皆さん、こんにちは。
2025年5月2日にAT&T(ティッカー:T)から配当金を受領しました。
今回は、配当受取の詳細と直近決算、通期ガイダンスに加え、最新の株価をベースにした配当利回り(税引前・税引後)を盛り込み、まとめました。
目次
1. 配当受取の詳細と保有状況
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受取日:2025年5月2日
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税引前配当(1株あたり):0.2775 USD
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総税引前配当額:49.95 USD(0.2775 USD × 180株)
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税引後受取額:36.09 USD
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総控除額:13.86 USD(49.95 − 36.09)
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米国源泉徴収(10%):4.995 USD
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日本国内源泉徴収等:約8.865 USD
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私はAT&Tの株を180株保有しており、少し大きめな評価損が出ております。
高配当ということでおりましたが、ワーナーブラザーズのスピンオフなどネガティブな要因もあり、配当金を受け取りながら塩漬け中という感じです。。
項目 | 数値 |
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保有株数 | 180株 |
平均取得単価 | 32.73 USD |
直近終値 | 27.64 USD(2025/5/2終値) |
含み損益 | –916.20 USD |
2. 配当利回り
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年間配当合計(税引前):1.11 USD(0.2775 USD×4回)
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年間配当合計(税引後):36.09 USD÷49.95 USD×1.11 USD ≒ 0.803 USD
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配当利回り(税引前):1.11 ÷ 27.64 ≒ 4.02%
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配当利回り(税引後):0.803 ÷ 27.64 ≒ 2.91%
高配当銘柄として4%超の利回りを維持しつつ、手取りでは約2.9%となる点がポイントです。
3. 直近決算(1Q 2025)――加入者拡大が収益を牽引
2025年1~3月期の主な業績指標は以下のとおりです。
AT&Tの2025年1~3月期は、通信大手としての基盤を活かしつつ、顧客基盤の拡大に成功した点が際立ちました。売上高は前年同期比+2%の306億USDと予想(302億USD)を上回り、純利益は前年同期比+29.4%の44億USDと大幅増加しました。特に、ポストペイドのワイヤレス加入者が32万4,000人、ファイバー加入者が26万1,000人増加し、ARPU(加入者あたり平均収入)も上向きました。加えて、フリー・キャッシュ・フローは約42億USD(前年同期比+10%推定)で、引き続き配当や自社株買いを支える体力を示しています 。

指標 | 実績 | 前年同期比・注目点 |
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売上高(Total Revenue) | 30.6 十億USD | +2%(予想30.2十億USDを上回る) |
純利益(Net Income) | 4.4 十億USD | +29.4%(前年3.4十億USD) |
調整後EPS | 0.51 USD | アナリスト予想と一致 |
加入件数(Wireless+Fiber) | Postpaid +324,000 Fiber +261,000 |
大幅増加でARPUも改善 |
フリー・キャッシュ・フロー(FCF) | 約4.2 十億USD | +10%(推定) |
光ファイバー網とワイヤレス双方で顧客数を同時に伸ばし、ARPU向上によって売上・利益が市場予想を上回りました。
4. 2025年度通期決算予測――堅実な成長運営と株主還元
AT&Tが示した2025年度の見通しは以下のとおりです。
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調整後EPS:1.97~2.07 USD
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年間配当合計(税引前):1.11 USD
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配当性向:約53~56%(1.11 ÷ 1.97~2.07)
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フリー・キャッシュ・フロー(FCF):16 十億USD超
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ネットレバレッジ:約2.5倍
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自己株式買戻し:Q2以降 合計3 十億USD
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サービス収益成長率:約+1.5%
調整後EPSに対して配当性向約55%はやや高いものの、豊富なFCFと堅実なキャッシュ創出力により維持可能と見られます。
5. 投資戦略と私の見解
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メリット:税引前4.02%・税引後2.91%の高配当+加入者増による成長ドライバー
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リスク:配当性向が高いため、FCF減少時の減配リスク
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現状判断:含み損は続くが、5G・Fiber投資成果と安定配当を信頼し、中長期ホールドを継続
6. まとめ
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配当受取:税引前49.95 USD → 税引後36.09 USD
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配当利回り:税引前4.02%/税引後2.91%
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1Q業績:加入者増が収益・利益を牽引
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通期ガイダンス:EPS 1.97~2.07 USD、FCF 16億USD超、配当性向約55%
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投資判断:高配当と成長戦略の両立を評価し、ホールド継続
以上です。
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