キヤノン(7751)2021年12月期決算を発表。期末配当金は55円(年間100円)

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キヤノン

本日、2022年1月27日にキヤノンが、2021年12月期決算を発表しました。
結果として、

・当期純利益:3兆5,134億円(前年比+11.2%)
・当期利益:2,147億円(前年比+157.7%)
と昨年比で増収増益となりました。

早速、詳細を見ていきましょう。

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キヤノンの2021年12月期の実績は?

キヤノンの2021年12月期の決算では、ご覧の通り売上高・営業利益ともに増収増益となりました😃
また、1株あたりの利益(EPS)も205.35円と上々です。

キヤノンの2021年12月期決算資料より

キヤノンの2021年12月期決算資料より

キヤノンのセグメントごとの実績は?

キヤノンは下記の4つの事業セグメントに分かれています。
セグメントでの集計すると下記の通り、全セグメント増収増益となりました😂

キヤノンの事業セグメント

各事業の業績は下記の通りです。

キヤノンの事業セグメントごとの決算

キヤノンの地域ごとの実績は?

キヤノンは、日本国内の売上・利益は全体の25%程度に過ぎません。
今後人口減少が予測されている国内ではなく、海外に軸足がありむしろ安心できる企業と思っております。

キヤノンの地域別実績

キヤノンの2022年12月期の予測は?

キヤノンは来期である2022年12月期予測も開示しておりますが、全セグメント増収増益と予測しており強気です😃

キヤノンの2022年12月期決算予測より

キヤノンの配当金について

2021年12月期のキヤノン配当金は、前期45円・期末55円の年間100円の配当金で確定となりました。
配当性向は昨年までは100%を超えておりましたが、今期は48.7%と健全になりました。
ただ一昨年までは160円程度の配当でしたが、大きく減少したことは否めません。

キヤノンの配当金推移

キヤノンの株価は?

キヤノンの株価は、1月下旬の株価下落に釣られて下落傾向です。
良い業績も株価に見込まれており、サプライズ高とはなりませんでした。

キヤノンの株価推移・現在値 2,694.5円 -81 (-2.92%)

キヤノンの今後は?

キヤノンはコロナで一時的に大きく業績が落ち込みましたが、昨年以降でまさにV字回復となっております😂
また、キヤノンはプリンターなどでは今後は業績は良くないだろうと思われている方もいるかもしれませんは、
私はキヤノンの将来性を感じております。
個人的な感覚ではありますが、各事業下記のような価値があると思います。

■プリテンィグ事業
今後も印刷の需要は、底堅い。コロナでも需要が戻っていることが証左。

■イメージング事業
ネットワークカメラのスマートシティ、工場での工程管理への利用が増える。
顔認証や画像認証などカメラの技術を使った製品などは今後もなくならないと思われる。

■メディカル事業
コロナ禍でも肺炎などの診断で、CTスキャンなどの需要が底堅い。

■インダストリアル事業
半導体などの需要は今後も底堅い。よりハイエンドなものが求められると思うので、高い技術に需要あり。

まとめ

キヤノンはコロナを超えて業績の回復を果たしました!

・新規事業への取り組みも積極的
・将来性のある事業展開
・株主還元・配当金に積極的
・海外に軸足を置いた業績

などとても良い企業と思います。

現状、-106,550円(-28.34)と大きく評価損状態ですが、今後もホールドしていきます。

私のキヤノンの保有状況(-106,550円(-28.34))

以上です。

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