評価するか。
    今の所感:短期は想定どおりの下押し。優待価値を“配当相当”として割り切り、4,500円台接近は再検討という温度感。


💊 アステラス製薬(4503)

私の狙い:ディフェンシブ枠。配当を受け取りながら、パイプラインの進捗に賭ける。
チェックポイント

  • 研究開発・承認のニュースでボラ(上下)が出やすい。

  • 配当方針の継続性。
    今の所感+1%台で堅調スタート。押し目があれば淡々と積み増し候補。


🏗️ コマツ(6301)

私の狙い:建機サイクルとインフラ投資に乗る“循環株”枠。
チェックポイント

  • 資源・為替・景気の影響が大きい。

  • 配当は業績連動気味なので見通しの更新に注意。
    今の所感+1%台。利回りが4%近づく水準が来れば、ルールに沿って機械的に拾いたい。


💼 オリックス(8591)

私の狙い:総合金融のキャッシュ創出力+柔軟な株主還元
チェックポイント

  • 金利動向・信用リスク・保有資産の評価。

  • 自社株買い・配当方針の継続性。
    今の所感−2%台だが想定内。利回りが高まるゾーンではコツコツ拾うイメージ。


3. 今後の「買いの型」(私のルール)

  • 利回りから逆算して指値を置く(例:目標利回り3.5〜5%)。

  • 決算アップデート優先:配当見通しが変わったらルールも更新。

  • 分散は“性格の違う4〜6銘柄”で:ディフェンシブ+景気敏感+金融など。

  • 優待銘柄は位置づけを明確に:楽しむ枠か、還元実質利回りでの投資か。


まとめ

権利落ちの揺れでトリドール由来の評価損が目立つ一方、他の3銘柄は概ね許容範囲。短期の値動きで結論を出さず、**「なぜ持つのか」**を言語化しておくとブレにくくなります。私はこの4銘柄を、

  • 優待で楽しむ(トリドール)

  • 配当で守る(アステラス)

  • サイクルで攻める(コマツ)

  • キャッシュ創出で支える(オリックス)
    という役割で見て、利回り基準での買い増し/見直しを続けます。

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