こんにちは。
会社やプロジェクトでチームリーダーをされている方は、自分が本当にリーダーとしての仕事を全うできているか、考えたことはあるでしょうか。
私も小さな会社ですが、1つのチームのリーダーを任せられており、日々悩み、試行錯誤しています。
今回は株式投資ではなく、自己投資という意味で
・私が考えていたリーダー像
・リーダーとして失敗したこと
・今後、目指したいリーダー像
をまとめてみました。
※本職の内容となるため、具体的な内容ではないですが、書ける範囲で描いてみました。
目次
私が考えていたリーダー像
私がはじめてチームのリーダーに任されたのは5年ほど前でした。
チームメンバーも数人で規模も大きくないのですが、はじめは意気込んで
・チームメンバーの抱えている案件を把握する。
・チームの売上を伸ばすために、数字を共有する。
・チームメンバーができてないことを指摘する。
などどちらかというと「管理する」ことをしていたように感じます。
この時点では、リーダーとは「管理する」ことであると考えていました。
リーダーとして失敗したこと
ただこのような方針で進めていくと、チームは空中分解してしまいました。
振り返ると、私のリーダー方針では「管理する」ことだけしており、
・何のために仕事をしているのかというビジョンがなかった。
・管理するだけで、メンバーの根本課題が解決できてなかった。
・メンバーとの意見交換がなく、一方的な会話しかできていなかった。
私自身、「結果」が全てと考えており、それに結びつかないすべての過程はできるだけ省くような仕事をしていました。
目指すべきリーダー像
今回この記事を書くきっかけにもなったのですが、
「宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない。」を読んで、
自分のリーダー像を改めてチャレンジしてみようと思いました。
以下、参考になった点をご紹介します。
賢者型の優秀なリーダーでなくてもいい
リーダーというと他の人よりも優秀で、メンバーを牽引する完璧な人物像が思い浮かびます。
私自身も「こうならなければならない」という思いで臨んでました。
ただ、上記の通りうまくいきませんでした。
そもそもリーダーとは、
「生き方や働き方のハンドルを自分で握っている人」
のことと、本書では定義しています。
リーダーとは、
・チームに与えられた課題に対して、
・自分がどのようにしたいかを発信し、
・チームに一石投じる
ことが役割です。
「しなければならない」ではなく、「どうしたいか(want思考)」で考え、チームを活性化するのが役割です。
例えば、決まりだからやらないといけないではなく、
チームの目標に対して自分はこうしたいと意見を持ち実行することです。
心を揺さぶる存在「シェイカー」を目指す。
また、リーダーとして「こうしたい!」という発信と合わせて、
①Why:なぜそうしたいのか?
②How:どうやってそうするのか?
③what:そのために何をするのか?
の順番でチームに語ります。
特に「①Why:なぜそうしたいのか?」の部分を自分の言葉でメンバーに語ることで、共感や意見出す環境を作ります。
本書では、Appleを例にして、Appleの製品開発には、理念が根本にあることを引き合いに紹介しています。
単純な機能ではなく、「共感」があるからこそ人を動かすことができるのです。
メンバーに完璧を求めない、否定しない。理解する
自分自身のやりたいことを伝えても、チームで別の意見がでてまとまらないことはよくあると思います。
せっかく出てきた意見を否定して、自分の意見を押し付けてしまっては、リーダーとしてうまくありません。
自分が完璧でないことを理解し、相手にも完璧を求めないこと。
優劣や勝敗をつけることに価値をおかず、どうしてそう考えるのかを理解することが大切です。
①相手と同じ視点に立って理解する。
②自分の視点で見えていることを伝える。
③双方の意見を理解して、方針を話し合う
というステップが大切です。
まとめ
完璧な賢者型のリーダーでは、正解探しになってしまい、活発な意見交換は生まれません。
知らず知らずのうちに自分の意見を押し付ける、相手の意見を否定してしまうのではなく、自分も相手も完璧でないことを理解してお互いに意見を出し合い最適解を見つけられるチームが理想です。
完璧でないことがお互いに理解できておれば、失敗しても大丈夫という雰囲気が生まれ活発な議論ができると思います。
私自身本書を読んで、結果を出すために過程を大事にするという考え方が欠けていたことに気づけました。
むしろ過程を大事にした方が、良いものが出来ることを理解すべきですね。
本職の内容に触れられないため、抽象的な内容になりましたが、
リーダー職に悩まれている方は、是非一読をおすすめします。
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