目次
1. はじめに──個人消費回復と株主優待のチャンス
2025年4〜6月期の実質GDP改定値は年率2.2%増(速報値1.0%)と上方修正されました。
前期比でも0.5%増と堅調な伸びを示しました。

特に個人消費が前期比0.4%増に上方修正され、速報値+0.2%を大きく上回ったことが注目ポイントです。
背景には、
・外食産業売上が前年同月比106%に達する
など、客単価の上昇やインバウンド需要の寄与があります。
価格転嫁が進む中でも消費者が外食・サービス利用を増やしており、「優待を活かして実生活に役立つ株式投資」がより現実的な選択肢になっています。
2. 9月末権利確定の注目4銘柄を比較
下表は、9月12日時点の終値ベースで「配当+優待利回り」「優待内容」「狙い方」をまとめたものです。
私のお勧めの外食3銘柄と株主優待が新設されたバファローを加えてみました。
クロス取引でリスクを低くして取れたらなとは思っています。
売り立てができなかったら通常購入するかもしれません。
| アイコン | 銘柄(コード) | 権利月 | 終値(9/12) | 配当利回り予想 | 優待内容(最低株数・回数・長期保有優遇) | 優待利回り目安 | 総合利回り(配当+優待) | コメント & 戦略 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 🍜 | トリドールHD(3397) | 3・9月 | 約5,030円 | 0.21% | 丸亀製麺等の食事優待カード100株・年2回 | 1.19% | 1.40% | ブランド力強いが利回り低め。優待目的ならクロス取引、現物保有は少量・長期見通し重視。 |
| 🍱 | 大戸屋HD(2705) | 3・9月 | 約5,730円 | 0.17% | 食事優待ポイント100株・年2回 | 1.40% | 1.57% | 外食需要回復の波に乗れるがコスト上昇に敏感。優待狙い+値ごろを見て段階買いも。 |
| 🎮 | バッファロー(6676) | 3・9月 | 約3,665円 | 2.18% | デジタルギフト3,000円相当×2回、継続保有で増額 | 1.63% | 3.80% | 総合利回り高く使いやすいデジタルギフト。優待+配当重視なら現物保有推奨。 |
| 🍔 | モスフードサービス(8153) | 3・9月 | 約4,050円 | 0.74% | 優待券500円×年2回(長期保有優遇あり) | 0.49% | 1.23% | 店舗数多く使い勝手良いが利回り控えめ。長期保有優遇を狙う現物保有向き。 |
※優待利回りは「優待金額÷(終値×株数)」の概算。

3. 権利落ち後の押し目を狙う戦略
株主優待銘柄は、権利付き最終日の直前に買われやすく、権利落ち日に株価が下がることが多いのが特徴です。
優待だけ欲しい投資家が売るため、短期的な需給悪化が起こるためです。
外食株は特にこの動きが顕著で、過去のデータでも3〜6%程度の調整が見られます。
消費回復の追い風を踏まえ、権利落ち後に押し目を拾うのも賢い選択肢です。
今回の4銘柄の「権利落ち後のお買い得ライン」目安は以下の通りです:
| 銘柄 | 権利落ち後の目安株価 | 根拠 |
|---|---|---|
| トリドール | 4,800〜4,900円 | 過去データで5,000円近辺から調整あり。利回りを1.6%近くまで引き上げる水準。 |
| 大戸屋 | 5,400〜5,500円 | 外食売上前年比108%などのデータを考慮し、割安感の出るライン。 |
| バッファロー | 3,450〜3,550円 | デジタルギフト+高配当で利回り3〜4%確保ライン。 |
| モスフードサービス | 3,800〜4,000円 | 外食回復+長期優待狙いで魅力的なレンジ。 |
※実際の株価動きは市場環境・逆日歩・出来高などにより変動します。
4. 総括──消費回復+優待活用でリターンを高める
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GDP・外食売上・客単価・店舗数回復のデータは“実態”として存在しており、これが優待銘柄の背景を後押ししています。
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バッファローは総合利回り・使いやすさで突出し、現物保有に値する銘柄です。
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モスフードサービスは優待券が身近で使いやすく、長期優遇が狙える人には現物保有も面白い選択肢です。
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大戸屋・トリドールは利回りが薄めなので、クロス取引で優待だけを取る戦略が安全です。
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権利落ち後の押し目買いを活用すれば、優待+配当で得られる実質リターンをさらに高められます。
以上です。


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