【2020年3月】キヤノンより期末配当金6,375円いただきました。年間配当利回りは6.55%予測

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キヤノン
キヤノンの過去20年間の株価推移

2020年3月30日にキヤノン(7751)より2019年12月期決算配当金をいただきました。
昨年と同様の1株あたり80円の配当でした。
100株保有のため税引き後の手取り配当金は6,375円でした。

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キヤノン2019年12月期期末配当金は、税引き後6,375円

100株保有のため、税引き後の配当金は6,375円でした。

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保有株数:100株
1株あたりの配当金:80円
税引き前配当金:100株×80円=8,000円
税金などの控除:1,625円(20.315%)
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税引き後配当金:6,375円(@63.75円)

キヤノンの税引き前配当利回りは6.55%

キヤノンの本日時点の税引き前配当利回りは6.55%です。

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年間税引き前配当金:80円×2回=年間160円
年間税引き後配当金:63.75円×2回=年間127.5円
現在株価:2,441円(20/03/30 15:00)
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税引き配当利回り:6.55%
税引き配当利回り:5.29%

となります。

税引き後でも5%を超えています。

また、キヤノンの配当金は年間160円をめどで継続しております。

キヤノン(7751)の2019年12月期業績は?

2019年12月期のキヤノン業績は、昨年比で大幅な減収減益となりました。

▼キヤノンの2019年12月期損益計算書

2019年12月期決算資料より・全社

売上高は、前年比9.1%減少の3兆5,933億円、
純利益は、前年比およそ50%減の1,251億円、となかなか苦しい状況です。

▼キヤノンの2019年12月期事業セグメント別売上・利益

2019年12月期決算資料より・事業別

事業セグメント別でみると、メディカル以外のセグメントは苦しい状況です。
イメージング事業はカメラ市場の縮小に伴い下げが続きます。

オフィス事業も効率化ニーズをとらえたカラー機が堅調に推移した一方で、
欧州や中国の景気減速影響を受けたレーザープリンターの本体や消耗品の販売減が響き、
全体でも減収減益となりました。

▼参考:事業セグメントの割合

キヤノンWebサイトより


※2018年12月決算時点

▼キヤノンのキャッシュフロー

SBI証券Webサイトより引用

キヤノンのキャッシュフローについては、3期連続で現金などが減少しておりますが、
フリーキャッシュフローはプラスを確保しているようです。

キヤノンの株価は

上記の通りキヤノンの現在株価は2,441円(20/03/30 15:00)です。
コロナショックの影響もあり、直近で大きく下げています。

キヤノンの過去20年間の株価推移

リーマンショック時とは2115円、
ITバブルの際は、2100円、
と2100円あたりが底値のように見えますが、
今回のコロナショックで2,035円を記録しています(2020年3月17日)。

キヤノンの今後は

2020年12月の業績予測は、増収増益の予測です。

キヤノン決算資料より

カメラの市場は引き続き縮小が予測されるものの、
利益率の高い商品の販売に注力する、ネットワークカメラ、メディカルのCT、半導体関連の採算強化で、
利益率の回復をめざすようです。

ただし、コロナショックの影響は加味されていないため、今後の影響に注意が必要です。

まとめ

キヤノンは2019年、2020年共に苦しい環境が続きそうです。
一方で配当金は160円を維持しており、心強いです。

従来のオフィスプリンター、カメラの販売から新しい事業領域へのシフトが
課題となる局面であり、注視していきたい銘柄です。

以上です。

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