【2025年3月期決算】あおぞら銀行、黒字転換もまだ道半ば?配当と来期見通しを解説!

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あおぞら銀行

こんにちは、投資ブロガーの○○です。本日は、私も保有している「あおぞら銀行(8304)」の2025年3月期決算についてご紹介します。昨年は大赤字で心配の声もありましたが、果たして今年はどうだったのか…?

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2025年3月期 決算ハイライト

あおぞら銀行の2025年3月期決算

まずは全体の数字から。

  • 経常収益:2,314億円(前年同期比▲6.0%)

  • 経常利益:176億円(前年▲548億円の損失から大幅改善)

  • 当期純利益:205億円(前年は499億円の赤字)

つまり、見事に黒字転換!一番の要因は、国債等債券の損益が前期▲186億円から今期は+20億円へと大きく改善したこと。そして、与信関連費用(貸倒引当など)が大幅に減少した点も効いています。

セグメント別の利益動向(2025年3月期)

あおぞら銀行は、以下の6つのセグメントで事業を展開しています:

セグメント名 ビジネス利益(億円) 増減理由など
法人営業グループ 67 安定的に黒字を維持
ストラクチャードファイナンス 225(▲53) 貸出需要鈍化で減益
インターナショナルビジネス 96(▲15) 海外貸出の減少が影響
マーケットグループ ▲38(前年▲460) 債券損失の改善で大幅赤字縮小
カスタマーリレーション ▲17(前年▲29) 個人顧客向けサービス改善が寄与
GMOあおぞらネット銀行 ▲4(前年▲34) 成長フェーズで赤字幅縮小

特に目立ったのはマーケット部門の回復ネット銀行の改善。一方で、インターナショナル部門はやや調整局面に入っている印象です。

配当と株主還元

あおぞら銀行の還元と業績予測

  • 年間配当金:79円(前年76円 → 増配!)

  • 配当性向:51.2%

  • 来期予想配当:88円(再び増配予想)

安定配当を掲げてきた同社が、赤字を乗り越えてしっかり配当を出している点は好感。今期は第三者割当増資も実施して資本増強しており、株主還元と財務健全性の両立を目指しています。

2026年3月期 業績予想

あおぞら銀行の業績予測

会社予想は以下の通り:

  • 経常利益:300億円(+70.8%)

  • 当期純利益:220億円(+7.2%)

  • 1株利益(EPS):158.98円

強気というより「徐々に回復軌道に乗せていく」イメージ。特にマーケット部門の黒字化が進めば、上振れの可能性もあるかもしれません。

今後の注目ポイント

  • 米国オフィス市場の回復動向(貸倒リスクのカギ)

  • GMOあおぞらネット銀行の黒字化タイミング

  • ストラクチャードファイナンスの収益改善

特に、海外不動産ノンリコースローンに関しては、まだ慎重な見積りをしているようで、2025年度中の安定化が見込まれているものの、リスクは依然として高めです。

私のあおぞら銀行 保有状況

  • 評価額:199,100円

  • 損益:▲187,700円(▲48.53%)

  • 保有株数:100株(取得日:2018/08/16)

いやー、かなりの含み損です(笑)。ただし、配当をもらいながらじっくり構えてきた銘柄でもあります。

私のあおぞら銀行保有状況

日産自動車と星野リゾートリートを合わせて800,000円程度の評価損です。。

まとめ

2025年3月期のあおぞら銀行は、黒字転換・増配とポジティブ材料が多い決算でした。とはいえ、米国不動産関連など外部環境の不安も抱えており、慎重な目線も必要です。

個人的には「減配さえなければOK!」という気持ちで長期保有を継続予定です。

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