最近では、ほぼすべのネットショップでクレジットカード決済が利用でき、ネットショップでのクレジット決済の割合は、70%程度と言われてます。
ただ、残りの30%は、それ以外の決済方法を利用されています。
仕事柄、ネットショップの制作・リニューアルに携わってみて、決済方法はクレジットだけでよいのか、何を導入すべきか感じたことをまとめてみました。
目次
クレジットカード決済をしない人とは?
そもそもクレジットカードを持ってない
そもそもクレジットカードを持ってない、未成年やクレジットカードを持っていない方も相当数います。
図 クレジットの所持数
そのような方をターゲットとするネットショップでは、当然クレジットカード以外の決済方法を準備しておくべきですね。
不正利用やカード情報の流出が怖い
また、クレジットカードを持っていても不正利用やカード情報の流出を恐れてネットショップでの決済では使いたくないという方も相当数いるのではないでしょうか。
例えば、安価な日用品、食品を扱うネットショップでは、クレジットをわざわざ使うことに抵抗もある方もいるため、別の決済方法があるとより注文につながりやすいと思います。
クレジットの明細・利用履歴に載るのが困る
ネットショップで人にはいえないものを購入したり、店頭で買えないからネットで購入するなどの場合、クレジットカードの利用履歴として載せたくなく、利用を躊躇する場合があるのではないでしょうか。
また、ジュエリーなどの商材の場合、配偶者以外の女性へのプレゼントなどの場合、クレジットカードの利用履歴に載せず、自宅以外で受け取るなどもあり得えます。
ネットショップ担当者目線で考える
実はクレジットカード決済よりも、代引き手数料が割安の場合も。
クレジットカードで決済する場合、決済代行会社やカード会社との契約で、最低でも2%以上の手数料が発生します。
例えば、客単価が50,000円の場合、決済手数料は2%だと、1,000円になります。
その場合、代引き手数料の方がお得で、ネットショップ側としては代引き手数料無料キャンペーンなどを実施すると利益率が改善できる場合もあります。
代金引換以外だと、キャリア決済、後払いを使ってもいいかもしれません。
キャリア決済
docomo,au,Softbankのキャリアの支払いと合算して決済する方法です。
格安スマホを使う方が増えてきたとはいえ、まだまだキャリアを使っている方は多く、
毎月の支払いと合わせて支払いできることは利便性が高いです。
後払い
最近では、後払い決済が増えてきてますね。
注文時・注文後に与信をとり、与信OKの場合にはネットショップから売買代金の債権を事業者が買い取り回収をするサービスです。
ネットショップからすると回収の手間がなくなり、消費者からしても商品が届いてから支払いをすれば良いため安心して決済できます。
ただし、後払いを提供する事業者側のリスクが大きいため、決済の上限金額が5万円程度と少額で手数料も高いという傾向があります。
Vプリカってご存知ですか?
ネットショップの都合上、クレジットカードしか決済方法を準備できない、ということもありますよね。
そのような場合、18歳以上の方に限られますが、Vプリカがおすすめです。
ネットショップ限定のプリペイド型のVisaカードとして使えて、便利です。
VISAブランドが使えるネットショップで使えます。
Vプリカはご存知ない方も多いので、それをサイト上、告知することも手段ではないでしょうか。
商材・ネットショップの客層に合わせた決済方法を準備
結論として、商材・ネットショップの客層に合わせた決済方法を準備することが大切です。
キャリア決済を追加することで、今まで注文されていなかった客層からの注文が入り、
CVRが変わるということも十分にあり得ます。
コメント