【書評】まずは論点を立てること!とりあえずは炎上【「答えのないゲーム」を楽しむ 思考技術】

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コラム

みなさん、こんばんは😃
今日は、「答えのないゲーム」を楽しむ 思考技術 単行本(ソフトカバー) – 2022/12/8 高松 智史 (著)を読んで、感じたことをまとめてみました!

Bitly
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学校の勉強と違って、社会は答えがない課題に溢れている

本書の目的として、
・学校の勉強のように、答えがある課題
・社会で立ち向かうべき、答えがない課題
のうち、後者にどう立ち向かっていくべきかを説いた本です。

コンサルタントでもある著者が、実際の使っている
答えがない課題に対する取り組み方を学ぶことができます

まずは論点を立てること

私がこの本を読んで感じたことをネタバレしない限りでお伝えすると、
まず問題に直面した時に、論点を立てることを実施することが大切と学びました。
答えがない課題だからこそ、自分で課題の答えを立てることで、ゴールができると感じました。

本書では、その論点の立て方から解決の糸口の立て方を解説しております。

さまざまな課題に応用できる思考技術

また本書で得た技術を活用すれば、仕事だけではなく、
・クライアントとどうプロジェクトを進めるべきか。
・コロナ禍で次にどのような施策を行うべきか。
・賃貸か、持ち家か。
・今日をどのように過ごせばベストか。

など何にでも応用できると感じました。

何事もまずは論点・ゴールを定めて、そこに対してアプローチするだけです。

まとめ

この書籍を読んで、

・とりあえずではなく、まず論点を考えること

が大切であることが身に染みて感じました。

普段、意識しないと惰性で過ごしてしまっていますが、一度立ち止まって論点・仮説を立てて考えることで、人間関係や普段の生活が楽しくなる本だと思います。

Bitly

▼書籍情報

――答え=正解のない課題にどう立ち向かうか?――

★3000人以上に「考え方」を教えてきた元戦略コンサルの著者が記す思考の秘訣!
★この1冊で「考えること」が楽しくなる!
★ベストセラー『変える技術、考える技術』『フェルミ推定の技術』の著者、待望の4冊目!

(本書の内容)
第1章「答えのないゲーム」の戦い方をしませんか?
▼「答えのないゲーム」にはこの3ルール
①「プロセスがセクシー」=セクシーなプロセスから出てきた答えはセクシー。
②「2つ以上の選択肢を作り、選ぶ」=選択肢の比較感で、“より良い”ものを選ぶ。
③「炎上、議論が付き物」=議論することが大前提。時には炎上しないと終われない。

第2章「示唆」
▼ファクトから示唆=メッセージを抽出するためのキーワード
①「見たままですが」
②「何が言えるっけ?」
③「それは何人中何人?」

第3章「B◯条件」
▼炎上を回避し、議論を健やかにする思考技術
①A(自分の意見)とB(相手の意見)を真っ向から対立させて議論してしまうと、「答えのない」ゲームにおいては、「水掛け論」になってしまう。
②だからB(相手の意見)を直接否定してはいけない。相手の意見を直接否定した瞬間に水掛け論に突入する。
③だからB(相手の意見)が○となる(成立する)「条件(b)」を提示して、その「条件」を否定(a)する。

第4章「ゲーム&ゲーム」
▼思考プロセス、問題解決プロセスを体得する

①論点を立てる。
②ファクトから示唆を抽出する。
③仮説をつくる。
④仮説を検証する。

第5章「5つのゲーム感覚」
▼「答えのないゲーム」とその先へ
①答えのないゲームVS答えのあるゲーム
②ボジョレー思考VSロマネコンティ思考
③理解ドリブンVS暗記ドリブン
④100分の70VS100分の3
⑤アーティストモードVSクリエイターモード

著者紹介

高松智史
一橋大学商学部卒。NTTデータ、BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)を経て「考えるエンジン講座」を提供するKANATA設立。本講座は法人でも人気を博しており、これまでアクセンチュア、ミスミ等での研修実績がある。BCGでは、主に「中期経営計画」「新規事業立案」「組織・文化変革」などのコンサルティング業務に従事。YouTube「考えるエンジンちゃんねる」の運営者でもある。
著書に、ベストセラー『変える技術、考える技術』(実業之日本社)がある。

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