皆さんこんにちは。
先月私のロボアドTHEOの状況はかなり悪化しておりました。
▼先月実績

【2025年4月】相互関税でロボアドTHEOはどうなった??/1,472,892円 +324,795円 (+28.24%)
今回は、5年以上継続しているロボアドバイザー「THEO」の実績について、2025年4月時点の最新状況をお伝えします。1. 2025年4月の資産状況相互関税発動などの市場混乱を受け、先月と比較すると評価額は減少しています。 日本円建て: 1,...
ただ2025年5月、米中間の関税緩和合意が市場に安心感をもたらし、株式市場は急速に回復しました。
S&P 500は4月の急落から反発し、年初来の損失を取り戻す勢いを見せています。
このような市場環境の中、ロボアドバイザー「THEO」のポートフォリオも評価額を大きく伸ばし、先月比で約11%の増加となりました。
以下では、THEOの最新運用状況と市場動向を詳しくご紹介します。
しているロボアドバイザー「THEO」の2025年5月時点の最新状況をご報告します。
目次
1. 2025年5月の資産状況
市場の混乱がやや落ち着き、先月から評価額は大きく回復しています。
- 日本円建て: 1,617,962円(+459,863円 / +39.64%)
- 前月比 +145,070円(+11.40ポイント)
- ドル建て: $11,105.51(+1,754.28ドル / +18.73%)
- 前月比 +908.96ドル(+8.90ポイント)
2. THEOのポートフォリオ(2025年5月)
現在の資産配分は以下の通りです。
- グロース:約63%(前月比 +2ポイント)
- インカム:約27%(前月比 -2ポイント)
- インフレヘッジ:約9%(前月比 -1ポイント)
- 現金等:約1%
グロースセクション(株式)
略称 | 連動指標 | 評価額 | 損益 | 前月比較 |
---|---|---|---|---|
VTV | 米国の大型割安株 | 349,679円 | +44,761円 | +49,993円 |
VUG | 米国の大型成長株 | 300,923円 | -16,905円 | +45,759円 |
VGK | ユーロ圏の大型株 | 186,052円 | +29,805円 | +22,727円 |
VWO | 新興国全体の株式 | 111,144円 | +8,425円 | +14,212円 |
EPI | インドの株式 | 47,524円 | -1,873円 | +4,530円 |
EWJ | 日本株 | 21,067円 | +2,395円 | +2,514円 |
グロースセクションでは米国割安株(VTV)と米国成長株(VUG)が大幅に回復しています。
インカムセクション(債券)
略称 | 連動指標 | 評価額 | 損益 | 前月比較 |
LQD | 米ドル建て投資適格社債 | 109,020円 | -5,273円 | +2,596円 |
SJNK | 米ドル短期ハイイールド社債 | 87,938円 | +5,440円 | +7,072円 |
VMBS | 米国政府機関住宅ローン債 | 86,479円 | +3,280円 | +7,835円 |
TLT | 20年超の米国債 | 62,698円 | -4,778円 | +12,765円 |
VGSH | 1-3年の米国債 | 51,111円 | -1,308円 | +8,787円 |
IGSB | 1-3年投資適格債 | 45,639円 | -1,162円 | +8,219円 |
債券セクションも総じて回復基調にあります。
インフレヘッジセクション(実物資産)
略称 | 連動指標 | 評価額 | 損益 | 前月比較 |
XLRE | 米国リート(不動産株) | 60,447円 | +8,117円 | +5,007円 |
VTIP | 米国の物価連動国債 | 29,051円 | +2,487円 | -13,937円 |
IAU | 金(現物) | 26,631円 | +8,397円 | +712円 |
SHY | 1-3年の米国債 | 12,008円 | -172円 | 新規追加 |
IXC | 世界のエネルギー株 | 11,375円 | +1,610円 | +1,243円 |
SLV | 銀(現物) | 4,314円 | +1,199円 | +229円 |
インフレヘッジセクションではリートや金が引き続き堅調です。
市場概況
- 米中の相互関税発動を受け、米国株を中心に市場全体が調整
- ユーロ圏、新興国市場にも影響が波及
- 債券市場では長期債が大きく下落
- 金などの安全資産には資金流入
今後の見通し
- 米中関係など地政学リスクによる短期的なボラティリティは継続
- インフレや利上げ動向が今後の鍵
- 分散投資を継続し、リスクを抑制
4. まとめ
THEOは運用7年目を迎え、今回の市場調整にも落ち着いて対応しています。
- 手数料は引き続き課題だが、長期分散投資のメリットは健在
- つみたてNISAを主軸に、THEOはサブとして毎月1万円の積立を継続
- 市場の「平均回帰性」を信じ、冷静な資産形成を続けます
以上、2025年5月のTHEO運用状況でした。
引き続き、市場の動きを見守りながら資産形成に取り組んでいきます!
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