本日、商船三井から1株あたり180円の期末配当金が支払われ、100株保有の場合、18,000円が口座に振り込まれました(2025/6/25付)—税引前の金額です📥。
目次
税引後の手取り額は?
課税口座(特定/一般)で保有している場合、配当金には約20.315%(所得税+復興特別所得税15.315%、住民税5%)の税金がかかります。
今回の税引後の入金額は14,344円です。
私の商船三井株保有状況
私は商船三井の株を100株昨年購入して以来保有しております。
購入時点から大きく評価損が出ており、配当金も多いので良い銘柄ですね。
海運事業は、割とボラティリティーが高い気がするんですけども、他の銘柄と合わせて持つことで異なった動きをするのでとても購入して良かったなと感じています。
最近の決算・業績見通しまとめ
指標 | 2025年3月期(実績) | 2026年3月期(予想) |
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売上高 | 17,754億円(+9.1%) | 約17,000億円(−4.3%) |
経常利益 | 4,197億円(+62%) | 約1,500億円(−64%) |
当期利益 | 4,254億円 | 約1,700億円 |
1株益(EPS) | 1,186円 | 495円 |
1株配当 | 360円(中期180+期末180) | 150円予想 |
配当性向 | 30.3% | 30.5%予想 |
ポイント解説:
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2025年3月期にかけてコロナ特需の恩恵で業績は急拡大し利益が約2.6倍に 。
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これに伴い、2025年度配当は中間+期末で合計360円に<←過去最大水準>
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しかし、2026年3月期は業績が急反落の見通しで、利益は前期比−64%、配当は150円に大幅減配と予想
配当方針と見通し
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中期経営計画(2023〜2025年度)では、**配当性向30%**を目指し、海運市況が落ち込んだ局面でも一定水準の配当を維持する「下限配当150円」
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直近の株主総会では、27年3月期以降の下限配当水準のさらに引き上げ検討を明言
➡️ 業績が安定すれば、今後は配当の“下振れリスク”が抑制され、むしろ業績改善期には還元が上振れする体制に。NISA投資との相性も良好ですね 。
高配当銘柄としての強み比較
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2025年期の配当利回りは約6%(予想)
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海運3社と比較しても最上位水準:
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商船三井:5.9~6.4%
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日本郵船:約5.3%
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川崎汽船:約4.8%
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海運株としては息の長い高還元姿勢がファンドや個人にも評価されており、アナリストの目標株価も6,300円前後と上方修正が入ってきています
投資家にとっての注目ポイント
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税引き後手取りの明確性
→ 実際に振り込まれた14,344円は、100株保有の実感に直結。 -
中期配当方針の透明性
→ 30%以上の配当性向&150円下限の安定姿勢。 -
海運好況時の還元上振れ
→ 業績次第で360円以上の配当も可能。 -
逆に業績落ち込みへの備えあり
→ ただし業績悪化局面で配当が減るリスクは現実的。 -
NISAなら税金ゼロ!
→ 長期投資ならNISAで持てば税メリット大
まとめ:今後の注目ポイント
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✅ 27年3月期以降の下限配当引き上げの是非
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✅ 米中関係や運賃・保有船収益の推移
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✅ LNG船など戦略船隊の強化効果
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商船三井は、好業績期の収益を余すことなく配当に反映し、さらに市況悪化に備えた「守り」と「攻め」のバランスをとれた稀有な海運銘柄です。今回の受け取りは小額かもしれませんが、長期保有スタンスで見れば、ご褒美の一歩。その経営理念と実績に注目しながら、次なる配当ステージへ目を向けていきたいと思います💡。
ご参考になれば幸いです!
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