【2026年2月】HSBC株が大幅上昇!含み益+68万円の理由を決算から読み解く!

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HSBC

保有しているHSBCホールディングスADR(100株)が大きく伸びています!

HSBCの株価推移

  • 取得単価:50.57ドル
  • 現在株価:94.20ドル
  • 評価益:約680,000円(+86%)
  • 評価額:約146万円

ここまで伸びるとは正直想定していませんでした。

私の保有状況

では、なぜHSBCはここまで評価されたのか。
直近決算の一次情報をもとに整理してみます。


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1. 2025年通期決算の全体像

HSBCが公表した2025年度の主要数値は以下の通りです。

■ 収益・利益

  • 税引前利益(Reported):299億ドル

  • 税引前利益(除く一時要因):366億ドル(前年比+7%)

  • 売上(除く一時要因):710億ドル(前年比+5%)

  • 純金利収入(NII):348億ドル

表面上は減益に見えますが、これは一時的な評価損や法的引当などの影響です。
本業ベースでは増益であり、売上も拡大しています。

市場が評価しているのは「Reported」ではなく「除く一時要因」の数字です。


2. 銀行としての体力

銀行株を見る上で重要なのは、利益額よりも資本効率と健全性です。

■ 重要指標

  • RoTE(有形自己資本利益率)

    • Reported:13.3%

    • 除く一時要因:17.2%

  • CET1比率:14.9%

RoTE17%という水準は、欧州銀行の中ではトップクラスです。
CET1比率も十分な余裕があり、財務の健全性は高い。

つまり、
「利益の質が高い銀行」として再評価されているのが株価上昇の本質です。


3. 株主還元の規模

今回の決算で特に注目すべきは株主還元です。

■ 配当

  • 2025年通期 普通配当:1株あたり0.75ドル

  • ADR(=普通株5株分)換算:1株あたり3.75ドル

私の保有(100株)では、

年間配当:3.75ドル × 100株 = 375ドル

ドル建て利回りは、

  • 取得価格ベース:約7.4%

  • 現在価格ベース:約4.0%

取得価格で見ると非常に高い利回りです。

■ 自社株買い

2025年に約60億ドルの自社株買いを実施。

配当+自社株買いの総還元規模は非常に大きい。
これが評価倍率(P/B)の上昇につながっています。


4. 株価は割高か?

現在のADR株価94ドル前後での評価を整理します。

  • P/B:約1.4〜1.6倍

  • RoTE(除く一時要因):17%

  • 配当利回り:約4%

銀行株はP/BとRoTEの関係で見るのが合理的です。

一般に、

  • RoTE10%未満 → P/B 1倍割れもあり得る

  • RoTE15%以上 → P/B 1倍超が妥当

HSBCはRoTE17%水準を目標に掲げており、
P/B1.5倍前後は極端な割高とは言いにくい。

ただし、1年前はより低い評価倍率だったため、
現在は「割安放置株」ではありません。


5. なぜ株価がここまで伸びたのか

要因は3つです。

① 高金利環境で純金利収入が高水準
② アジア集中戦略による資本効率改善
③ 株主還元の明確化(配当+自社株買い)

つまり、

「低評価の金融株」から
「高収益の安定銀行」へと評価が切り上がった

これが+86%上昇の背景です。


6. 今後のリスク

  • 金利低下局面への転換

  • 中国経済の減速

  • 地政学リスク

HSBCはアジア比率が高い分、成長もリスクも取り込む構造です。


7. 私のスタンス

現在の水準で追加購入は考えていません。

しかし売却もしません。

理由は明確です。

  • 取得価格ベースで高利回りを確保できている

  • 本業RoTEは高水準

  • 資本は健全

  • 還元姿勢は明確

今は「仕込む局面」ではなく
「育った銘柄を持ち続ける局面」だと判断しています。


まとめ

今回の株価上昇は思惑ではなく、

  • 本業ベース増益

  • RoTE17%水準

  • 強い資本比率

  • 大規模株主還元

これらに裏付けられています。

現在は割安ではないものの、
優良銀行として妥当な評価水準。

私にとっては、
高利回りで仕込めたポジションを継続保有するフェーズです。

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