2025年12月15日、あおぞら銀行から配当金(1株22円)が入金。
四半期配当を淡々と出しつつ、中間期決算は増益で進捗も悪くない。
一方で、この銘柄の“根っこ”に残る論点(海外不動産ノンリコースローンの与信・引当)は注意ですね。
私の保有状況は100株。
現状は評価損が大きめで、配当をもらいながら「業績の安定性が戻るか」を見極める局面だと考えますが、以下で詳細を見ていきましょう。
目次
決算ハイライト
※対象:2026年3月期 中間期(2025/4/1〜2025/9/30)
| 指標 | 実績 | 前年同期比 | メモ |
|---|---|---|---|
| 経常収益 | 1,171億円 | +1.8% | 収益は微増 |
| 経常利益 | 153億円 | +53.9% | 利益は大きく回復 |
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | 136億円 | +14.2% | 伸びは利益ほどではない |
| EPS(中間) | 98.37円 | (前年差 +5.00円) | 収益性は改善 |
増減の理由
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**投資銀行ビジネス(LBO、ファンド出資など)**が好調で、非資金利益が伸長。青空銀行
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大和証券グループとの提携効果や、GMOあおぞらネット銀行の黒字化など、プラス材料も出ている。青空銀行
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ただし、海外不動産ノンリコースローンは前提の不確実性が高く、状況次第で損益が振れ得る(ここが最大の注意点)。Yahoo!ファイナンス+1
通期予想・修正のポイント
会社予想(2026年3月期)は**修正なし(据置)**です。Yahoo!ファイナンス+1
| 指標 | 旧計画 | 新計画 | 修正 |
|---|---|---|---|
| 経常利益 | 300億円 | 300億円 | なし |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 220億円 | 220億円 | なし |
| EPS(通期予想) | 158.98円 | 158.98円 | なし |
| 年間配当(予想) | 88円 | 88円 | なし |
配当・還元策
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今回入金分は第2四半期配当:22円/株(支払開始日:2025/12/15)。青空銀行+1
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配当方針としては、業績に応じた配当を基本としつつ、(資料上は)配当性向50%程度を意識した運営を掲げている。青空銀行+1
保有状況と株価評価
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 保有株数 | 100株 |
| 現在値 | 2,404円 |
| 評価額 | 240,400円 |
| 評価損益 | -146,400円(-37.85%) |
| 取得単価(逆算) | 3,868円(= (240,400 + 146,400) / 100) |
| 受取配当(税引前) | 2,200円(22円×100株) |
| 税額合計 | 446円(所得税336円、住民税110円) |
| 受取額(税引後) | 1,754円 |
| 予想PER(通期EPS158.98円) | 約15.1倍 |
| 予想配当利回り(年間88円) | 約3.66% |
株価水準の見立て
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利回りだけなら見栄えはする(約3.7%)。でも、ここは「高配当だからOK」で済む銘柄じゃない。Yahoo!ファイナンス+2青空銀行+2
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過去の経緯的に、投資家が一番気にしてるのは “また大きな与信費用が出ないか”。この不確実性が残る限り、バリュエーションは簡単に上がりにくいです。Yahoo!ファイナンス+1
今後の注目ポイント
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投資銀行ビジネスの勢いが「一過性」か「構造的」か(LBO・ファンド関連が鈍化しないか)青空銀行
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海外不動産ノンリコースローンの与信コスト:追加引当・回収・物件処分の進捗(最重要)Yahoo!ファイナンス+1
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提携(大和証券G)の収益貢献が積み上がるか(数字として継続するか)青空銀行
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資本政策(CET1など)と株主還元の整合:還元を守るために無理してないか 青空銀行+1
投資判断・私のスタンス
私の結論は「ホールド(ただし、追加購入は条件付き)」です。
理由はシンプルで、配当だけで負けを取り返すには時間がかかりすぎる一方、ここは「悪材料がもう一段出る」リスクも残るからです。
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押し目買い(ナンピン)をする条件:与信コストが落ち着き、通期利益のブレが明確に小さくなったと一次資料で確認できた時。
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一部撤退を考える条件:海外不動産まわりで追加の大きな損失が出て、配当政策の継続性が怪しくなった時。Yahoo!ファイナンス+1
今の2,400円台を「買い場」と言い切るには、材料がまだ足りない。
配当を受け取りつつ、“正常化の証拠”を待つのが現実的だと思っています。
まとめ
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今回の配当は1株22円(100株で税引後1,754円)。四半期配当が継続している点は素直にプラス。青空銀行+1
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中間期決算は経常利益+53.9%と改善。ただし、利益が増えても与信コストの不確実性が残る限り、安心はできない。Yahoo!ファイナンス+1
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通期予想と年間配当予想(88円)は据置。見た目の利回りは良いが、ここは“配当銘柄”というより“信用回復銘柄”。Yahoo!ファイナンス+1
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私は当面ホールド。追加投資は「悪材料が消えた証拠」が出てからでいい。
以上です。



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