皆さんこんばんは。少し遅くなりましたが、キャノンの決算が好調ですね!
2025年7月24日に発表されたキヤノン(7751)の第2四半期決算は、増益・増配・自社株買いの三拍子がそろうポジティブな内容でした。
私自身もキヤノン株を保有しており、本日も株価が上昇したことを受けて、改めて同社の魅力をブログで紹介したいと思います。
目次
■ キヤノンの最新決算ハイライト(2025年1月〜6月)
| 指標 | 実績値 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2兆1,986億円 | +2.0% |
| 営業利益 | 2,143億円 | +8.0% |
| 純利益(親会社株主帰属) | 1,559億円 | +4.1% |
| 1株あたり中間純利益 | 169.16円 | +10.9% |
👉 上期売上は過去最高を記録しており、構造改革の効果が着実に数字に表れています。
■ 株主還元強化:配当+自社株買いが充実!
キヤノンは2025年12月期の年間配当金を160円(前期比+5円)に増配すると発表。これは、コロナ前の水準(2019年)に復帰した形です。
| 年度 | 年間配当金 | 増配幅 | 配当性向目安 |
|---|---|---|---|
| 2024年 | 155円 | – | 約47% |
| 2025年(予) | 160円 | +5円 | 約50% |
さらに、自社株買いも2,000億円規模で実施済みと発表されており、資本効率の改善と株主還元姿勢が際立っています。
■ 私の保有状況、配当利回り・実績比較(2025年7月末時点)
| 項目 | 実績 |
|---|---|
| 保有株数 | 200株(私の場合) |
| 買付平均単価 | 2,886円/株 |
| 現在株価 | 4,300円/株 |
| 評価益 | +141,400円 |
| 配当利回り(取得ベース) | 約5.5% |
※配当160円 ÷ 取得価格2,886円 × 100 = 5.54%
キャノンは高配当でありながら株価上昇も狙える、まさに「二兎を追う」銘柄です。
■ 成長分野の好調:イメージング・医療・AI関連
今回の決算では以下の分野が成長をけん引:
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イメージング事業:EOS Rシリーズなど新製品好調。動画・Vlog需要にも対応。
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ネットワークカメラ:セキュリティ・工場監視などで安定成長。
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医療機器:米国や新興国で販売堅調。
これらの事業は、景気変動に強く中長期の成長が期待できる点で、安定した配当の裏付けとなっています。
■ 投資家としての見解:安心して持ち続けたい一銘柄
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キャノンは、業績の安定性・高い配当利回り・還元姿勢がそろった良質銘柄。
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保守的な業績見通し(売上+2%、営業利益+3.4%)ながらも、構造改革による利益率改善に期待。
私自身、当初は配当目的で購入しましたが、業績の上方安定と配当利回りのバランスが非常に魅力的であり、今後も長期保有を前提にしています。
■ 今後の注目ポイント
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年後半のカメラ新製品動向と生成AI向け装置の販売
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米国関税の動向と為替の影響
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追加の株主還元(自社株買いの第2弾?)







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