【2025年3月】日経平均高配当株50指数とは? NISA対応の高配当投資信託!

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コラム

最近、高配当株への注目が高まり、「日経平均高配当株50指数」が約8カ月ぶりの高値を更新しました。

高配当株にマネー、指数8カ月ぶり高値 権利取り活況 - 日本経済新聞
18日の東京株式市場では高配当株の上昇が目立った。日経平均株価の採用銘柄のうち配当利回りが高い50銘柄で構成する「日経平均高配当株50指数」は5日続伸し、約8カ月ぶりの高水準となった。3月期企業の配当の権利取りを狙った買いが活発化している。...

本記事では、日経平均高配当株50指数の特徴や構成銘柄の傾向を解説し、この指数に連動する 「Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)」 のメリット・デメリットを整理します。


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日経平均高配当株50指数とは?

特徴

日経平均株価の構成銘柄のうち予想配当利回りの高い50銘柄で構成
配当利回りのウエート方式を採用(単純な時価総額加重平均ではない)
年1回(6月末)に定期見直し
採用銘柄のウエートは5%以内(特定銘柄に依存しない)

この指数は、日本経済新聞社が算出し、 高配当株に特化 したインデックスとして人気を集めています。

指数情報 - 日経平均プロフィル
日経の指数公式サイト。日経平均株価をはじめとした日本経済新聞社が算出、公表する指数に関する情報を提供いたします。

採用銘柄の傾向

高配当株50指数に採用される銘柄の特徴を見てみましょう。

業種構成(上位)

  • 銀行業(12.0%)
  • 海運業(9.3%)
  • 保険業(8.9%)
  • 鉄鋼(8.7%)
  • 輸送用機器(8.0%)

銀行、海運、鉄鋼、保険など 景気敏感セクターが多い のが特徴です。

市況による株価変動は大きいですが、高配当を出しやすい業種が並びます。

上位構成銘柄

銘柄 業種 配当利回り
武田薬品工業 医薬品 4.6%
日本製鉄 鉄鋼 5.0%
みずほフィナンシャルG 銀行業 3.3%
日本たばこ産業(JT) 食料品 4.7%
ソフトバンク 通信 4.3%
商船三井 海運業 5.4%

高配当で有名な JTや商船三井、日本製鉄 などが含まれており、 配当利回りは4%〜5% の銘柄が中心です。


Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)の特徴

この指数に連動する投資信託として 「Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)」 があります。

基準価額11,497円 ↑ (25/03/19 現在)

日経平均高配当株50指数に連動するインデックス型投信
奇数月(年6回)に分配を実施
信託報酬は年率0.10725%と低コスト
配当利回り4.0%(2024年12月時点)
購入時手数料なし

奇数月分配型 なので、定期的に分配金を受け取れるのが特徴です。

分配金は100円


メリット・デメリット

✅ メリット

高配当銘柄に分散投資できる(個別株よりリスク分散)
奇数月分配型なので定期的にキャッシュフローを得られる
信託報酬が0.10725%と低めで長期投資向き
購入時手数料が無料(コストを抑えて投資可能)
NISA枠での投資が可能(税制メリット)

特に 「定期的な分配金」+「低コスト」 という点で、 配当狙いの投資家には魅力的 な選択肢です。

⚠️ デメリット

⚠️ 景気敏感株が多く、相場の影響を受けやすい
⚠️ 分配金の一部が元本払戻し(特別分配)になる可能性がある
⚠️ 分配金には課税されるため、個別株の配当より税制上不利な場合も
⚠️ 成長株に比べると、値上がり益は期待しにくい

景気敏感株の比率が高いため、 市況が悪化すると株価下落リスクが高まる 点は注意が必要です。


まとめ:このファンドはおすすめか?

✔︎ 高配当株投資をしたい人にはおすすめ!

  • 定期的な分配金を得たい
  • 低コストで分散投資をしたい
  • NISA枠で税制メリットを活かしたい

✔︎ 値上がり益を狙う人には向かないかも

  • 成長株中心の投資をしたいなら他の選択肢も

日経平均高配当株50指数は、高配当株投資に適したインデックスですが、 景気敏感株が多い点はリスク要因です。「Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)」は 分配金を重視する投資家 にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

つみたてNISAにも対応しているので、高配当株に興味がある人にはオススメですね。

以上です。

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