【2025年9月】住友商事が高値!配当140円/年+自社株買いTOB+非資源の底堅さで評価。

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住友商事

皆さんこんばんは。

住友商事の株価がじわじわと強いですね。

住友商事の株価

私も2018/10/31に100株を購入してずっと保有しており、いま評価益が大きく膨らんできました。

この記事では直近の上昇要因を初心者向けに整理しつつ、私の保有状況業績見通し配当方針、そして今から追加で買うべきかをまとめます。


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1) 株価上昇の主因(要点)

  • 株主還元の強化が明確
    2025年度(’26年3月期)の配当方針は年140円(中間70円+期末70円)を継続。
    さらに最大800億円の自己株式取得を決定し、8/1〜9/1にTOB(公開買付け)を実施1株3,380円で712万株を取得。
    残額は来年3月末まで市場で買い付け予定とされています。

  • 1Q決算が堅調&進捗良好
    2025年度1Q(4–6月)の親会社株主利益は1,709億円(前年同期比+446億円)
    通期計画5,700億円に対して**進捗30%**と順調で、通期計画と年140円配当を据え置きました。

  • セクター追い風(商社株人気)
    バリュー株物色の流れや“バフェット効果”、円安による海外利益の円換算押し上げ、加えて非資源事業の底堅さ(食品・流通、不動産、デジタル等)が、資源価格の一部逆風を相殺しながら商社株全体に資金が流入しています。


2) 私の保有状況(参考)

私の保有状況

  • 数量:100株

  • 買付日:2018/10/31

  • 評価額:420,900円(例:終値4,209円×100株)

  • 評価損益:+250,400円(損益率+146.86%

  • 推定取得単価:約1,705円/株

  • 配当の利回り(取得単価ベース)年140円 ÷ 1,705円 ≒ 8.2%(※“保有継続の妙味”)


3) 業績見通し(会社計画の要点)

  • 通期計画:親会社株主利益 5,700億円(不確実性を見込み**▲400億円のバッファ**含む)

  • 1Qの牽引要因:米国タイヤ小売「Midas」売却益、不動産の大型引き渡し、SCSKへのNet One連結効果等。

  • セグメント展望

    • 資源:豪州石炭は価格下落の影響。ただし銅は価格上昇の寄与や新規投資の寄与を見込む。

    • 非資源:不動産、デジタル、物流・小売、農業関連など構造的に堅調

  • 現時点で通期計画・年140円配当は据え置き


4) 配当と株主還元(整理)

  • 2025年度の配当方針年140円(中間70円/期末70円)

  • 配当利回り(足元株価4,209円ベース)約3.3%

  • 自社株買い:上限800億円TOBで712万株取得(買付価格3,380円)、残額は2026年3月末まで市場で買付予定。

  • 中間配当の権利取り:一般に9月末基準。今年は9/28(予定)に権利落ちの見込み。

株価は上昇してますが、まだ3%の配当利回りをキープしての優秀ですね!

なお、住友商事は「累進配当」方針を掲げており、これは「減配せず、安定的に配当を維持・可能であれば増配する」という株主還元戦略です。

近年の配当は年140円で据え置かれていますが、これは単なる横ばいではなく、「不況時でも下げない」という安心感を伴った水準の維持を意味します。
実際に、2021年度に一時減配があったものの、翌年には元の水準にすぐ戻し、その後も安定して140円を維持しています。

これは長期保有を前提とする投資家にとって、将来の配当成長と安定収入の両方を見込める魅力的な特徴です。


5) 追加で買うべき?(私見と判断軸)

結論:基本は“ホールド主体”。積み増しは押し目・分割購入で。

  • バリュエーション:足元はPER 9倍前後/PBR約1.1倍と、極端な割安ではない一方、依然“バリュー寄り”。配当利回りは3%台前半まで低下(=株価上昇の裏返し)。

  • 需給面TOB完了+市場での買い付け継続下支えに。短期の突っ込みは拾われやすい地合い。

  • リスク急激な円高資源価格下落(石炭・原油等)、グローバル景気減速、TOB効果の一巡。

  • 買い方の目安

    • 目線①:**PBR約1.0倍付近(例:3,800〜3,900円台)**までの押し目は段階的に拾う余地。

    • 目線②:利回り3.5%超(=株価が下がる/配当増のどちらか)を一つのトリガーに。

    • すでに保有している私はコアは継続保有、積み増しは小口で分散する方針。


まとめ

  • 配当年140円+自社株買いという強い還元姿勢、1Qの順調な進捗、そして**商社株人気(円安・非資源の底堅さ)**が、直近の株価を押し上げた主因。

  • 既存保有はホールド優先。追加は押し目待ちの分散買いが無理のないアプローチ。

  • 監視指標は為替(USD/JPY)・資源価格(石炭/原油/銅)・自社株買いの進捗

以上です。

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